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キャラクタークリエイト③

「なんだコレ?」


【ネーム】ミト

【種族】エルフ

【種族Lv】Lv.0

【職業】

【職業Lv】Lv.0

【性別】男

【称号】

【ステータス】

[HP]16/16

[MP]30/30

[STR]8

[VIT]8

[DEX]10

[SPD]12

[INT]14

[MAD]10

[LUK]10

【ボーナスpt】10pt

【アビリティ】

〔魔力Lv1〕〔魔力回復Lv1〕

〔魔力収束Lv1〕〔詠唱速度Lv1〕

〔魔法能力拡大[威力]Lv1〕

〔魔法能力拡大[数]Lv1〕

〔魔法能力拡大[誘導]Lv1〕

〔魔法能力拡大[範囲]Lv1〕

〔消費魔力減少Lv1〕

【スキル】

《ブリッツLv1》

《共通語》《エルフ語》


 《ブリッツLv1》―アビリティ変更しようと属性アビリティだけ削除して偶然発現した謎スキル。

 ブリッツ系は各属性魔法の初期スキルの名称なのは[属性]アビリティを取得した際に発現する事で判断出来る――が、その場合属性を現す言葉が最初に付くはずだ。


「隠しスキル?条件は属性選択無しで魔法発動関連アビリティを全部取得って所か?」


 なら属性アビリティを取得し直せば消えるはずだとアビリティ選択画面に変更する。


 No3267 [無属性]


「今まで無かったよな?」


 其処に先程までは〈No3266 [闇属性]〉までしか無かったはずなのに〈No3267 [無属性]〉の表示がある。

 試しに[火属性]を取得し直すと[無属性]の表示が消える。[火属性]を外すと[無属性]が表示された。


「やっぱり隠しスキルと隠しアビリティだな。最初のアビリティ取得画面に表示が無かったから…魔法発動関連アビリティだけ取得して、一度ステータス確認画面に行ってスキルを先に発現しないとアビリティ取得画面の方には表示されないって事か…」


 敵に合わせて属性選択しないとダメージが減少するって話だったからβテストの段階で属性アビリティ無しで魔法発動関連アビリティだけ取得した人は居なかったのかもしれない。


「となると[無属性]って結構レアなアビリティなんじゃないのか?」


 言いつつ[無属性]を取得するとNo3261[火属性]からNo3266[闇属性]までが暗転して取得出来なくなる。


「二者択一かよ!?」


 どうやら[無属性]を使用するには他の[6属性]は諦める必要があるらしい。


「どうするかなぁ~単一属性しか使えなくなるのは魔法使いとしてはデメリット多そうだよなぁ~」


 敵の弱点属性に合わせて魔法を使い分ける事で得られる魔法使いとしての利点は得られなくなるだろう。


「まっ使うけどな!」


 偶然発見したとはいえレア物っぽいアビリティとスキルだし、βテスト時には使用者は居なかった様だから多少の不利には目を瞑ってでも使うべきだろう。


「俺が使わないと誰も使われないままのスキルになるかもしれないしな」


 製作者だって使えないスキルを態々隠しスキルに設定したりはしないはずだから…不利な点だけでなく利点だってあるはずだ。


「とにかく、発現してスキルとして表示されている以上使えるはずだよな?」


 予備武器より先にブリッツの性能を確認するべきだと思い、再度スキル確認モードに変更する。


「ブリッツ!」


 すると空間に『揺らぎ』の様な物が発生し、先程迄使って試していた他属性のブリッツ同様5㎝程になると標的に向かって飛んでいく。


 バン!


 ドローンに当たったのは判ったが飛んでいく過程で殆ど視認出来なかった。


「他の属性みたく色がついてないからかなり視認し辛いな…味方にも視認し辛くなるのは欠点かもしれないけど…敵に認識され難くなるかもしれないのは利点だな!」


 消費MPが変わらない点とおそらく威力も他属性のブリッツと変わらないと思われる手応えを感じたので十分使えるスキルだろうと俺は判断した。


「さて、[無属性]のお陰でアビリティ枠が5つ空いたな」


 アビリティ統合迄は魔法だけで頑張って、取得する為のptと枠に余裕が出来てから予備武器用のアビリティを揃えるつもりだったが棚ぼたでアビリティ枠が空いたのは助かった。


「距離適性的には弓矢なんだけど…常に片手が長物で塞がるのは動き回るには不便だなぁ~」


 実物を持った事のある人ならわかると思うがそもそも和弓やアーチェリーは跳んだり走ったりしながら射てる様な代物では無いのだ。辛うじてモンゴル遊牧民が使っていた様な短弓(馬上弓)なら動きながらでも使えるレベルかもしれないが…


「経験も無い俺がまともに使いこなせる様には…多分無理だな」


 立ち止まって射っても的を外す事が有るのに動きながら等素人では当たるはずもない。


「となると長物で突つくか…物を投げるかだな」


 長めの槍で前衛の後ろから突つくくらいなら直ぐに出来そうだし、ダーツならリアルでもアーケード店でやった事があるし的に当てるくらいなら出来ていたから何とかなりそう…な気がする。


 槍と投擲、後一応弓矢関連のアビリティをメモして自分のメールアドレス宛に送信しておく。


「じゃあ今日はそろそろ就寝時間も近いし…」







 トテテテッ、ズリッ!、ベチャッ!!

 タンッ!、「ブリッツ!」ポスッ、トテテテテテ、ガキッ、ズシャ!


「やっべーーやっぱ超たのしー!!」


 ログアウト迄の時間コボルトプレイを楽しんだw


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