34 服を着たままみんなでお風呂②
僕はしっかりとミーリャさんを後ろから泡々にした。
その間に瑛さんとアロもしっかりと泡々になっていた。
アロの体操着もいい感じになっている。
体操着が濡れた上に泡々になって、僕がこれまで経験したことのない楽しい感触になっているものと思われる。
そして、瑛さんの裸セーターもすごく泡々になっていた。
アロはボディーソープを容赦なくかけまくった上に、さらにわしゃわしゃと泡だてまくっていたようだ。
泡で中が見えないほどに泡だっている。
そもそも僕とミーリャさんはスク水なのでそこまで泡立つものではない。
対するアロと瑛さんは普通の服だ。
さらにアロがかけまくっていたのだからすごいことになるのも当然だった。
「瑛さんがすごいことになってます」
「……うんすごい」
僕とミーリャさんは2人同時に息を呑んだ。
いよいよ本日のメインイベントだ。
だが、僕はさっきミーリャさんを差し置いて瑛さんに抱きついてしまった。
今回はミーリャさんに譲らなければならないかも知れない。
あんな泡々な瑛さんを洗う役目を取られるのはくやしいけれど。
僕は先走ったせいでよりおいしい所を取られてしまったみたいだ。
だがそう思ってミーリャさんの方を向くと、ミーリャさんは違うことを考えていた。
「……2人で瑛を挟む」
その発想はなかった。
くっ。やはりミーリャさんはすごい。
発想にどこかトキナさんと近いものを感じる。
『妾も同じことを考えておった』
やはり2人は通じ合っているのだろうか。
僕も2人と同じレベルの思考ができるよう精進せねばならないだろう。
ともかく、方針は固まった。
僕とミーリャさんは向かい合って抱きしめ合い、そのまま瑛さんの方を向く。
そして間を少し開け、瑛さん側の手を2人で差し出した。
「瑛さん、どうぞ中に入って下さい」
僕とミーリャさんは優しく微笑んで瑛さんを招き入れる。
「えっ……マジで?」
2人の変態を前に瑛さんは引いていた。
スク水姿の僕と白スク姿のミーリャさんの間に入るのは勇気が必要なようだ。
「……入って」
ミーリャさんも瑛さんを誘う。
結局、僕とミーリャさんの期待に満ちた顔に負けたのか、恥ずかしそうにしながら瑛さんは僕とミーリャさんの間に入ってきた。
逃がさないようにミーリャさんと僕でしっかりと瑛さんを挟む。
スク水と白スクで裸セーターの瑛さんを挟む素敵なサンドイッチが完成した。
「なんというか……すごいな」
2人の変態に挟まれて瑛さんが声を漏らす。
だが本当にすごいのは瑛さんの方だと僕は言いたい。
ボディーソープで泡々な瑛さんは瑛さん自身が大きなバスタオルのようになっていた。
まさに泡の楽園です。
ただ一つだけ難を言えば、僕の場所は瑛さんの後ろ側だった。
だがこれくらいは仕方がない。
仕方がないので背中を一生懸命洗いつつ、瑛さんのお尻にいっぱいくっつきます。
瑛さんは僕のちっちゃい疑惑の時に多分普通だとフォローをしてくれた。
そのお礼も込めて実際にちっちゃくないことを示すためにもいっぱいくっつくべきだ。
「ちょっ……。あ、あたってる」
「あててるんです!」
「……私もあててる」
とうとう言ってしまった。
と思ったらミーリャさんもあてているようだ。
瑛さんの言ったあたってるはミーリャさんの方についてだったかも知れない。
そのミーリャさんの方は、あてているというかぶつかっているというか、瑛さんの裸セーターな部分とミーリャさんの白スクな部分がせめぎ合ってすごいことになっている。
僕の目の前で大迫力のバトルが展開されていた。
「2人の膨らみがぶつかりあってすごい戦いが展開されているのにゃー!」
横から見ていたアロも大興奮だ。
その後アロはちらっと僕の方を見る。
僕もアロを見る。
持たざる物同士で通じ合う何かがあったような気がした。
『アロも印世も小さくてかわいそうじゃのぉ』
ほっといて下さい。
というかちっちゃいと言えばトキナさんも仲間のはずなのに、ちっぱいなのに。
『妾はそんな小さなことは気にせん! 主も大きさなど気にしなければよいのじゃ』
トキナさんは大きな胸に対するコンプレックスなどは全くないようだ。
むしろ大きな胸を見るとトキナさんは興奮しますしね。
トキナさんにとって巨乳は敵ではなくむしろ獲物であった。
『その最高の獲物を取られてしまったのはくやしいがの。まあそのおかげでこの迫力のバトルが見られておるのじゃが』
確かに、ミーリャさんの丁度いい大きさのものと瑛さんのすごく素敵な大きさのものがぶつかりあって暴れている様はすごかった。
でも僕も混ざりたい! むしろ暴れるその渦中へと手を差し入れたい!
