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異世界美容院Angeli  作者: イタズ
第1章 創成期 髪結い組合編

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夢が叶った?

俺は興奮している。

いきなり何の事かと思うだろうが。

まあ聞いてくれよ。

急な事で申し訳ないが、ちょっと語っていいだろうか?

いきなり語られても困るよな?

でも俺は話好きでは無いので勘違いしないで欲しい。

だがしかし、ここは語らせて下さい!

身勝手でごめんなさい。

まあ話し始めなんてこんなものだろう。

違うかな?




いきなり言うが、俺は遂に独立を果たしたのだ!

屈折十五年。

これまで長かったー!

やっと自分のお店を持つ事が出来る。

何のお店かって?

美容院だよ。

ん?美容室かな?

どっちでもいいか。

俺の認識ではどっちもたいして変わらない。

あれ?違いってあったっけ?

まあ、いいか。

床屋とは違うからここは勘違いしないでくれよ。

ここに関しては大きく違う。

その違いは・・・今はいいだろう。


なんにせよ念願の独立である。

ああ・・・やっとだよ。

はあ、これまで俺はよく頑張った。

こう言っては何だが、自分で自分を褒めたいくらいだよ。

誰の名言だったっけ?

確かマラソンの・・・野口・・・

まあいいか。

どうにも脱線しそうになるな。


いきなりだが俺の美容院にはたくさんの拘りが有る。

これも脱線か?

まあ時間が有る時にじっくりと話をさせて頂くよ。

話の順序が可笑しい事になるかもしれないが、此処は目を瞑って欲しい。

なにせ俺は今、興奮しているのでね!

俺の都合ですまないが付き合って貰おうか。


ふう、何にせよ嬉しい事だ。

是非祝って貰いたいものだ。

だって念願の独立だよ?

俺の夢が叶ったんだよ!

なんなら花輪でも送ってくれ!

俺は一向に構わない。

ごめんなさい、少々浮かれているんでね。

落ち着けって?無理でしょうよ!

すまない・・・鼻に着いたらのなら謝るよ。

いい加減冷静に成ろうか。

ここは複式呼吸でもしておこうかな。

鼻から息を吸って、口から吐くってね。

多少は落ち着いてきたかな?




これまでの俺の事を簡単に話すと。

美容師歴は十五年、もうベテランの境域に入る。

こう言ってはなんだが、腕には自信がある。

東京の青山のお店にて、それなりにカリスマ店員と持て囃されてきたからね。


でも実は俺はこれが嫌だった。

おそらく某テレビドラマの影響を引きづっているのだろう。

未だにカリスマ美容師と敬われていたのだ。

いい加減にして欲しいよ。

当のカリスマ美容師は美容師免許を持っていなかっただろうが・・・

無免許でハサミを持つなんて、あり得ないだろう。

これぐらいにしておこう、他人の悪口は言いたくないしな。

でもこれで世間から美容師に注目が集まったよ。

今思えばありがたい事でもある。

まあ今更か?


それにしても美容師という職業は、何かと勘違いされがちだよ。

流行の最先端であるとか、美に造詣が深いとかお洒落だとかさ。

先入観は捨ててくれ。

勘弁して欲しいよ。

確かにそういった者もいる。

それは認める。

常にインスタとかをチェックして、今の流行を追っている者は一定数いる。

それを咎める気は無い。

それも一つの処世術であり、お店や自分を売り出す戦略なのだから。

かくいう俺は余り気にしない質だ。

まあSNSにいまいち着いていけていない事も確かなのだがね・・・

ローテクという程でも無いけどさ・・・

お洒落さんかと言われると困ってしまう。

俺はお洒落さんですと言っている者の大半は、お洒落では無く、ただのズレた個性だからね。

そんな人を何人も見てきたよ。


そんなこともあってか、俺は間違っても自分がお洒落さんだとは言えない。

まあそれなりに気は使っているけどね。

特に被りは無いようにしている。

あれは単純に恥ずかしいからね。

自分が自慢げに着ているTシャツを、普通におばさんと被った時には、膝から崩れ落ちそうになったよ。

若かれし時の思い出だが、未だに引きずっている。


加えて言うと、美容師はメディアに取り挙げられれば一財産となる。

それぐらい流行に振り回される要素があるということだ。

まあ美容師なんて所詮そんなものなんだろうと思う。

それに異を唱えるつもりなんて毛頭ない。

でも本当にそれでいいのかと思う俺がいる。

というのも、結局は美意識何て人其々なんだからさ。

流行だって直ぐに変わってしまう。

そう想うのだがどうなんだろうか?

それに人には自分にとっての美意識がある。

流行に流されないのも個性だと思うしね。

自分に合ったスタイルをみつけて欲しいと思う。

俺はそれを切に願うよ。

要は自分にとってこれが良い、これが決まっている、これが合っている、これが似合っていると思えることが一番大事なのだから。

違うかい?

