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異世界美容院Angeli  作者: イタズ
第4章 変わりゆく異世界編

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序章

第4章の幕開けです。

美容院『アンジェリ』、ジョニー店長、そしてララはどうなってしまうのでしょうか?

魔道具師メイフェザーは意を決して通信用の魔道具を握りしめていた。

その魔道具に魔力を込める。


「はよ出えや・・・」

右足を揺さぶって、貧乏揺すりをしている。

メイフェザーの苛々が伝わってきそうだ。

そして魔道具が繋がった音を奏でた。


「メイフェザーか、こんな夜更けにどうした?」

少々嫌がった響きのある声音だった。


「村長・・・大変やで・・・」


「だから何があった?」


「いよいよやで・・・」


「だから説明せんか?」

村長と呼ばれた者の苛立ちが伝わってきそうだ。

勿体ぶるなと言いたげだ。


「・・・フェアリーバード様が顕現なされたで」


「!!!」

通信用の魔道具からでも村長が息を飲むのが分かった。


「場所はまた美容院『アンジェリ』や・・・」


「そうか・・・遂にか・・・フェアリーバード様が・・・」


「あそこの店長は本当に何者なんや?先ほど説明を受けたが、あり得ん事やで」

もうどうにでもなれとメイフェザーの態度が物語っていた。


「どうしたというのだ?」


「ジョニー店長曰く、フェアリーバード様は店長の元相棒らしいで・・・それも元店長の飼っていた犬が転生したらしい・・・なんでやねん!」


「なんだと?転生?本当なのか?」


「ああ・・・間違いないで・・・そんな嘘はつけるとは思えん・・・それに二人の様子をライゼル元皇太子が目撃してるんや・・・あの人が保証してたで・・・」


「そうか・・・」


「こうなると・・・わてらも遂に動かなあかんなあ」


「分かっている、準備を始めようか」


「頼んだで・・・村長」


「ああ・・・」

プツリと通信は途絶えた。

メイフェザーはポツリと呟いた。


「どないなっとんねん・・・もう知らんがな・・・」

魔道具をテーブルに置くと、メイフェザーはどうにでもなれと肩を落とした。



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