底辺作家は不細工。言わなくてもわかるだろ?
ひでえタイトルからスタートしましたが、今回はタイトルについてエッセイ書こうかなーと思ってます。
煽ることが目的ではないです。
私も底辺作家です。不快にさせてしまった方すみません。
タイトル。題名とも言います。
なろうに限らず、一番最初に見られる部分なのではないかと思います。
そんなタイトルですが、私も色々試行錯誤しています。ちなみに、本エッセイのタイトルは読んでもらう為の体裁を整えられていないという意味での不細工であり、顔の造形のことではありません。ある意味での言葉遊びですね。
そんな風に遊び心を出したタイトルですが、これ一つだけでアクセス数がいきなり変わる、なんてことも普通にあります。
凄い直近の話な上自慢で申し訳ないですが、私が書いたエッセイ、『お前ら誤用、多過ぎィ!!m9(^ω^)<プギャー』はランキングにどうにか入りました。
応援ありがとうございます。
これ、最初はタイトル違いました。
最初は確か、『なろうで多い誤用について』だったと思います。
当たり障りにないタイトルで書き始めました。
書いてすぐに速攻で変えました。
以前も何度か誤用について書いてたんですけど読んでもらえなかったので。
そこで、『お前ら誤用、多過ぎィ!!』に改題。
その5分後くらいに『m9(^ω^)<プギャー』をつけました。
その際、内容は掲載誤用を+2しただけです。
そうするとどうでしょう。
PVがふくれあがりました。
最初は二桁、次に三桁、そして底辺作家では夢を見る四桁の数字を見ることができました。
ランキングの末席に名前が載ることもあり、しかも二日間とは言え継続して日間ランキングにいました。
さて、自分でも何が良かったのだろうと考えました。
誤用に関しては皆さんも気にしてるであろうことなので関心を持ってもらうことは可能。
しかし、何故読んでもらえたかに関しては『お? なんだこれ』と思ってもらったからにほかならないと思います。
なろうだけでなく、ライトノベルのタイトルが文章形式になっているのは『分かりやすい』ことを重視しているのです。
『なろうでの誤用について私の考えること』よりも、『お前ら誤用多過ぎィ!』の方が伝わってくる情報の差は歴然でしょう。
だって、『なろうでの誤用について私の考えること』は『お前ら誤用多過ぎィ!』なんですから。
その内容について補完したのがあらすじ、そして中身になるわけです。
タイトルに興味が湧かなければ読まれない、というのは当然の帰結ですね。
でも、それだけだとダメだと思います。
私がした工夫は『煽る』ということをしました。
『m9(^ω^)<プギャー』
馬鹿にされてる様に思いませんか。
しかも、誤用を指摘する内容のエッセイです。
どんなことを書いてるのか気になりませんでしたか?
需要があったとはいえ、埋もれてしまうのを恐れた私の工夫が功を奏した結果でした。
別の作者様のお話ですが、昼熊様という作者をご存知でしょうか?
とても面白い作品を書かれています。是非一度読んでみてください。
……という宣伝は横に。
『サラリーマンの不死戯なダンジョン』という作品を書かれています。
連載している当時は『終わらない輪廻を超えて 死の遊戯を制覇しろ』と言う物でした。
途中から変更し、『サラリーマンの不死戯なダンジョン』になりました。読者公募だったのかな?
『サラリーマンの不死戯なダンジョン』ってなんじゃらほい? となりませんか?
サラリーマンがダンジョンで……不死戯? なにするんだろってなります。
『終わらない輪廻を超えて 死の遊戯を制覇しろ』は内容が分かり辛いと指摘もありましたし、内容も難しそう。そんな印象を与えます。
ここで分かることは、適度に分かりやすく、だけれども読者に疑問を持たせることが大事なのではということです。
疑問に関しては何でもいいです。その疑問は興味と同義です。
そうしてあらすじを読んで、読み始める。
最初に見るのはタイトル。
人間と一緒で顔を見るんですね。
歯の白い肌もきれいで顔も整ったイケメンとニキビだらけで肌も荒れててステインたっぷりの黄色い歯をしたデブ。
女の人は一目でどっちに行くでしょうか?
多分イケメンだと思います。
PVと評価を稼ぎたい場合はどうするのか。
それはなろう作家の終わりの見えぬ悩みであろうと思います。
商業作家を目指す時には愛着のあるタイトルを変更することもあるでしょう。
ですが、貴方は何を目的にしていますか?
趣味の範囲で終わらせる?
なろうで高評価を得たい?
商業作家として活躍する?
でしたら、タイトルを考えましょう。
ランキングを見て、商業本を見て、需要を調べて。
書きたいものを書くだけではなく、そう言った努力が必要だと思います。
小説家という親は小説と言う子供をカッコいいイケメン顔で産んであげることができるんですからね。