表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

始まりその前に

完結を目指してがんばります!初めての投稿の為、至らぬ点が多々あるかと思いますが、よろしくお願い致します。

“一目惚れ”


そんなものは、精神の確立されてない幼稚かつ稚拙な思考の持ち主の戯言だと思っていた


かつては………


今は只、

脳の勘違いでも

ただのえこひいきでも

色ボケと言われ様と

彼女が自分を望むことこそが望み



……認めよう

自分かは彼女に“一目惚れ”したのだ


そして始めよう

彼女と自分の物語を




・・・・・・・思い返せば、失う方が多い人生だった。


小学校時代、親友と呼べる程になった何人かの女友達はことごとく転校。自分の父親も転勤が多かった為、小学校は3回変わった。

中学校時代、家族ぐるみで仲良くなった男友達には恋愛感情を抱かれ友達関係が崩壊。

高校時代、いつもつるんでいた4人グループでは1人が宗教にはまりグループ内をひっかき回したあげくにグループが崩壊。

ちなみに、現況の人間は高校を中退し今も行方不明。

大学時代、仲良かった友達は早々に結婚し、ことごとくが地方や海外へお嫁に行ってしまった。


私の形成する人間関係など所詮はその場限りの箱庭。

社会人になって、私は広く浅くしか人と接しなくなった。


そういえば持ち物もよく盗まれた。学校では消しゴムにペン、ファイルに単語帳。

古語辞典がなくなった時は、なかなか買い直す気にもならずに困ったっけ・・・

幼い頃から引っ越しの回数が多い為、自分の荷物を極力少なくしていた私。

物への執着心が無く、思い入れのある物も捨てること躊躇いを覚えたことがなかった。


けれど消極的に育った私にも、社会人になって少しずつ仲良くなった先輩と付き合うことになった。

彼の友達を交えて遊んだり、彼の実家に遊びに行ったりする内に、自然と私は彼以外にも会社の同僚や同級生と深くつき合い始める様になった。

そして、同棲から3年目。私達は週末に結婚式場を回る様になった。

お互いの家族にも認められ、皆が私達を祝福する。

見るものすべてがキラキラしていて私は幸せだった。

そんな時、彼に思い人がいた事を私は知ってしまった。

周りには彼が浮気をした様に映ったかもしれない。

けれど、本当は違った。




“私”という存在は彼にとって、彼の両親や友達に対するポーズに過ぎなかった。

私はそれ以来、唯一の家族である姉以外を受け入れなくなった。

時間が経過しても私は傷つき続けている。

自分でも意外な程に。

未だ・・・・

投稿して早々ページが重複してしまったので修正しました。操作に不慣れですみません・・・(2013.01.03)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