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4話 私はもう逃げだりはしない。

クロがアトミック状態に覚醒してから約5分が経過した。

アトミック状態になったクロの動きはまるで別人と別人が足してできた完璧な状態に仕上がっており、俺は自分自身が守れるか守れないかの窮地に追い詰められていた。


ねこさん「いいね!、それを受け止めるのは想定外だよ!でも、今度はこれはどうかな!!」


にゃん吉「ごぉーー!!」

  

油断して足を蹴られた俺は、その場で倒されてしまった。

しかも、1番使う部分を蹴られたせいで俺の足がダメに立ち上がることさえ厳しい状況になった。


ねこさん?「あぁー!、なんてだらしない姿だなぁ!!!さっきまでの威勢はどうしたんだよw」


にゃん吉「お前だけは絶対にこの場で倒す!!」


俺はそう言って、クロに強い殺気を向けてやった、その視線を見たクロは笑いながら俺の頭を鷲掴みして、こう言ってきた。


ねこさん?「あぁ、そうだお前もクロみたいに僕のコマにならないか?

お前がずっと言っているクロ、クロ!はなもうこの世にはいねぇよ。

だってなアイツは僕に体の意識を乗っ取られて死んじまったんだからよ!

そうだったまだ自己紹介がまだだったな、僕の名前は"ソウタイル"、このー施設の人工知能だ。」


あぁ、俺も少しは勘づいていた。

この体はもうクロではないことを、もし本当のクロならこんな荒い戦いを絶対にしない、アイツの心は優しく、どんな奴でも助けようとするバカ優男だからな。

まぁ、クロがいなくなったことは俺も悔しいことは事実だ、これからはどう前を向いて生きるかだ、たぶんクロの奴もそう言うとな.......よし、時間だ。


にゃん吉「あぁ、もうとっくに知ってたさ、だがなそんな体を持ったとこでよ、その体の親には勝てると思うのか?」


ソウタイル「.....ふふ、猫隊長のことか、アイツはもう死んだよ。だってアイツはこの3人の中で2番に強いねこじろうと戦っているのだからな」


そう余裕そうに言ったソウタイルだったが、アイツはまだまだ俺の計画には気づいておらず、これから起こることはまだ知らない、そう考えながら作戦開始合図のコールを送ったその瞬間、俺の後ろの壁が大きは吹っ飛び、出てきたのは店主のおっちゃんだった。


店長「こんにちはーソウタイルくん、これうちの弟子をいじめたお返し、おら!!」


ソウタイル「グワァーーーー!!!!」


ソウタイルはおっちゃんの重い一撃を喰らい奥の壁まで殴り飛ばされてしまった。

俺はこの出来事を見てやはり毎回思うことがある、おっちゃんは肝心なところで来てくれる頼もしい師だと。


店長「久しぶりの運動で少しは鈍ったな、よしにゃん吉、私が少しダメージを入れるから最後は頼んだぞ、六貫解放(反転術)」


その技を使用したおっちゃんは時間を飛ばしたかのようにソウタイルに近づき、数々の技を放っていた。

その技は到底奴が真似できるようなものではなく、その技の速度は猫の国中で1番だろう、そんな高度な技をソウタイルに与え続けてだんだんと体力が消耗していることに気がついた。


店長「はは、息が荒くなってきておるよ、そろそろ限界かな?」


ソウタイル「そうですねこれ以上の長期戦に持ち込むのは良くなさそうです。

それでは、これで倒れてください!」


ソウタイルの野郎はおっちゃんの足を蹴り飛ばし、骨折させやがった。


店長「ぐっ、、、痛いですね」


ソウタイル「はぁはぁ、実にいい戦いでした、あなたがこれほどまでの実力とは私の計算外です。

まぁ、これであなたは動けなくなりました、この世からこんな技術を持った人がいなくなるのはいやですが、いると今後に支障がきたしそうなのでさようならです、"ロークマーク"(死の光)」