『我慢の限界じゃー』
トキナさんが我慢できずに僕の右手をミーリャさんと瑛さんの間へと差し入れた。
すかさず僕も左手を動かして渦中へと手を差し入れる。
「ごめんなさい! 瑛さんもミーリャさんもすごくて僕もう我慢ができないですっ!」
2人の邪魔をしちゃいけないという想いもあったけど我慢が無理でした。
そうして手を差し入れると……今まで経験したことのない天国がそこにありました。
僕の手が両側から4つの膨らみに挟まれてまさに天国です。
僕は天国に手を差し入れてしまった。
「ちょっ……印世君」
急に手を入れられて瑛さんがびくってなってしまっていたけどもう止められません。
トキナさんも完全にスイッチが入ってしまったようで右手を動かしまくるし、僕の方もスイッチが入ってしまって左手も止められそうにありません!
「……じゃあ私も」
そう言うと、ミーリャさんまで次は僕と瑛さんの間に手を差し入れてきた。
大変なのは瑛さんだ。
瑛さんは僕とミーリャさんに挟まれた上で、さらに4本の手で全身を触られてしまう。
「ちょっ……2人ともだめ。やりすぎだから……」
瑛さんに制止されるも止まることはできなかった。
だって瑛さんがすごすぎるんだもん!
瑛さんのセーターはとんでもなく泡々で、その中もすごくやわらかい。
この感触を知ってしまっては全身くまなく触らざるを得なかった。
こうして僕とミーリャさんは瑛さんを挟んで全身くまなく触りまくる。
しばらくして瑛さんの向きを変え、再び両側から触りまくる。
もちろん向かい合ってくっついた瑛さんの素敵な膨らみも最高でした。
そうして、僕とミーリャさんは存分に瑛さんの素敵さを体感するのであった。
が、さすがにちょっとやりすぎてしまった。
トキナさんもミーリャさんも手練である。
そして僕の腕も結構上がっているとトキナさんは言っていた。
そんな3人が両側から瑛さんに本気を出してしまったのである。
さすがの瑛さんもこれには耐えられなかったようだ。
洗い終える頃には瑛さんはくてっとなってしまった。
「……ごめんなさい」
僕とミーリャさんは瑛さんに謝り、しばらく瑛さんを横に寝かせて休ませます。
裸セーターの上に泡まみれな瑛さんが床に横たわる姿もとても素敵でした。
「にゃ……にゃんて恐ろしい2人なのにゃ……」
一連の様子を横から見ていたアロは驚愕していた。
そんなアロに僕らができることは1つしかない。
僕とミーリャさんは天使のような笑みを浮かべてアロに手を差し出す。
「おいで、次はアロちゃんの番だよ」
僕は優しくアロへと声をかけた。
対するアロはぷるぷるとふるえている。
だがアロはここで怖気づくような娘ではなかった。
「ふ、ふんっ。師匠を倒したからっていい気になるにゃなのにゃ。……師匠は四天王の中でも最弱。アロは簡単にはやられないのにゃ」
四天王のあと二人はどこにいるのだろうか。
ともかくアロはやる気だ。
アロはびくびくしつつも僕とミーリャさんの間に入ってくる。
「……2人でならアロを倒せると本気で思ったのかにゃ?」
ちなみに瞬殺でした。
「2人ともひどいにゃ。最初から本気だったのにゃ~」
これは仕方がない。アロは死亡フラグを立て過ぎた。
トキナさんやミーリャさんに対してそれを行うのはまさに自殺行為であった。
僕個人としてはアロちゃんの体操着をもっと楽しみたかったのですが。
でも短いながらも存分に楽しみましたけどね。
ブルマや体操着がボディーソープでぬるぬるしてとっても楽しい触り心地でした。
ともかく倒してしまったものは仕方がないので、アロも瑛さんの隣に寝かせます。
裸セーターで床に寝かされる瑛さんの隣に泡々体操着のアロが追加されました。
2人とも仰向けでくてっとなっています。すごくイイ!
