第100話 夕食の後の過ごし方
復活
ハギが起床して夕食を食べ勉強も今日分は終え、昨日ぶりにパズルを解くハギ。
まあそこまでは良かった。
コツを掴んでさあ読もう。
だが、ハギはこの魔法が何なのかわからないらしく、挫折しそうに。
そこで優しくするのが教師なのだが、まあそんな事知らん。そもそも教師じゃないし、教え方は知らんし自己流なのでヒントを与えて考え方を教えた。
これでわかれば習得ってだけ。習得の基準は『考え方』が完全になったら。
ちなみに習得できれば表紙のパズルが初期化され、強制的に本が閉じられる。
まあ不思議。そんな魔法書一体誰が作ったのやら…………作者名は『ヒューモラス』。
ヒューモラスはあれか。日本語に翻訳すると『滑稽』という意味になったはず。
そんなハギを放置して、俺は骨董品な書籍――歴史研究家がみたら大喜びしそうな本を読む。
面白くはないが、暇潰しにはピッタリ。
俺は隅っこで静かに読書する。
家での生活とまったく変わらない。
自身も行動に苦笑しながら、俺は本の世界に入っていった。
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わからない。まったく意味がわからない。
私は魔法書の内容を読み、真っ先に思ったことだ。
魔法としての効果は分かる。
しかし、魔方陣が読み取れない。
ケイに教わっても、ヒントくらいしかくれないし………。
この本に書いてある事を一言で言うと『無から有を生み出す』。
多分魔力を『無』として魔法を『有』と考えればいいと思ったけど、ケイに違うわボケと言われた。
そして解釈から違うじゃねぇか。と、先ほどまで教えてくれたはいいけど――やっぱ『無から有を生み出す』って感じの魔法じゃない?…………あれ? 魔力って『無』じゃないよね。
じゃあなんだろう? 私は考える。
………なんか今の状況が問題とかで一回「これだ!」って思うと、それ以外の答えが出なくなる事態と似てるんですけど。
短くてすいません。後で書き直します。たぶん。
駄文で進行も更新ものろまとか誰も得しませんよね。
その分101話は長くするつもりではあるので、お許しください。
100話記念はあるのか? 期待せずにお待ちください。