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吸血姫は薔薇色の夢をみる  作者: 佐崎 一路
第五章 吸血の魔神
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第九話 虜囚之華

「ヒユキ陛下。非常に……わたくしとしても気が進まない、できれば聞かなかったことにして、話を握りつぶしておきたい……口に出すのもおぞましい、世界一どうでもいいお話なのですが……」

 オリアーナが彼女にしては珍しい、苦悩と煩悶をありありと面に出した顔と口調とで、これまた珍しい長い前置きを口に出した。


 どうにか会議が終わって、お互いの妥協点――こちらは、コラード国王の結婚の承認と、希望する聖職者及び治癒術者のアミティアへの復帰。クレスに対する干渉の放棄。あちらはグラウィオール帝国に対するウチの支援(ま、お互いに不干渉な黙認だけどね)――を見出したところで、取りあえず閉会となった。


 で、用意された控え室へ戻ろうとしたところで、廊下でオリアーナに声を掛けられ、近くにあった小部屋へ案内され、「ご相談があります」と切り出されたところ。


「なにかな? 今度の騒動に関わること?」

「……あるといえばあるような。わたくし個人的には、おそらく関係ないと思うのですが」

 なおも奥歯にモノが挟まったような言い回しで、明言を避けるオリアーナ。

 ここまで本題を先送りにするってことは、あんまし良い話ではないんだろうねぇ。


 数呼吸ほど迷ってから、彼女は意を決したようにボクの目を真っ直ぐに見詰めて言った。

「はっきり言いましょう。聖王国のウェルナー大教皇が、姫陛下との個人的な面談をご希望されていらっしゃいます」


「ウェルナー大教皇……?」

 いたっけか、そんな人? 少なくとも会議中は一度も発言してないよね。


「――聖王国側の一番上座に座っていた、アホ面下げて姫陛下を凝視していた子供ですわ」

 すかさずオリアーナの補足が入って思い出した。

 ちなみに年齢でいえば彼女のほうが2~3歳下のはずなんだけどね。

「ああ。あのなんか気持ち悪い目でじっとこっちを見てたスケベそうな……」

「そうです。会議の最初から最後まで、姫陛下の(かんばせ)やら胸やら腰やらをずっと見て、一言も喋らなかったあの馬鹿です」


 わかったわかった。思い出した。なんでこんなアホっぽい色餓鬼がいるんだろうと思って、最初に見て後は無視していたんで、忘れかけていたけど。そーいや最初に紹介されたねぇ。

 うんうん。どうりで彼女がここまで逡巡するわけだよ。


「つまり、前に話していた懸念が形になりそうだと」

 懸念というのは以前にオリアーナが今の大教皇を指して言った言葉。


 初対面でブス呼ばわりされて、延々聞かされた理想の女性像。


『豊かな髪はあふれこぼれ光を放つ黒髪で。

 瞳は宝石のような紫か紅色。

 肌は一片の穢れもない新雪の白。

 唇はミルクに浮かんだ薔薇の花びら。

 手足は早春の若木のようにほっそりしなやか。

 涼やかな声は、風にそよぐ銀鈴のよう。』


 これにどーやらボクがドストライクらしい。

 なので。


 ――あの、姫陛下。万一、聖王国の大教皇とお会いすることがあれば、充分に気をつけられた方がよろしいかと。

 ――ま、まさかそんなことないでしょう。私は魔物の国の国主ですよ。聖教の大教皇が秋波かけるわけが。

 ――アレはとんでもないウツケですから。


「……ナンパ?」

「おそらくは」

 沈痛な表情――いっそ「ご愁傷様」と言いたげな顔だ――で、重々しく頷くオリアーナ。


「……非常口は?」

「あちらになりますので、ご案内させます」

 お互いに何も言わずとも、さっさとトンズラすることで意見の一致をみた。


「――ああ、それと、いちおうあのノータリンからの言伝(たわごと)で『廃龍(ニドヘック)と洋服屋の封印方法をお伝えしたい』というものが、ございました」


 そのなにげない言葉に、出口に向かい掛けたボクの足が、知らず止まっていた。

廃龍(ニドヘック)に洋服屋だって!?」

 なんでその単語を知ってるんだろう。さすがに情報をすべて開示するつもりがなかったので、今日の会議でもあえてシマさんのことは伏せ、そのため『廃龍(ニドヘック)』という単語を避けて『合成獣(キメラ)』で通していたのに。

 それに『洋服屋』ってどう考えてもシマさんのことだよね。

 まあ、ひょっとして聖堂十字軍カテドラル・クルセイダーツが全滅したってのはブラフで、生き残りが情報を持ち帰っていたってこともあるかも知れないけど、シマさんは自分のこと『パーレン・アクサン・アポストロフィ・オーム』って名乗ってたんだから、間違っても『洋服屋』なんて暗喩がでてくるわけもないよねぇ。