店長「ふふ、これを待っていたよ。いきなさい!!にゃん吉!!!」


にゃん吉「わかってるよ!、ソウタイルお前はこれで消えろ!」


まずい、この至近距離でさっきの技を当てられると僕の再生速度が追いつきません、ここは一旦引くしか、そう思った時、「がっし!」、僕の足に誰かの手が巻き付いた。

恐る恐るその足元を見てみると、死んだはずのクロが僕の足元にしがみついていた。

僕はクロから離れようと強い力で引っ張ったのだが、逆に地面に固定されてしまった。


クロ「お前もこっちの世界に来るんだよ」

  

そう言ったクロの顔は不適な笑みを浮かべており、僕が置かれている状況に初めての死の恐怖を感じた。


ソウタイル「やめろ、"やめるんだ"!!、僕から離れるんだー!!!」


にゃん吉「このことに悔いを改めるんだな、スタラード光線!!!」


ソウタイル「僕は最強的存在!なぜ!なぜ!!こんな奴に僕は負けないと!!後で絶対に殺してやる!!!!、うわぁぁぁ!!!」


ソウタイルのやつは最後まで反省の色を見せることなく、ぶざまに花火になって散っていった。


ソウタイルvsにゃん吉....勝者 にゃん吉、時間50分で確保、爆破まで残り5分で全てのフェーズ停止。


猫博士「ほぉう、実験隊を全員倒すとはなかなかやりますね。でーももうすでにこちらの計画は完成しているんですよ。後はあの鍵を呼び起こすだけですね、」


研究室地下10階、私は隊長の指示通り渚が囚われている地下10階まで来ることができた。

それと向かう道中綺麗なガラス玉がそこらじゅうにたくさん落ちていたので、ついでにそれを少しだけ持ってきました。

なんの役に立てるかはわからないけど、とりあえず一つは渚にでもあげようかな。

5分後....私は一際目立つ大きな扉の前に立っていました。

その扉は鉄製でどんな爆破の魔法でも通用しなさそうなほど硬そうだった、そんな硬そうな扉でも私は無理矢理引っ張り開くかどうか色々なことをたくさん確かめてみることにした。

監視カメラに向けて「あーけーて」と言ったり、「正拳突き!、いったぁぁ、」扉をおもいっきり叩いたり、「すみません、宅配便です扉を開けてください、、、」宅配業者のふりなど何十回と扉を開ける方法を色々試したのだが、無理だった。

開くどころか壁にどんどん傷が広がっていくだけで、私の体力が消耗されるばかりであった。

私は半ば諦め一旦休憩しようとあたりを見渡した、「ん?、滝がある」室内に小さな滝があった。

そこで一休みしようと向かう、すると滝の近くにこんなものがあった、「んん?、大きな炎......」。

その二つの素材をみて、私は前の定期テストで渚に教えてもらった理科の方法を思い出した。


渚「いい?、火に水を4割以上一気にかけると大きな爆発が起きるの、だから絶対にやっちゃダメだからね、、、本当だからね、マジでシャレにならないから」


思い出したやり方とは、水蒸気を利用した爆発だった。

確か水蒸気爆発だっけ、まぁ今、私の目の前に水と炎がある、これに渚の言われた通りに炎に水を大量に注げば大きく爆発するはず!そして扉は壊れる、よしやろう!と思い私は滝に水をくもうと掃除用具ロッカーから大きなバケツを取り出す、そのバケツに水をくむまえの事前チェックのため中身をみる、、バケツの中には何かの袋があった。

袋にはこう書いてあった、"業務用石灰石"と、でも石灰石がなんなのか分からなかったので、火の近くに放り投げました。

すると、私が投げたせいで袋に大きな穴が空き、空気中にはたくさんの粉が散らばった。

その空気中に飛び回った粉のせいで私は大きくむせたその瞬間、目の前で大きな爆発が起きた。


猫博士「なんだ!!、てっなんでチタン製合金の扉が壊れている!!、ん?、これは石灰石、、まさか!!」


凛「うわぁぁーーー!!、そこどいてぇーー!!」


猫博士「ぐぇふ!!!」


私はあの爆発(粉塵爆発)で扉が壊れたのはいいのだが、爆風が大きいせいでかなりの距離を吹き飛ばされてしまい、着地する瞬間誰かとぶつかってしまったようだ。


凛「いてぇぇ、、え?なにこれ?」

  

