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異世界美容院Angeli  作者: イタズ
第2章 成長期 王冠の呪い編

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28/129

序章

第2章開幕です。

こう御期待!

小鳥の囀りが鳴り響いていた。

早朝の静けさを優雅に彩っている。

ここは日本ではない異世界。

灼熱の太陽が昇ると共に、輝きが世界を覆い尽くしていく。

世界が一瞬の黄金に染まっている。

これは早朝で無いとみられない光景だ。

今日の始まりを告げる陽光が、辺り一面を煌びやかな世界に変貌していた。

これが朝の始まりだと言わんかの如く。


ここにこの世界にはそぐわない印象を受けるお店があった。

その名も美容院『アンジェリ』

その存在は異質であり、でもよく窺うとそうでも無いと感じる。

摩訶不思議な雰囲気を醸し出しているお店であった。

全く持って異質な存在感を発している。

そこにある事に何かしらの違和感を感じる、でもあって当然とも感じる。

どうにも捉えきれない不思議なお店だった。


そのお店の庭先に一人の男性が大きな木製の箱を持って現れた。

よく見るとその箱には大きな穴が一つ空いている。

これは鳥小屋であろうか?

日本でたまに見かけるそれよりも、有に3倍以上はあろうかというサイズだ。

少々重たそうに見える。


その男性は庭先にある樹木の枝にその鳥小屋を設置した。

落ちない様にと入念に針金が巻かれている。

作業を終えると男性は満足げな表情を浮かべていた。

設置後にその男性は二礼二拍手一礼を行っていた。

その様はとてもこの世界には似合ってはいない。

でもそんな事はどうでもいいのかもしれない。

実にその男性は嬉しそうにしていたからだ。

さもそうすることが当たり前の事と思っている節があった。

であるならば、それも悪くはないだろう。


その後、その男性は庭先の花壇や、家庭菜園の野菜に水をやり、雑草を抜いていた。

楽しそうに作業をしている。

土に触れることが嬉しいのだろう。

実に活き活きとしている。

そしてこんな事を言い出した。


「さて、本日も美容院『アンジェリ』は盛況だな!」

異世界美容院『アンジェリ』は本日も・・・大盛況みたいだ。

そんな朝の一時を向かえていた。


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