「どうかされましたか?」

 さぞかしいまのボクの顔はひどいものになっていることだろう。

 怪訝そうに尋ねるオリアーナに、深いため息とともにボクは答えた。

「……どうやら、大教皇に訊かなきゃならないことが、いろいろあるみたいだねぇ」




 ◆◇◆◇




「……で、ここかい」

 なんとなく馴染みになった小道を通ってついた先が、『罪人の塔ペッカートル・トゥッリス』の正面玄関前だった。

 自動修復が済んだのだろう。前に壊した穴は綺麗に塞がっている。


「申し訳ございません。あちら側の要望する条件――人目につかないこと。双方魔術を使えない形で安全が確保されること。双方1対1でお話できて、第三者が入らないよう出入り口が1箇所であること。――これらを兼ね備える施設がここぐらいしかございませんでしたので……」

 悄然と頭を下げるオリアーナ。


「まてっ。1対1ということは、私も同席できないということか!? そのような条件を呑めるわけがなかろう!」

 天涯が語気荒く反対の意を唱えた。


「あのアホの意向です。『極めて重要な件であり、たとえ家族・重臣であっても同席せず、余人を交えずにお話したい』とのことです。いまからでもお断りしますか?」


「当然であろう! 姫、このような胡散臭い話に乗る必要はございません。大教皇とやらがそれほど重要な情報を握っているなど、私めには信じられません。即、この話は断るべきです!」


 あー、まあ、私も1対1とかすげー嫌だけど、いざとなればボコボコにすればいいことだし、ここって内からも外からも移動魔法は使えないからねぇ。

 出入り口さえ押さえておけば、伏兵が魔術的移動もできないので、お互いに条件は五分と五分ってのは確かなんだよね。まあ、遠距離から大規模魔術撃ち込まれたらさすがに危ないけど、その為の護衛だからねぇ。

 あとは出入り口のところで、天涯に待機してもらえば、ある程度は大丈夫だろう。


「……まあ、念のためにこちらの衛兵を1名、部屋の扉の前に衛兵待機させるのは了承させましたので、なにかあれば扉越しにすぐに声をかけてください」


 心配そうなオリアーナと、なおも不満そうな天涯たちを連れて、念のために先に塔の中に入って、仕掛けや伏兵などいないか入念にチェックを行ったが、特に不審なところはなく、順々に階段を昇って全員で最上階へと到着した。


 その最上階の特別隔離施設は、カーペットやカーテン、家具もすべて一新され、以前に来た時とはまったく違う部屋のようになっていた。

 さすがに殺人とかあった部屋だからねぇ。ほとんど全部模様替えを行ったんだろう。

 ま、もっともこの建物自体が牢獄なので、いままで何人の血が染み込んでるのかわかったものじゃないけどさ。


 で、この部屋も、天涯や命都、親衛隊の面々で隅々まで確認をして、問題なしと結論がでたところで、塔の扉が開いて誰かが昇ってくる足音が聞こえてきた。


「いらしたようですわね」

 嫌そうに顔をしかめるオリアーナ。


「意外と響くもんだねぇ。これなら部屋の中から声をかけても、すぐに外に聞こえるね」


「ええ、ですので何かあれば、すぐに声を掛けてください。――頼みましたよ」


 再度、そう念を押して、傍らに立つ中背の鎧兜をまとった衛兵に声を掛けると、その衛兵は兜の下、くぐもった声で「はっ」と短く返事をして頭を下げた。


 と、修道女らしきベールを被った女性を引き連れて、先ほどの会議で空気だったウェルナー大教皇が、人が変わったかのようなにこやかな表情で、部屋の中へと入ってきた。


「いやーっ。お待たせしました緋雪様。元老のジジイどもがなかなか折れてくれませんで、説得に時間がかかりました。さぞかし待ち遠しかったでしょう! いや、申し訳ない」

 そういいながら勝手に人の手を取って手繰り寄せる。

 こっちの手を触る手つきが、すげー気持ち悪いんですけど……。


 てゆーか、こいつ本当に聖職者の最高位なの? なんか顔つきも軽薄そうだし、いかにも甘やかされた子供って感じで、同い年のジョーイと比べてもまったく覇気がないねぇ。


 ボクはさり気なくその手を引き抜いて、いちおう作法どおり一礼した。

「初めまして大教皇様。なにやら内密なお話があるとか、お伺いしたのですが?」


 いいからさっさと要件を話せ。

 言外にそういう意味を込めてじっと睨んだんだけど、なんか逆に喜ばせたみたいで、えへらぁという気持ち悪い笑顔で返された。キモッ!!