地面と衝突した腰を覆し、顔を上げたその瞬間、私の目の前には信じられない光景が広がっていた。

そこには大きな猫のロボットがあり、その大きさはだいたい東京タワーと同じぐらいありそうなほど大きかった。

そんな大きな機械をみて、恐怖を覚えた。

こんな大きなものが大勢いる地球世界に暴れ回ると間違いなく被害は大変なことになると、容易に想像できた、、、「あっ!渚いた!!」、ロボットのてっぺんを見てみると渚がロボットの中に取り込まれていた。


猫博士「いててぇ、おいそこのお前!粉塵爆発でこの施設に入るとはいい度胸しとるな!!」


凛「え?、私?」


猫博士「そうだ!!、お前以外こんな入り方できた奴おらんじゃろ!、はぁ、とりあえずお前猫防衛軍のものだな、自己紹介するな、、、私の名前は猫博士この世界を侵略しようと企んでいるものだ!、でお前さんは何者なんだ?」


そう猫博士と言う人が律儀に聞いてきたので私も律儀に返答することにした。

「私の名前は友恵 凛です、高校生で、趣味はカフェ巡りです、今は大事な友達、渚を救いにきました。

なので上にいる渚を返してもらえないでしょうか?」


猫博士「誰が1番使えるものをちょうだいと言ってあげるバカがいるか!返して欲しかったこの機械を自分で止めることだな」


そう博士らしき人に言われたので、私は機械をおもいっきり叩いた。

でも、機械はぴくりとも変化せず、逆にその行動をみた博士は笑ってしまう始末、

私はその笑い声のせいでさらに腹が立ち、今度は足の赤いところをおもいっきり殴った。

「ガシャーン」、、、私が殴ったせいで

機械に大きな穴を開けてしまった、あまりの衝撃だために大きな口が開け、しばらくは放心状態だった。


猫博士「バカやろう!!、そこは万が一のために設置した自動操縦モードだ!!、あぁ、大きく破損してる、これはやばい状況だ、制御が効かず"暴走"が起きるぞ」


博士がそういうと、ロボットの運転システムが起動してしまい、全ての安全ロックを自ら解除されこうはなった、「目標は人類撲滅、これよりプランAを執行します」、、ロボットは動き出し地下14階もある深いところから、地上へと向かおうと大きな穴を堀ながら地上へと向かい始めた。

そして一足遅いタイミングでにゃん吉と猫隊長もこちらにやってきた。


にゃん吉「ひとあし遅かったか、おい!Dr.猫あの機械を止めろ!!」


猫博士「いや無理だね、あの嬢ちゃんが自動安全システムのコアを破壊したせいでロボットの制御装置は自動的にAIに指導権を全て握られた。

 だからこちらから何もできない、俺がもうちょっと対策して安全に配慮した設計をしていれば、、、」


猫隊長「とりあえずお前には重要参考人としてこちらに協力してもらう、こちらに有利な情報、または虚偽な情報を教えた場合お前は終身刑もしくは地球への永久追放が言い渡される、、本当はお前、悪いやつじゃないだろ、お前は人工知能ソウタイルに支持されてやったんだろ?、俺も少しは調べてきたからわかる、こんな己の独欲に強いものはな人を殺したりはしない、反対に感情が弱い奴ほどこんな計画を立てるんだ。だからお前も俺たちに協力してくれ」


この言葉を聞いた猫博士は何かが入れ替わったように私たちに渚の救出方法を詳しく教えてくれた。

(渚くんの救出方法はあります、まず渚くんはセテプターという脳の神経の役割をしています。その神経を利用して猫の喫茶の扉をこじ開け鍵穴を複製させる、そして渚くんが選ばれ者の鍵を利用し、扉を開け地球に自由に出入りできるようにする計画を考えていました。

でも、この状況及び進路だと猫の国にまで大きな被害が及びます、なのでこれからあのロボットに中心部にある、トランシュラミントと言う部品をとってもらい、ロボットの動きを停止させてもらいます。

