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葛藤 ルーフェイア・シリーズ04  作者: こっこ
Chapter:03 転機
24/32

Episode:24

「どうか……したの?」

「してねぇしてねぇ。それよかおまえ、今日も訓練島行くのか?」

 はぐらかして、違うほうへ話を持ってく。

 ルーフェイアは人を疑わない――よくこれで前線にいられたな――から、それ以上突っ込んでもこないで、俺の話に乗った。


「うん。裏の施設……怒られちゃうし」

「倒しすぎで怒られて使用禁止とか、メチャクチャだろ」

 つかこんな理由、聞いたことねぇし。

「またすぐ行くのか?」

「じゃないと……暗く、なるから」


 授業終わってすぐ訓練に行くってなら、シーモア絡みの話は戻ってからってことになる。ウソついてる可能性もゼロじゃねぇけど、こいつの場合すぐ顔に出るから、今回はナシだろう。

「そか、なら早く行ってこいよ」

「うん」

 ぱたぱた、ルーフェイアのヤツが出てく。


「ルーちゃん行かせちゃって、だいじょぶなのか?」

「戻ってきたとこ押さえりゃ、どうにかなるだろ」

 今から行ったとして、戻るのに使えそうな船は、二つか三つだ。

「んじゃその前に、イロイロやっちまおうぜ」

 これにはみんな異論なしだった。


 シエラじゃ放課後もけっこう忙しい。食事は出してもらえっけど、あとはぜんぶ自分でだ。いちおう洗濯も頼めるけど、たまになくなるし、なんせ扱いが荒い。だから俺らくらいになると、自分でやるヤツが多くて順番待ちだった。

 ほかにも予習復習しとかないとヤバいし、自主訓練サボるとおもいっきり落ちこぼれる。

 まぁ今日はさすがに、休まねぇとムリっぽいけど……。


「オレ、教官に『三人で自主練』って言ってくるわ。んで休むって」

「頼むー。んじゃその間に僕は洗濯、当番だからやっとく」

 何日かに一回しか自分の割り当てがねぇから、こういうのは何人かが集まって当番決めて、まとめてやるのが普通だ。


「イマド、先輩とリティのぶんもあるんだよね?」

「あるだろな。俺も寮戻るわ」

 たぶんいつもの場所に、ひとまとめに出してるはずだ。それにもうひとつ、ほっとけねぇモンがある。

 戻って部屋のドアを開けっと、ちっちゃい女の子が奥から飛び出してきた。



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