私の、好きな人
作者、現役女子小学生です!! この話は、私が今、体験している恋愛をちょっとだけ変えて、小説にしたものです。なので、皆さんの思い通りの展開にならないことや、現実で全く進展がない場合、更新が遅れること、お許しください。まだまだ、未熟者ですが、できるだけキュンキュンできる話になるよう、頑張って参ります!
初めて同じクラスになった、彼。近寄りがたい雰囲気で、なんだか怖そう…。
――そんな貴方に恋するなんて…
私、森谷 里津葉。小学6年生。私の学校では、2年に一度、クラス替えがある。それまで、一度も同じクラスにならなかった子も沢山いる。その中の一人に、元原 望、今の私の好きな人…がいる。
彼はクールで、好きな人が居るのかもわからない。でも、彼の周りにはいつも沢山の友達がいて、人気者。噂では、クラスで一番、モテてる…らしい。でも、「アイツのこと好きな女子なんていない」とか、「良かったね、里津葉。ライバルいないじゃん。」とか、実はモテてるの、ウソなのかもしれない。
望とは、全然話したことない。「誰かが呼んでたよ~」とか「これ渡しといて。ーーわかったー。ーーありがとう」みたいな、日常会話はしたことあるけど、いわゆる、「おしゃべり」をしたことがない。他の女子とは、大分、仲良いんだけどなぁ。私も、少しくらい、仲良くなりたい…。
そんなこんなで、望と何の関わりもないまま、一年が過ぎた。ついに、六年生。最高学年だ。あと一年で卒業…早くない?? 卒業までには、仲良くなりたい! 望、好きな人居るのかなぁ? 気になるけど、聞けるわけないし…
この後、とんでもないことが起きた…。とんでもないことって、なんだろう?