その行動をとった後に神経の接続が切れた渚くんをみなさんで助けてもらいます。

でも、問題が少しあり、渚くんは意識がないものの神経になっています、つまり渚くんを無理にひっぱたり、神経のセテプターを無理矢理壊す行為だけは絶対にやめてください、もしこれを一つでもやったりすると、ロボットが瞬時に爆発シーケンスに移行して、3秒で大きな爆破をします)と猫博士に言われたことを覚えながら、私たちはロボットが掘った大きな穴をたどりながら出口付近に到着して、そのまま深夜の暗い地上にでた。

、、、地上に出るとそこにはロボットに踏み潰され、たくさんの被害が出た猫達の住宅が私の目の前に広がっていた。

不幸中の幸いのことに、猫隊長が先に地上班へ住民の避難警告連絡をとっており、その知らせを受けた地上班が30kmに及ぶ規制がロボットが地上に出る前に全員避難が完了していたので、猫達の死傷者は1匹もいなかった。


偉い人「おい!、前たち今から言う話をちゃんとよく聞け、これは天上院様からの要請だ。地球に繋がる第一ゲートに到達する1km手前で絶対に死守しろ、もしそれができなかった場合、猫の喫茶付近にcp爆弾(地球でいう核分裂を使わない協力兵器)を落とし奴を確実に抹殺する、とのことだ。」


にゃん吉「おい!、それだと地球にいる猫達や地球の補給物資が滞って、もう一つある2番ゲートの方に殺到するじゃないか。それにそんなものを使うと、中にいる渚も大きな被害がくらうじゃねぇか!」


どうやらこの猫の国の中で1番偉い人たちが、私たちが地下で作戦結構している間に巨大ロボットを倒す緊急議会を開いていたらしい、でもロボットが地上に出てきたのは想定外だったらしく、最終プランである、もし猫の国から地球へ出る前に強力兵器を打つ作戦を猫の喫茶店店主(第一常任理事)抜きで強制的に議決したらしい。

私はその身勝手な判断・行動に怒るよりも、中にまだ渚がいるのを知っている前提で、道連れにする方向でロボットを壊そうとしていることに腹が立っち。


凛「なんで、、、なぎさを道連れにするの?、どうして?、まだ渚は中にいるんだよ!!、なのになんで人を道連れにする前提でロボットを壊すことにしているの、意味わからない!!」


偉い人「お嬢さんの気持ちは分かります、それでも理解してほしいです。地球と猫の国に互いなる被害を出すよりも、ここで片付けようと言う結論にいったたんだ、だから中にいるお友達は救出するのは厳しいと言える。」

  

猫隊長「あぁ"?、おめーふざけたこと言ってんじゃねよ!!、誰が生贄だ!いいか俺たちは渚を救うためにここまで頑張ったんだよ!!、特に凛は1番頑張ってくれた、そんな子に最悪な真実を軽々と言うな!!、もっとちゃんとした考えを言えてからこの発言を言え!!」


にゃん吉と猫隊長もこの最悪な決断に受け止めてられなかったんだろう、だってあんなにさっきまで温厚だった隊長が急に殺気を出した声で、いかにも手が出しそうな勢いで怒り、、、、そしてその言葉をはっした猫ににゃん吉が殴りかかるその寸前、「こら、にゃん吉むやみに殴ってはいけませんよ」、後ろから聞き覚えがある声が聞こえた瞬間、にゃん吉の

伸びきる寸前の腕はぴたりと止まり、私たちは声がしたその後ろに振り向いた。


猫の喫茶店主「何があったかは理解しております、役員。

ですが、ここにいる子のお友達はまだロボットの中におるのです、少しだけでもいいから時間をください、その時間で、ここにいるもの達で救助し、脅威となるロボットを完全に破壊します、もしできないのであれば私が責任をとってあれを使ってロボットを破壊いたします」


偉い猫「うーん、、分かりました、有権者様がおっしゃるのであれば私の独断です、皆様であのロボットをぶっ壊してください、お願いします、時間の方は私が稼ぎますので、皆様はお先にロボットの方へお行きください」