 と、彼が連れてきた修道女(シスター)が、ベール越しになぜかボクを睨むように見詰めてきた。

「――なにか?」


「……失礼ですが」声を聴いた限りでは、かなり若い。まだ20歳くらいだろう。「姫陛下は、猊下の示された条件を反古(ほご)にされていらっしゃいますわね」


「ん? それは本当なのか、シスター・アンジェ?」

 振り返ったウェルナー大教皇に向かって、大きく首肯する彼女。

「はい。間違いございません。わたしの《天眼》にははっきりと見えております。姫陛下に付随する3匹の魔物が」


 いっそ憎憎しげと言いたげな目つきで、ボクの胸元や影、空中など順番に視線を飛ばす。


「……ふむ。緋雪様、これは本当のことでしょうか? このシスター・アンジェは聖教の中でも稀な《天眼》の持ち主。その目は隠された真実を暴き、余も全幅の信頼を寄せている者。余は会談の前に余人を交えずお互いに身一つでと申し入れた筈ですが、事実は余は誠意を込めて身ひとつで参りましたが、彼女の言うことが本当であれば、余は(たばか)られたということになりますな」

 そう言いながら、『誠意』を示す証拠として、護身の為に帯に差していた短剣を鞘ごと抜いて、傍らに控えるシスター・アンジェに渡す。


 受け取ったシスター・アンジェは、それを帝国側の衛兵――出入り口に控える予定になっている彼――に、「猊下が退室される際に、お返しください」と言って一時預けた。


 ポーズかも知れないけど、ここまで無抵抗・無防備の姿勢をとられては、こちらとしても観念するしかない。

「申し訳ございません。確かに私の周囲には人知れず護衛がついてございます」


 合図を送ると、ボクの胸元から従魔合身中の空穂(うつほ)が、影の中から刻耀(こくよう)が、空中からは零璃(あまり)が次々と現れた。


「……謀ったと誹りを受けても申し開きもございません。ご不快でありましたら、この場より退室いたします」

 というか、なんかこいつ生理的に受け付けないタイプなので、質問とかどーでもいいので、さっさと帰りたいところが本音になっている。


「ふん。余も随分と軽く見られたものだ。本来ならばこのような無礼、看過しうるものではないが、これも蒼神の慈悲である。余は寛容であるからな。一度だけなら見逃そう。――シスター・アンジェ。曲者はこれで終いか?」


 促されて、再度、彼女がベール越しに視線を寄越した。

「――はい、これですべてかと」


 頷いた彼女の冷ややかな視線。

 それにしても《天眼》ねぇ。そういえば初対面の時に、巫女であるアスミナも一目で合身や刻耀の存在に気が付いたみたいだし、あれと似たような能力なのかも知れないね。


「……よろしいのですか、姫。護衛をなくしても?」

 天涯が小声で確認してくるけど、まあ大丈夫じゃないかな。

「見た感じ、人間にしては跳び抜けてMPが高いみたいだけど、それでも脅威になるレベルじゃないし、あっちも一人なら問題ないよ」


「………」

 それでも不満そうに、続く言葉を探す天涯。


「さて、仕切り直しになったが、これでどうやらお互いの誠意は示されたであろう。そろそろ膝を割っての会談と行こうではないか。その前に――お主ら、邪魔だから早く出て行った出て行った」

 シッシッとばかり手を振るウェルナー大教皇。


 犬みたいに追い払われて、全員むっとした顔をしたけれど、しぶしぶ言われるまま足を踏み出す。

「それでは、部屋の外にこの者を配置しておきます。それと、30分後にわたくしが確認に伺わせていただきますので、お二方ともご了承お願いいたします」

「その際には、私めも同行させていただきます」

 扉を閉める際にオリアーナが一言注意を加え。天涯が断固とした口調で言い添えた。


「ああ、わかったわかった」

 ウェルナー大教皇は部屋の中から、億劫そうに返事をした。


「すまないね。頼んだよ、二人とも」

 私は部屋の外まで全員を送り出して、出入り口に立つ衛兵に会釈をしてから、扉を閉めた。


「さて、ウェルナー大教皇…………あれ?」


 振り返って見ると大教皇の姿がなかった。

 思わずキョロキョロと部屋の中を見回すと、「こっちだ、こっち」部屋の奥の寝室から声がした。


「?」

 怪訝に思いながら、奥の寝室を覗いて見ると、天蓋つきのキングサイズのベッドの上にウェルナー大教皇がいた。首に十字架をぶら下げただけの全裸姿で。


「……な・ん・の・冗談ですか、それは!?」


「無論、男女の営みの準備じゃ。余は一目でそなたが気に入った。まさに余の為に用意されたような女子(おなご)である。大教皇たる余の寵愛を受けるのだ。そなたにとっても、これほどの誉れもないであろう。ささ、早う着ているものを脱げ。あまり時間を掛けられぬらしいからのぉ。まったく気の利かん小娘だ」