僕は一仕事やり遂げたような充実した気持ちになりました。
「……残りは私と印世君の2人だけ」
僕は充実した気持ちになっていたけど、まだ戦う相手は残っている。
どうやら、決着をつける時が来たようだ。
『ミーリャは手ごわい。今までと同じでは妾達の方がやられてしまうじゃろう。勝つ方法は1つ。妾と主、2人の心を1つにするのじゃ』
最後の戦いが始まる。
僕とミーリャさんはゆっくりと近づき、互いに体を抱きしめ合った。
ミーリャさんの体も気持ち良すぎるよぉ……。
僕は早くも負けてしまいそうだ。
だが、ここですぐ負けてはトキナさんとミーリャさんの両方に申し訳ない。
僕も頑張ります。
ぴったりと抱きしめ合ったまま、僕とミーリャさんは互いのお尻へと手を伸ばす。
「……ギルドの時は私は不満があった。印世君のホットパンツは確かに見た目はいい。でも触り心地はちょっと残念」
ここで思わぬ告白を聞く。
ギルドの時に僕が穿いていたホットパンツは、ジーパンのような生地のズボンだった。
確かに見た目はエッチだったけど、触り心地はあまり良くなかったはずだ。
対するミーリャさんの黒タイツは本当に最高の触り心地だった。
ミーリャさんぱんつはいてなかったし。
「……でも今は2人とも条件はほぼ一緒」
確かに今は2人ともスク水だ。
色は違うが触り心地と言う面では条件は同じ。
決着をつけるにふさわしい服装と言えた。
この違いが結果にどう影響するかは分からない。
僕に言えるのは1つだけだ。
白スクの上から触る泡々なミーリャさんのぷりんとした感触も最高です!
そうして、最後の戦いが始まった。
「やっぱりすごくいい。……印世君のお尻気持ちいい」
ミーリャさんはやはり僕のお尻がお気に入りのようだ。
触られる方としてもすごく気持ちいい。
ホットパンツの上から触られた時よりも数段気持ちがいい気がする。
さらにミーリャさんは今は両手だ。ギルドの時は左手だけだった。
単純計算で二倍以上の気持ち良さがあるんじゃないだろうか。
『うろたえるでない。気持ちが良いのは向こうも同じじゃ』
トキナさんに言われてミーリャさんの顔を見ると、ミーリャさんもすごく気持ち良さそうな顔をしていた。
顔全体を真っ赤にして、小さく息を吐きつつ僕の方を見ている。
くっ。かわいい。
だが僕も簡単に負けるわけにはいかない。
両手を使えるのはこちらも同じなのだ。
僕はトキナさんと息を合わせてミーリャさんを攻める。
だが攻める両手から伝わってくる感触もヤバイ。
右手だけで触ったミーリャさんの黒タイツの触り心地もやばかったけど、両手で触る白スクの感触もヤバイ! ボディーソープでぬるぬるな分さらにヤバイ!
おかしい。
さわられる感触も両手でさわられて二倍ヤバイのに触る方も両手で触って二倍ヤバイ。
条件はミーリャさんも同じはずだ。
でも全然勝てる気がしない。
そもそも、僕はがんばってもまだトキナさんと同じレベルの動きが出来るまでには成長していないはずだ。
対するミーリャさんは両手とも自分で動かしているので出せる力は100%だ。
トキナさんは心を一つにと言っていたが、今回はそれでは駄目な気がする。
むしろ、卑怯な気もするけど心が一つでないことを逆手に取るべきかも知れない。
『なるほど……それもアリじゃの。今日はそれで行くか』
トキナさんはすぐ僕の考えを理解してくれた。
僕は方針を変え、左手の動かし方を僕本来のものへと戻す。
僕自身のレベルも結構上がっているとトキナさんは言っていた。
その上で、僕とトキナさんでは触り方がだいぶ違う。
今回はそれを有効に使わせてもらおうと思います。
「……さわり方が変わった」
ミーリャさんも気付いたようだ。
ミーリャさんは今、左と右とで全く違った気持ち良さを感じているはずだ。
ミーリャさんは手練だ。
その手腕はトキナさんにも匹敵するほどである。
そして両手ともミーリャさんが動かしているためどちらのレベルも高い。
だがミーリャさん1人で両手を動かしているためどうしても同じような動きとなる。
対する僕の左手と右手は、左右で全く違う動きをしていた。