俺はそれを探す手伝いが出来ればと思っている。

そんな美容師を心掛けてきたよ。


さて、こんな話を続けると俺の小言ばかりになりかねないので、話を先に進める事にしようと思う。

いいだろうか?

中年の小言には付き合いたくはないよね?

俺は中年か?

今はどうでもいいか。




これまで都市型の美容師を続けてきたが、ここに来て価値観の変化等が有り。

俺は都市型の美容師を手放す事にした。

もう修業はお終いということだ。

せっかく独立するのだから、自分の好きなスタイルでお店は運営したいと考えている。


俺の目指すスタイルは決まっている。

それは自然体だ。

言葉にすれば簡単だが、これが結構難しい。

まあ詳細は後日話をしよう。

どうしてそう思ったのかが気になるかもしれないが・・・話を先に進めなければならないからね。


何れにしても、俺の好きに出来るお店が開業するんだ。

喜ばしいことじゃないか。

場所は地元の地方都市。

都会なんて離れるに限る。

もう都会の喧騒は聞きたくは無い。

自分の好きなライフスタイルで、自分の好きなペースで、自分の好きな儘にお店を開きたい。

要は俺の好きにしたいということだ。

我儘とは言ってくれるな。

俺のお店なのだ。

好き勝手やらせてくれよ。

どうせ下手を打っても俺の責任なんだからさ。


結局は流行りのスローライフを求めているのかもしれないが、個人的にはちょっと違う。

それはもし俺やお店が何かしら求められる事があるのなら、全力で答えたいと言う事だ。

ここだけは譲れない。

フンス!

要らない力が入っているな。

まあ頼られれば全力で答えますよということだ。




美容院の建設は実に独特だ。

俺のお店は簡単に言うと、一階はお店、二階は住処である。

まあ地方でよく見かける店構えだ。

でも他とは大きく違うのは、完全に一階と二階が分離していることにある。

一階から二階に繋がる階段は屋外にあるのだ。

一階の店内から二階には行けないということ。

こういった構造のお店は実はほとんど見かけない。


この構造は実に理に敵っている。

というのも、お店と家は分離されている。

つまり、もしお店が立ち行かなくなった場合は、お店をテナントとして貸し出すことが出来るということだ。

最悪の場合の手が打てるという仕組み。

それに重ねて経費は両方ともお店の経費に出来るのだ。

要は二階の生活費の光熱費や通信費を、お店の経費にしてしまえるということだ。

その理由は引き込みや契約をお店名義で行っているからだ。

個人で行ってしまっては、少々面倒なことになる。

これは結構大きい。

経費を馬鹿にしてはいけない。

下手をすると月に10万円近くロスをする可能性すらあるのだから。


でももし仮にテナントとして貸し出したら話は別なのだが。

でも打てる手はある。

そうなっても良いように一階と二階を分離できるように分電盤なんかは構築されている。

細かい話しは今は止めておこう。

まあそういった所にも目を向けていると分かってくれればいい。


重ねて説明すると経費を侮ってはならない。

光熱費は当然の事。

他にも通信費、ネットの料金、これだけでも月に十万円近く掛かってしまう時もある。

特にエアコンをフル回転させる時期は高くなる。

夏場は覚悟が必要ということだ。

最近では美容院に限った話ではないのだがね。

本当に日本の夏は暑すぎる。

勘弁して欲しいよ、そう思いません?

暑熱対策も限界があるよ、全く・・・

俺もいつかかかるかも・・・熱中症。

おー、怖!




土地も建物も自分の物だ。

借り物のテナントも考えてはみたが、結局賃料を払うのならば、自己所有出来た方が、将来的には安上がりだと結論づけた。

本音を言えば腹を決めるのには時間が掛かった。

だって自己所有だよ?

責任重大じゃないか?

大きな財産だよ?


その分初期投資は膨大になったが、そこは覚悟を決めた。

幸いにもこれまでに頑張って貯めてきた貯金と、前に勤めていたお店が超有名店ということもあり、銀行の融資はなんとか扱ぎつける事ができた。

でも・・・完済には三十五年を有する事になっている。

所謂フラット35だ。

自宅兼ならではだな。

自宅を建てた経験のある人には分かって貰えるだろう。

簡単に言うとあと35年は死ぬ気で働けということだ。

頑張るしか無いよね!

当然繰り越し返済をしようと努力をしますがね!

でも・・・出来るかな?

頑張りましょう!

住宅ローン・・・怖!


