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異世界美容院Angeli  作者: イタズ
第2章 成長期 王冠の呪い編

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日常その2

そして朝食と共に昼御飯を作る。

要は賄いですよ。

今日は簡単にサンドイッチにすることにした。

でもこのサンドイッチは何気に人気が高い。

おそらくパンが格段に美味いのだろう。


シルビアちゃん達は、

「パンがこんなに柔らかいなんて・・・」


「フワッフワ・・・」


「解ける・・・」

等と呟いていた。

確かにこの国のパンは堅い。

おそらくイースト菌か砂糖が少ないのだろう・・・いや、塩かな?

要らない事を言わないことにしているのだが、それでいいよね?


因みに家の食パンはシールを貯めるとお皿が貰えるパンです。

朝はパン♪パンパパン♪

分かって貰えるよね?

サンドイッチの中身は、ハム、チーズ、卵、ツナ、キュウリやレタス等々。

はっきり言えば適当だよ。

その時の冷蔵庫に入ってる食材で賄っている。

たまに冷凍食品のカツを使う事もある。

なんちゃってカツサンドってね。

マリアンヌさんの大のお気に入りだ。


そんなこんなで朝食を摂りながら昼飯の支度をしていると、八時を迎える。

ここで俺はお店の入口の鍵を開ける。

早いとこの時点でシルビアちゃんがこれを待っている。

大したものだよ、全く・・・

性が出る事です。


「おはようございます!」

シルビアちゃんの元気な挨拶で、やっと美容院『アンジェリ』の一日が始まる。

この掛け声で俺は今日が始まったなという実感を覚える。


そしてこの時に大体ライゼルが店先を弄っている。

勝手にしてくれという話ではあるのだが、放置ともいかない。

流石に一声ぐらいは掛けている。

まあ、今は特別シフトでこのタイミングで国王が来るのだが、今はその詳細は話さないでおこう。

一言だけ言わせてくれ。

面倒臭ー!

以上である。


ライゼルの件はいいとして、最近では買い出しは結構重要になっている。

というのも、買い出しを出来るの者は俺以外には居ないからだ。

間違っても、シルビアちゃんに薬局でトイレットペーパーを買って来てくれとは言えない。

俺が行くしかないからだ。

その為、最近では俺の買い出しの為の時間が設けられている。

美容院って結構備品が居るからね。

例えば、トイレットペーパー、洗剤各種、消臭剤、ゴミ袋等々。

無くなってからでは遅いのだよ。

分かって貰えるだろうか?


買い出し時間は決まって昼の十二時から十三時まで。

俺はこの時間以内で買い出しと昼食を済ませなければいけない。

一時間もあれば余裕でしょ?

と考えるかもしれないが、実際は足りていないぐらいだ。

その為、俺は職業病全開で昼飯は五分以内で食べ終えている。

絶対身体によく無いよね?