なんと後ろにいたのは猫の喫茶の店主で、店主は私達のために交渉し、私達を先に行かせて渚のことを助けて出せるようにしてくれた。


猫隊長「感謝する猫の喫茶店主」


凛「ありがとうおじさん!」


猫の喫茶店主「はっはっは、そんな礼拝いいから早くお友達を助けておいで、にゃん吉なんてもうあそこのところまで移動してるよ」


にゃん吉は300mぐらい私達からはなれ、ロボットのいる方向へ全力ダッシュしていた。

私もにゃん吉から離れまいと全力でにゃん吉を追いかけることにした、「まってー!!」。


猫の喫茶店主「はっはっ、昔のにゃん吉と私の出会いみたいだな、、、さって、役員さん、彼女達のために私に少し付き合ってもらいますよ」


ロボット進行路危険エリア.....特殊護衛官隊長、猫の護衛、友恵 凛一同 a.m.4:00現着.


私達は全速力で走り15分かけてやっとロボットに辿り着くことができた。

ロボットの辿り着くいなや、にゃん吉や猫隊長は全力でジャンプし、2人でロボットのコアがある中心を破壊しようと全力で技を打っていた。


猫隊長「フラッシュ!!(光)」

にゃん吉「バークストライク!!(空気の砲弾)」


だが、ロボットには全く攻撃とうらず、逆にその攻撃がロボットの怒りに触れた。


ロボット「いたいねぇー、体勢崩れたらどうするの?

     目の前にいるのうざいから死んで、」


ロボットはそう言うと、腕を振り落としにゃん吉達を振い落とした。

その速度は音速を超え、そのまま地面に衝突した、その地面は大きく陥没し、にゃん吉と隊長は大きなダメージを負ってしまった。


にゃん吉「いってぇーー、隊長!!、まだ行けるか?、」


猫隊長「若造が、私を舐めるなよ!、ついてこい!!」


にゃん吉はその後も、振り落としされては殴りかかり、また振り落としされては殴りかかりの繰り返しで30分が経過した。

にゃん吉と猫隊長の体はぼろぼろでまさに瀕死寸前の状態だった、そんな状況でも諦めずに何度も殴りかかり、コアを破壊しようと頑張ったのだが、先に体力の限界が来てしまい、2人ともダウンしてしまった。


ロボット「あれもう終わりなのかな?、それじゃ踏み潰して消えてもらうね、いやそこにいる凛お前を手始めに殺すとしよう」


私を殺す、なんで?、私はまだ生きたい、渚ともっと色々なことを話したい、いやだ、いやだ、いやだ、いやだ


ロボット「さようなら」


凛「いやーーー!!!!」


ロボット「???、なんで、なんで、、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!なぜ!足が振り落とさない!、せっかくいいところなのに!、何故だ?まさか!!、、、、なぎさ、お前まだ意識が残っていたのか!!、早く僕の神経を返せ!!」


あまりの展開で反応の処理が追いつかないのだが、これだけは言える渚が私を助けるために必死に抵抗している、、私はこの不可解な状況をみて、頭の中で今までの行動が振り返ってきた、こんな人頼りの人生でいいのか?いや違う、"私自身が自分で未来の道を切り開かないとダメでしょ!!!"


ロボットのCPU内.....

渚「させるかぁぁーーー!!!、さっきから聞いていればそんなん自分勝手な私情だ!、そんなんで他人を巻き込んでんはいけない!!」


ソウタイル「はぁ、なんだ言えば分かるんだ。お前は今俺の支配下にあるんだ、ごちゃごちゃ言わずに操縦権を開始なさい」


渚「嫌だね!、お前に返すと間違いなくりん、にゃん吉ともう1人の猫を絶対に殺すだろ!」


ソウタイル「契約をしよう、もし俺があの2人に危害を加えたら、このロボットのシステムをすべて初期化して、俺はこのCPUから去ってやるよ」


渚「本当か?、約束を守らなかったらその場でこのロボットの神経を全てオフにしてやるからな!」


ソウタイル「あぁ、約束しよう(馬鹿め、2人を越さないとして、あの凛と言う女を殺して渚の感情を壊せば、神経系の操縦は全て私に入れ替えることができるんだ、戻った瞬間に凛を始末すれば、あは、ははははは」