今回の独立を機に、俺は法人を設立する事にした。

その理由は多岐に渡るが、細かい事は後日改めてということで。

後日改めてが多いが今は勘弁して欲しい。

何かと忙しくしているのでね。

お楽しみとしてくれると助かるよ。

細かい事は後日いくらでも話をするからさ。


その所為で店舗となる一階は法人の所有となっている。

ここで処遇が変わってしまうのは、一階の店舗部分のローンの返済期間は十年だということ。

ここは個人とは違う部分だ。

法人は個人とは扱いが違うのだ。

本当は実績の無い法人に住宅ローンなんて組める訳が無い。

でもここは裏技を使わせて貰ったよ。

詳細は・・・語る訳にはいかない。

まあ、察してくれると助かる。

それなりに人間関係を構築してきたのでね。

決して悪い事ではないので勘違いして欲しくは無いのだけどさ。

でもこれだけだと疑ってしまうよね。

はあ、困ったな。


話を進めると、二階は自己所有となる為、返済期間は三十五年だ。

詰まる所、最初の十年が堪え処となる。

どう言う事かというと、土地の所有者は俺で、建物の一階は法人の所有、加えて二階は俺の所有となる。

美容院兼自宅はあくまで俺の土地の上に建物がある為、お店は俺から土地を借りているということになる。

本来であればここに賃料が発生する。

だが俺は10年間に限りここは無償で借り入れを許可するという契約を俺と法人の間で結んでいる。

その中で経費は法人側で全面的に持つようにと記載もある。

そして十年が経った際にはこれまで発生しなかった賃料が発生することになるということだ。

分かって貰るだろうか?


土地は自己所有である為、十年後以降は法人から賃料を得ることも可能だ。

本当にそうするかどうかは十年経ってから決めようと思っているが。

それまでの十年間返済金として払ってきた金額は丸々賃料に化けても可笑しくはないだろう。

要はそういうことだ。

だが本当にそうなるかは分からない。

だって十年後の自分の経済状況なんて分る筈はないからだ。

そうなって欲しいという願望も混ざってはいるのだけれどね。




さて、話は変わるが、俺は店舗オープンを前にして、神棚を準備する事にした。

これは俺にとっては日本人の嗜みでしかない。

こう言ってはなんだが深い意味は全くない。

現に俺は特定の宗教感は持ち合わせていない。

要は無宗教者だからね。


建物の引き渡しは終わっている。

先ずは備品や家具を整えると共に、神様をお迎えしようということだ。

既に大体の備品やお店の設備の準備は終わっている。

この状態ならば神様を迎えても良いと俺は考えた。

因みに今は一時的に実家に住んでいる。

まだ二階の新居には住んでいない。

俺よりも先に神様に住んで頂こうと配慮したかったのだ。

神棚は着付け室に設置済み。

後はお迎えするのみである。


俺は決して信心深い訳ではないが、目に見えない物を無下にすることはこれまで一度もした事はない。

ある意味目に見えない物こそ丁重に扱ってきていた。

俺はお店に一番近くて、祝詞を挙げて貰える神社をネットで検索した。

早速神社に出向き、商売繁盛の祝詞を奏上して頂いた。


その祝詞の奏上はとても優雅で気持ちの良いものだった。

頭を下げている時に不思議とちょっとしたトランス状態にあったのかもしれない。

心地のいい夢を見た様なそんな気分だった。

その時に頂いた神札とお守りを持参して、今度は氏神様にお参りした。

この神社に俺は妙な懐かしさを覚えていた。

はて・・・俺は過去にここに来たことがあるのかもしれない。

いまいち覚えていないけれど・・・

まあいいだろう。


お賽銭を投げ入れて、二礼二拍手一礼を行う。

拍手の音が鳴り響いていた。

特にお店の繁盛などは祈願しなかった。

世界の平和を祈願しただけだった。

そうあるべきだと思ったからだ。

すると不思議な光が神札とお守りに宿っていた。

それを俺は全く気づいていない。

神様をお迎え出来ることに俺は満足していた。

世界が平和でありますように・・・




お店に戻ると、先ずは敷地の四隅に盛り塩を設置する。

その後神棚に神札をお供えし、酒、塩、水、榊を祭った後に、二礼二拍手一礼を行う。

神棚の上には『雲』と達筆な文字で書かれた半紙が張られている。

二階があるから必要ですよね。

お守りは俺の財布の中に入っている。

窮屈で申し訳ないが、常に携帯する事を考えると他には思いつかなかった。


随分と信心深いと思われるかもしれないが、これは日本人としての当たり前の事と俺は捉えている。

これから新しい事を始めるのだ。

これぐらいして当然だろう。

目に見えない物こそ大事に扱うべきなのだ。

すると摩訶不思議な現象が起こっていた。




神棚から光が当たり一面に向かって放たれていた。

え!神棚から光って!何だ?