殆ど飲み込んでいるし・・・

でも今さら治らないんだよね・・・

もう癖みたいなものだよ・・・

はあ・・・分かって貰えるだろうか?・・・


そして遅くとも九時前には全スタッフが集まっている。

時々ここにクロムウェルさんが混じる事がある。


特に意味は無いのだが、クロムウェルさん曰く、

「私もここの従業員ですからねえ」

ということらしい。

気持ちは分からなくはない。

というより、クロムウェルさんはれっきとした美容院『アンジェリ』の従業員である。

陰で支える第二の柱と言っても過言ではないだろう。

その実感を絶やしたくはないということらしい。

決まってニコニコしながら俺達の話を聞いている。

もう背後に立たれても驚かなくなってきたよ。

フフフ・・・

これは慣れだな・・・


ここで簡単な朝礼を行う事にしている。

本当に簡単なものだよ。

間違ってもラジオ体操なんて行いませんからね。

要は今日一日の予約の確認と、お困りごとや何か気づいたことがあったら共有しようという行事みたいなものだ。

簡単な話、目線合わせですね。

意外とこういう事は重要であると俺は考えている。

情報共有はしなくてはならない事だよね。


それは、美容師はどうしても個人プレイに走りがちだからだ。

でもお店としては足並みを揃えておきたい。

自分達が共同体であるという認識を無くして欲しくはないのだ。

パーマにせよ、カラーにせよ、一人で行う事も出来るが、チームとして連携した方が効率的だし、時間効率も良い。

時には仕上げも一人で行うよりもいいんじゃないかと思えるぐらいだ。

まあここについては感覚的であることは否めないのだけれどね。


でもチーム『アンジェリ』の連携は日に日に良くなってきている。

これが俺の実感だ。

特に先回りが出来るシルビアちゃんは圧巻である。

正に痒い所に手が届く存在だ。

俺が次に何を欲しているのかと察っして動いてくれている。

これはなかなか出来ることでは無い。

それを感じ取ってか、マリンヌさんとクリスタルちゃんもシルビアちゃんによくアドバイスを求めている。

シルビアパイセンは凄いな。

感心するよ。


どういう事かというと、簡単な話。

このタイミングで床に落ちた髪を掃除して欲しいというタイミングの前に、シルビアちゃんは箒を持っているのだ。

それにタオルの洗濯やら乾燥機、乾いたタオルの整頓まで。

俺の行動をよく見ている証左だな。

大したものだと感心するよ。

これはなかなか出来ることでは無いからね。

大体は指示されてから動いている。

相当な気配りと集中力をしているよ。

我が弟子ながら出来た子だ。

本当に助かっている。

時に自分の見習い時代を振り返ってみるが・・・ここまでの気遣いはできていなかったと思う。

凄いなシルビアちゃん・・・


話を戻すと。

この予約の確認は結構重要なことになる。

どういうことかと言うと、この世界には時計はあるが、個人でそれを所有している者は僅かだからだ。

この世界の時計は高価な物である。

置時計しかり、懐中時計しかり。

腕時計は見たことがないな。

時計は贅沢品の類なのである。

その為、予約時間ぴったりに訪れるお客さんは皆無に等しい。

全員バラバラだ。

困ったことに・・・


因みに美容師は腕時計をすることはまずない。

してもいいのだが、やはり手首に腕時計があった状態では動きが悪いし、お客さんの髪の毛に引っかかる可能性がゼロではないからね。

あまりお勧めできるものではないよ。

それに高価な腕時計をしている所を見せびらかすのもどうかと思うしね。

俺は稼いでますよアピールなんて不要だろう。

優先すべきはパフォーマンス、そう俺は考えるけどね。

でも稀に腕時計をしている美容師を見かける。

まあ好きにすればいいんではなかろうか?