 ベッドの上で、手招きをする大教皇。


 うん。理解した。オリアーナがあんだけ嫌っていたのもわかる。

 こいつ本当の馬鹿だ。

 ボクの知っている馬鹿のランキングでも1位2位を争うレベルの馬鹿だわ。


「…………」

 心の底から虚しいため息をついたボクは、ベッドの上でワクテカしているウェルナー大教皇(このバカ)を、とりあえずボコボコにするため、足音も荒く近づいて行った。


 と――。

 目の前にバカが首に下げていた十字架が差し出された。

「???」

 言っておくけど映画や小説と違って、ボクを含めたこの世界の吸血鬼には十字架は効果はなく、見てもただのバツ印にしか過ぎない。


 思わず怪訝な表情を浮かべたボクに向かって、得意げに語る大教皇。

「これは我が神、蒼神より賜った神器『封印の十字架』である。効果は“吸血鬼の封印”。つまり、こういうことである――封縛!!」


 その瞬間、大教皇のいう『神器』に目の前の少年の全魔力が流れ込むのを感じた。

「しまっ――」

 その魔力を吸い込んで『神器』が光り輝いた……いや、違う、これは物理的な光じゃ…なく……精神に直…接……意…識が遠く……マ…ズ………イ…………。


 意識が遠のく寸前、『神器』がバラバラに崩れ去るのを見たような気がした……。




 ◆◇◆◇




「それでは、私と刻耀はこの場で待機する。命都、お前は親衛隊と一緒に周辺の警戒を怠るな。それと空穂は上空の出雲と合流、念のためにこの街の四方を固める形で、円卓メンバーを配置するよう伝えろ」


 塔の入り口のところで、テキパキと仲間に指示を出す天涯に会釈をして、いったんその場から離れるオリアーナ皇女に続いて歩きながら、修道女――その恰好をした亜茶子は、ベールの下でほくそ笑んだ。


 ――お生憎様。あんたらの大事な大事な緋雪ちゃんは、いまごろあの馬鹿大教皇のモノになってるわよ。それを知ったらどんな顔をするのかしらね。それにアイツもそう。確かに「緋雪の命は守れ」とは言われたけど、それ以外の指示は貰ってないんだから、これはあの馬鹿の暴走ってことよね。


 緋雪を一目見て心奪われた、あのウェルナー大教皇(バカ)に、いろいろと吹き込んだ甲斐があった。

『あの娘はいまだ乙女。ウェルナー様が最初の殿方となれば、おのずと心まで差し出すことでしょう』

『そうなれば、魔国を手中にしたも同然。ウェルナー様の名は、魔国を1夜にして掌握した聖教史上、最高の大教皇として永遠に語り継がれるでしょう』

『そもそも「吸血鬼に対する封印の神器」を手渡されたということが、すなわちこのために使うよう蒼神が思し召したのではないしょうか』

『あなた様の神力ならば、かならずや彼女を調伏(ちょうぶく)できますわ』

 正直、穴があるどころか、普通に考えればありえない説明だが、それを本気にする馬鹿さ加減はある意味、見ていて滑稽であった。


 ふん、と密かに鼻を鳴らす亜茶子。

 ――妻だの伴侶だの気持ち悪いこと言ってたけど、先にあの馬鹿のモノになったって知ったらどうするのかしらね。せいぜい絶望することね。


 まあ、これが原因で真紅帝国インペリアル・クリムゾンと聖王国との全面戦争になろうが、主の怒りをかって命珠を壊されようが、はっきりいってどうでもよかった。

 神様気取りのアイツに一泡吹かせられれば、彼女にとってそれは満足できる結果だったのだから。


 ――まっ。緋雪ちゃんには悪いことしたけど、こっちはずっとアンタの身代わりでアイツの相手をさせられてたんだからね。八つ当たりとは思うけど、お互いに不幸だったってことよね。


 ちなみにオリアーナ皇女は気が付いていないようだが、出入り口の衛兵は敬虔な聖教の信徒であり、前もってなにがあっても部屋の中へ踏み込まないよう連絡してある。

 念の為に出口を離れる際に、簡単な聖教の手印(サイン)を結んだところ、密かに同じ手印(サイン)を返して寄越した。


 ――あとはあのバカがヘマをしないように祈るくらいね。


 そう思って、思わず日頃使い慣れた聖教の祈祷の形で祈りかけた亜茶子は、苦笑を浮かべた。

 なにしろ祈る相手を陥れるための計略なのだから。

ちなみに1位2位のバカの一人は、生前のイトコです。


10/9 内容に加筆・修正を行いました。

12/20 誤字修正しました。

×30分後にをわたくしが確認に→○30分後にわたくしが確認に

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