そんな俺の動揺を無視してどんどんと光が広がっていき、やがて世界を光が満たした。

眩しすぎて俺はブラックアウトしていた。


気が付くと俺は倒れていた。

どれだけ気を失っていたのかは分からない。

何が起きているんだ?

どうなっている?

今の光は・・・

夢なのか?


まあいい、気分を変えよう。

まだこれからやる事が山ほどある。

時間は有限だ。

早く最終調整を完成させなければお店を開くことが出来ないからね。


俺はお店の備品を整えることにした。

キッズルームに必要なおもちゃをキッズスペースに運ぶ。

積み木等の幼児用のおもちゃだ。

他にも絵本やらアン●ンマンのおもちゃやら。

姪っ子のおさがりなんだけどね。


そして俺は違和感を感じていた。


あれ?

なんか寒くないか?

今は夏だ。

俺は半袖のポロシャツにスラックス。

もしかして風邪でもひいたのか?

おでこに手を当ててみるが平熱だ。

どうなっているんだ?

体調には変化はないが・・・


外の異変を感じて、俺はロールカーテンを上げて外を眺めてみた。

・・・

嘘だろ?

なんで雪が降っているんだ?

今は夏だろう・・・

それに・・・

なんだ?この町並みは・・・


俺の眼の前には見たことも無い景色が広がっていた。

本来であれば駐車スペースがあり、その先には生活道路があったはず。

でも俺の眼に映るのは全く違う光景だった。

一面雪で覆われていて、夜ということもあり、はっきりとは分からなかったが・・・

明らかに俺の知る光景ではない。

どうなっているんだ?

・・・

思考が止まる。


寒さに身体を振わせていた。

そこでやっと俺は我に返った。

直ぐにエアコンの暖房ボタンを押す。

温度は26度にセットする。

バックルームのクローゼットに入っているジャンバーを羽織る。

まだこれでも寒い。


お水を温めてお湯を準備した。

ここは温かいコーヒーが飲みたい。

瞬間湯沸かし器のスイッチを入れてコーヒーを淹れる準備をする。

先ずはコーヒー豆とコーヒーカップを戸棚から取り出す。

こんな時でもコーヒー豆から挽くことを忘れない。

これ俺の嗜み。

コーヒーミルにコーヒー豆を入れてハンドルを回していく。

心落ち着く匂いに包まれる。

ふう、少しは平常心を取り戻せたかな。


コーヒーフィルターとポットを準備し、後は瞬間湯沸かし器が仕事をするのを待つばかり。

流石は瞬間湯沸かし器、ものの数分で水が沸騰していた。

コーヒーを淹れる。

入念に時計回りに、時間を掛けてじっくりと。

ゆっくりと蒸されたコーヒーがコーヒーカップを満たしていく。

ああ・・・いい匂いだ。


一先ず落ち着きたい。

淹れ終わったコーヒーを一口啜る。

よし・・・いい味だ。

一度深く深呼吸をする。

身体が解れていくことを感じる。

どうやら一息付けたみたいだ。

・・・


さて、どうなっているのか?

リフレッシュしたからには現状把握に努めなければいけない。

それにしてもつい先程まで残暑を感じる熱気に包まれていたのに・・・

やっとエアコンが周りだしたみたいだ。

大きな音を立ててエアコンが温風を送り出している。

急激な天候不良なのか?

否、それは考えづらい。

今日の朝の天気予報では熱中症に警戒と言っていた。

それになんだ?あの景色は・・・

雪でいまいち分かりづらかったが、俺の知る景色では無かった。

どうなっているんだ・・・

全く分からない・・・

到底結論づける事等出来ない。

一つ心当たりがあるのはあの神棚から発せられた光だ。

有ろうことか俺はブラックアウトしてしまった。

・・・

分からん・・・

何も分からない・・・

一息ついたのにも関わらず、もう俺の思考は停止仕掛けていた。




其処にその静寂を破る様にノック音が響き渡った。

ドン!ドン!ドン!!!

思わず俺は椅子からずり落ちそうになっていた。

何なんだいったい?

やめてくれよ!

ノック音は続く。

ドン!ドン!ドン!!!

俺は萎縮していた。

自分でも肩をすぼめているのが分る。

後ろからいきなり驚かされた時みたいに飛び跳ねそうだ。


ノック音は留まる事がなかった。

開けなきゃ駄目か~?

怖いよ・・・

何?何なの?

そもそもどうなってんのさ?

マジで分からんぞ。

・・・

待てよ・・・

外は寒空・・・

開けないといけないよな?

ああ・・・どうなってんだよ。

くそぅ!

俺はまだ絶賛混乱中だってのに!

勘弁してくれよ。

しょうがないか・・・

ああ!もう!


怖る怖る俺は入口の鍵を捻った。

ゆっくりと扉を開く。

流石は新築、まるで解放音がしない。

其処には・・・


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