俺の価値観を押し付ける気はさらさらないよ。


同様に指輪もお勧め出来ないね。

その為、俺の先輩は既婚者なのにお客の女性に言い寄られていたよ。

でもそれをあの人は楽しんでいたな。

どういう神経をしてんだよ。

奥さんに言いつけてやろうかと思ったよ。

俺には出来ない芸当だな。


爪も気に掛ける必要がある。

爪の手入れは基本だ。

ジェルネイルぐらいは問題ないが、付け爪なんてもっての外。

あり得ませんての。

因みにジェルネイルは爪を保護する為に使う。

人によっては爪が薄くなってしまうからね。

付け爪をしている美容師は、一から学び直して欲しいと切に願うよ。


予約のお客さんは早く来てくれるのなら未だしも、遅れてくるなんてこともしょっちゅうある。

こうなるとある意味では予約なんて有って無いに等しい。

日本人気質の根強い俺から言わせればあり得ないのだが、ここは俺もいい加減感覚が変わりつつある。

最初の頃は遅れてくるお客さんに嫌気がさしていたからね。

一時間近く遅れて来ても平気であり、謝りもしないなんてこともざらだった。

というより遅れて来たことに気づいていないことも普通にあった。

こう言ってはなんだが、もう慣れてしまったよ。


マリオさんに言わせると、

「この国では時間を前後二時間はみた方がよいでしょう」

ということらしい。


こうなってくると予約の意味が無くなってくるのだが、こればかりは受け止めるしかない。

意外にこの時間に関して冒険者達がしっかりとしていることに驚きを隠せない。

そして所謂一般の方達は、予約時間からズレてお店にやって来る。

悪気は無いのは分かっているが、本音としては複雑な想いである。

なんだかねえ・・・


でもドタキャンは話が別だ。

これまでドタキャンをされた件数は少ないが、少なからずあった。

急な体調不良によるものに関しては目を瞑っている。

こればかりはしょうがない。

と言うよりも大丈夫なのかと心配になってしまう。

お薬を差し上げましょうか?ってね。


でも忘れていたなんてものは予約のキャンセル料として、予定していた施術の半額を貰う様にしている。

ここは簡単には許さない。

だってこちらはそれ用に時間を空けているのだよ。

請求して当たり前だろう。

それに他の方の予約を断っている訳だし。

強気に出るべきでしょう。


これが日本であったならそうはいかない。

そんな事をしたらSNSで批判されかねない。

そうなってしまっては炎上してしまうだろう。

下手すれば閉店するしか無いかもね。

でもここは異世界。

そうあるべきである。

それに舐められる訳にはいかないよ。

ここは強気に迫った方がいいと、マリオさんも言っていたしね。

でも本音を言えば、ただ単に時間通りに来てくれればありがたいのだよ。

なかなか上手くいかないものである。




簡単な朝礼擬きを終えると、家のスタッフ達は俄然スイッチが入る。

全員が真剣そのものだ。

裏予約表のお客さん達が訪れて、各自の練習が開始される。

時間はたったの一時間、されど大事な一時間となっている。

この朝礼擬きの時間前でも、練習が始まっていることも多々ある。

でもここは裏予約表のお客さんの来店時間によって変わるから、何とも言えないのだけれどもね。

例えばシルビアちゃんなんかは、ライゼルを練習台にすることがしょっちゅうだから、だいたい朝礼前には練習を始めている。

でも通勤時間の長いクリスタルちゃんはそうともいかない。

それにお母さんの介護もあるのだから朝礼時間にお店に入ってくるなんてこともよくある事だ。

これは社員寮が出来上がったら改善されることを願いたい。

家庭環境は各自違って当然だからね。

ここは延べ一端とはいかない処だ。

社員寮の早い完成を祈るばかりだよ。

その社員寮だが、とんでもない事になっているだが、詳細は後日話そう。

正直俺は引いている・・・

勘弁してくれと・・・


過熱を帯びた練習の時間を終えると、お店の営業が始まる。

ここで家のスタッフは再度スイッチを入れ変えなければならない。

各自の練習は一端脇に置いて、ここからはお店のスタッフとして働かなければいけないのだ。

練習の延長線上とはいかない。


ここで敢えて俺は最初に迎え入れるお客さんの挨拶には大きな声で、

「いらっしゃいませ!」

そう掛け声をする事にしている。


ここでスイッチを入れ直してくれよとの想いも込めて。

そして三人の元気な挨拶が木霊する。

「いらっしゃいませ!!!美容院『アンジェリ』にようこそ!!!」

こうして『アンジェリ』の営業が始まるのだった。




午前中はどちらかと言うと、主婦のお客さんが多い傾向にある。

その理由は簡単で。

この国の主婦達はこの時間にしか自由がないからだ。

どういうことかと言うと、要は子供達を預かる学校擬きがあるからだ。

簡単な話、教会で読み書き計算を教えているのだ。

その為、平日の午前中は主婦のコアタイムがある。

どんな宗教で、何の神様を崇拝しているのかは敢えて聞かないことにしている。

だって普通にこのお店に神様が関わっているんだよ?

面倒臭い事になるのは目に見えている。

ニュアンス的に違う神様を崇拝しているみたいだしさ。

宗教戦争には巻き込まれたくはないよ・・・

それに下手に勧誘されても困るしね。

俺は本来無宗教なのだが・・・

ここは無視されているみたいだな・・・

チッ!


そして昼間は圧倒的に冒険者達が多い。

こいつらの生態はさっぱり分からんよ。

あまりに自由過ぎて見当もつかない。

仕事の依頼を受けていたり、まったりと休んでいたり。

自由気儘とはこいつらの為の言葉だと思えるぐらいだ。

それだけ一回の依頼の報酬金額が高いのかもしれないね。

知らんけど・・・


夕方は様々で、禿げたおじさんや子供もたまに見かける。

その時々で景色は大きく違う。

因みに店販商品を買いに来るお客さんはバラバラだ。

特にコアタイムは存在し無い。

好きにやってきて、好きに購入していく。


今では客層も男女年齢はばらけてきており、満遍なく偏りは減っている。

いい傾向だ。

こうなると平日や休日に関わらず、予約は埋まる。

要は職業や年齢、性別に偏らないということは、お店にとっては嬉しい話だという事だ。

予約に偏りが出ないという事だね。

実にありがたい。

今後もこうあって欲しいものだ。

嬉しい事ですね。




そして俺は髪を切りつつも小粋な会話を楽しんでいる。

これが美容師の醍醐味ってね。

お客さんとの会話って楽しいよね?

俺は根っからの美容師なんだなと思ってしまうよ。


俺はまだまだこの世界を知り尽くしてはいない。

どちらかと言えば、まだまだ知らないといった方が的を得ているだろう。

毎日がそうなんだということの連続だよ。

世界が違えばこうも違うのだと思い知らされる毎日だ。

摺り合わせていかないとね、ここはさ。


先日はこんな会話があった。


「ジョニー店長は素敵な衣服を纏っていますね」

主婦のお客さんからの一言だ。

気になってきた白髪を染めたいとの要望だった。

俺はカラー剤を塗りつつもその問いかけに答える。


「そうですか?俺の故郷では普通の服装なんですけどね」

俺の服装はというと、ジーパンにスニーカー。

寒い季節というのもあって、厚手のパーカーを着こんでいた。

軽く袖捲りをしてね。

パーカーはナ●キ製だ。

尻上がりのマークだね。


「へえー、素材も良さそうですね」


「ですね、この時期には助かりますよ」

裏起毛が温かいんだよねこれ。

お気に入りの一着です。


「それもそうですけど、このお店は温かい風が吹いているのですね。まるで春の様な温かさですわ」

この世界の人達にとっては、エアコンなんて物は想像の斜め上の家電なんだろうね。

聞く処によると、この世界での暖房は暖炉らしい。

返ってモダンでかっこいいと俺は思ってしまうのだが。

お互い無い物ねだりなんだろうね。

でもこの暖炉を使う上での薪は、それなりに費用が掛かってしまうらしく、お勧めできないと言われてしまった。

確かにランニング費用面では暖炉は問題があるだろうね。

それに暖炉を購入するつもりはさらさら無いから、別にいいのだけれど。

工事費用なんていくらぐらいなんだろうか?