これは動かしている人間が違うのだから当然だ。
「……右手と左手で動きが全然違う。……すごい」
ミーリャさんが本当に気持ち良さそうだ。
嬉しくなってもっと頑張ってしまいます。
そうして、長い戦いの末に僕とトキナさんはミーリャさんに対して勝利をおさめた。
力が抜けて倒れそうになるミーリャさんを両手で優しく抱き抱える。
「……すごく満足」
くてっとなったミーリャさんの顔はとても幸せそうだった。
僕もすごく幸せな気持ちになってしまいます。
『結局……2対1で戦うような形になってしまったの』
トキナさんは少し残念そうだ。
だがこれはどうしようもなかった。
今の状況では結局僕の体を介するのだから、本当の意味でトキナさんとミーリャさんの決着をつけることはできないだろう。
決着は、封印を解いた後に直接トキナさんとミーリャさんでつけてもらうしかない。
その時は僕も立会人として、戦いの一部始終をハァハァ見届けたいと思います。
ともかく、戦いは終わった。
僕は幸せそうな顔のミーリャさんを優しく床に寝かせる。
白スク姿で床にくてっと仰向けになるミーリャさんも素敵だ。
結局、僕だけが最後に残ってしまった。
だが後悔はない。
3人が目覚めるまで泡まみれで床に横たわる姿を眺めたいと思――あれ?
気付くと、寝ているはずの瑛さんとアロの姿がなかった。
「ふっふっふ……。次は印世がやられる番なのにゃー」
気付いた時にはもう遅く、僕は瑛さんとアロにサンドイッチされてしまった。
2人とも容赦がない。
これは2人を挟んだ時に僕も容赦しなかったので仕方がなかった。
背中に当たる瑛さんの裸セーターの感触はやはり最強だ。
前に感じるアロの泡々体操着の感触もやばい。
アロは背がちっちゃいので僕が上まで攻められることはない。
だがアロはその小さな胸を容赦なく僕の腰へと擦り付けてきた。
僕のおへそ辺りに顔もうずめてぷるぷると振っている。
アロの動きそのものにエッチな感じはなくアロは純粋に可愛かった。
だがそれでも気持ちいいものは気持ちいいし、僕は連戦に次ぐ連戦で、わずかの差でミーリャさんに勝てただけの状態だ。
そもそもその先があることなど想定すらしていなかった。
結局、僕はアロと瑛さんに挟まれ瞬殺されてしまった。
「にゃはははは。印世の方がアロより早かったのにゃ」
くてっとなる僕の上でアロが勝ち誇っていた。
全体の長さで言えば僕が一番長かったと思うのだけど。
でもそんなことどうでも良いくらいに幸せでした。
なんとなく勝つとか負けるとか考えていたけど、勝ったら何かあるわけじゃない。
むしろ負ける状態というのは最高に気持ち良くなってしまってそうなるので、逆にこっちの方こそが最高に幸せなのだった。
そもそも勝ち負けで言うなら僕はトキナさんにはいつも負けている。
『主にしては今日は頑張った方じゃと思うぞ。褒めてつかわす』
トキナさんに褒めてもらえたのは嬉しい。
でも負ける方が幸せと言うことは、僕はいつかトキナさんにも勝ってこのくてっとなってしまう幸せを、トキナさんにもお届けしなければならいと思います。
最高に幸せな気持ちの中、僕は決意を新たにするのであった。
そんな感じで僕はミーリャさんの横に並べられてしまいました。
泡々で横たわる白スクミーリャさんの隣に泡々スク水状態で並びます。
「これは……アリかな」
「アリにゃ! スク水と白スクでくてってなって2人とも良い様にゃ!」
僕とミーリャさんが横たわる姿もなかなかいい絵のようだ。
「……その絵を第三者視点で見れないのが残念」
『本当じゃー』
ミーリャさんとトキナさんはやはり息ぴったりにくやしがっていた。
そのミーリャさんが何か右手を伸ばしてきたので僕も左手を伸ばしてその手を握る。
恋人つなぎで手を繋ぎ、しばらくミーリャさんと見つめ合ったまま放心していた。
「すごいにゃ! まるで事後みたいにゃ!」
一体何の事後なのかと。
思わずツッコミたくなるが、事後と言えばある意味事後で、僕はまだくてっとしていたのでアロにツッコミを入れる気力はなかった。