煙突も要るだろうし。

どうでもいいか。

設置する気は全くないのだし。


「ハハハ、ありがとう御座います。これはエアコンと言う魔道具ですね」

もうこの様な嘘に慣れてきている俺が居る。

一度踏み込んだら最後。

正に嘘に嘘を重ねている。

罪悪感もそろそろ薄まりつつあるよ。

どうしたものかね。

何かいい説明はないものかね?

もうほとんど諦めているよ。


「それにしてもジョニー店長は男前ね、私ももう少し若かったらねえ?」

色気を伴う視線を送られてしまった。


「いやー、ありがとうございます」

こういう処は謙遜しないのが俺の流儀。

伯爵ほどのイケメンだとは思わないが、俺もそれなりにってね。

それに折角褒めてくれているのだ。

嬉しい事じゃないか。

ちゃんと受け止めさせて貰いますよ、俺はさ。


「ジョニー店長はおモテになるのでしょ?」


「それはどうでしょうかね?」

ここは本当に疑問が残る。

間違っても、俺はモテますよとは言えないな。


「あら?そうですの?」


「かっこよくあろうとは思っていますし、心掛けてはいます。でもそれがモテるのに繋がるかどうかはまた別の話じゃないでしょうかね?」


「というと?」


「それはまあ、相性であったり、人として尊敬をされたりとか。また別の話ではないですかね?」


「ああ、そういうこと・・・」


「人が人を好きになるきっかけは見た目もあると思います。でもやはり内面であったりとかが重要ではないでしょうか?」


「内面ねえ・・・ジョニー店長はその内面も優れていると感じてましてよ」


「それはそれは、ありがとうございます」

小粋に頭を下げておいた。

それに答えて微笑むお客さん。


「それで、お付き合いしている方はいらっしゃって?」


「・・・いませんね」

これが一番聞かれたく無いことなんだよなー。

でもしょっちゅう聞かれる・・・

俺の恋愛関係がそんなに気になるの?

まあ社交辞令なんだろうけどさ。


「あら?良かったら紹介して差し上げましょうか?」


「いえ、それは流石に結構です」

申し訳無いですがお断りです。

本当は藁をも縋りたいのだが・・・

親父も急かしてくるし・・・

だって異世界で恋人を作ってもねえ?

何かと都合が悪いでしょうよ。

でもまあ、本気で惚れたら話は別だけどさ。


例えば結婚にまで辿り着いたとして、日本で一緒に暮らせるのか?っていう疑問が湧いてくる訳で。

こちらの世界の人は日本で戸籍が無いしね。

それにどうやって親父や美幸に説明したらいいのやら。


こちら俺の嫁さん、異世界人なんだよね。

なんて説明したら正気を疑われてしまうよ。

いよいよ頭が可笑しくなったのかと・・・

お前働き過ぎじゃ無いのか?なんて言われそうだよ。


余りに現実的ではないんだよね。

色々考えるとさ。

こうなると俺の婚期って・・・もう無いんじゃなかろうか?

だってほとんどをこの異世界で暮らしているし・・・

日本で過ごしている時間のほとんどは、買い出しとかだし。

結婚の可能性のある女性に出会う確立って・・・

あれ?もしかして詰んだ?

ああ・・・もう考えるのは止めよう。

うん、そうしよう・・・

これ以上現実を見極めるのは止めにしよう。

もう・・・悲しくなってくるよ・・・


最近はこう言った現実をひしひしと感じる会話が多い。

どうにもこの世界の主婦も、世話を焼きたがるみたいだ。

有難いのだが・・・こう言っては元もこもないが、有難迷惑なんだよね。

はあ・・・どうしたものかねえ?




時にこんな会話もある。


それは、

「ジョニー店長はどこのご出身ですか?」

これを聞かれる事が実に多い。


どうやら俺はこの国の人達からは異国人に見えるみたいだ。

そこまで大差ない様に俺は感じているのだが、違うのだろうか?

もう嘘に嘘を重ねる毎日だよ。


決まって俺は、

「東方のジャポンという国の生まれです」

こう答えている。


なんなら張り紙でもしておこうかな?

俺はジャポン人ですってね。

それにしてもどうしてこうなった?


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