渚「ほら、返したぞ」


ソウタイル「ありがとう、それじゃ、凛を殺させてもらうね、、、、」


奴は信じられない発言をした瞬間、凛のことを足で踏みやがった。


渚「りぃーーーーーーん!!!、おまえ、、絶対にゆるさねぇ!!」


ソウタイル「は、はははははははははははは、誰が凛を殺さないと言った、私はただ2人だけを傷つけないと言っただけだ。

恨むならこの発言を逃した渚のこの行動に恨みをいれるんだな」


渚「僕が、凛を殺した、、大切な友達を、、僕の判断ミスでころし、、、、、うわぁーーー!!!」


今までに感じたことのないすごく、重い感情で、僕がだんだん僕じゃなくなっていくのがすごく実感してきた。


ソウタイル「はははははは、実に愉快だ、さてそろそろ制御権の方を、、、なぜだ、ありえん、、、奴は何も能力を持っていないはずだ、だから念入りかつ確実に潰したはずなのになぜ!、、凛が生きてる!!!」


渚「りん、?


潰される5分前の外.....


にゃん吉「りぃーーーん!!逃げろ!、お前の方に足がぁ、」


凛「大丈夫、私には効かないよ!!」


私はあの時、不思議な声と共に不思議な能力を手に入れていた、「これは面白い、お前に真の力を授けよう。この力はな猫の国の中だけで使える能力だ、この能力を習得したものはな、すべての全身強化され今まさにお前がほしい理想の力である。

しかもなこれにはたった一つだけの願いを自分の代償と引き換えに叶える機能がある、それもな必ずどんな願いを叶える優れものだ、でもなこれには少しだけデメリットがある、さっき言ったみたいに、これには代償機能が備わっており、その代償機能はな重い願いなほど代償が大きくなる。

まぁ、人を復活させることがない限り至って安全だかな、それじゃ今後の展開、楽しみに上で見てるからな」

この言葉を最後に、私自身の精神空間から抜け出すことでき、私の体には今までにないほどの強い力がみなぎっていた。


ロボット「さようなら」


猫隊長「りん、、」

俺はまた1人の子供を救うことができなかった、、、。

1年前に過去にあったクロの事件、クロはもともと病弱な子猫だった。生まれてからすぐに医者にも余命宣告され、生後2ヶ月に本当のまさかクロは天旅立だったのだ、そのためクロの葬式する時に、クロは棺桶を最後にさすったんだ、すると「にゃぁー」と鳴き声が聞こえてきたから、俺と嫁は棺桶の蓋を開けたんだ、するとそこには生き返ったクロがいて、俺たちに必死に生きていることを伝えるかのように鳴き声をあげていた。

その後クロは虚弱体質が完治してスクスクと成長したのだが、問題が起きたのは12歳の頃だ、クロが急なIQ成長をとげた、まるで機会が操作しているように年齢がつれ重なるうちにだんだん指数的な数値でIQが上がっていったんだ。

それが原因で誘拐された、天才すぎたあまり、その脳を利用しようとするものがたくさんいたんだ。

誘拐されてからもずっと俺は探し続けてきた、雨の日でも雪の日でもビラや情報収集をして着々とクロの居場所を突き止めようとした、そして誘拐されてから1年ようやくこの成果が出てクロの居場所を見つけることができたんだ、その時は嬉しいあまり1人で潜入することにした、いざ潜入してクロがいる最新部まで突撃してみるとそこにはクロとDr.猫がおり何かを喋っていた。


Dr.猫「ソウタイル様、次はどのような計画を」


クロ(ソウタイル)「あぁ、そうだな次は猫の国を滅ぼして地球に移動しようか、、そのためには鍵となる器と大きな機械が必要だな、、んー、それじゃこうしよう、Dr.に機械作りを任せるよ、俺は次の鍵となる潮凪 渚を地球で探してくるから」


Dr.猫「わかりました、、、それでいきましょう」

俺はこの時知った、クロはあの時にもうすでに死んでおり、あのクロは本当のクロではなく偽物のクロ、今私たちが呼んでいるソウタイルと言う人工知能だった。

その時のショックは今でも忘れない、俺がクロを早く病院に連れて行って助けられたらこのようなことにはならなかったと、そんな落ち込んでいる時に、俺の目の前に現れたのは凛と言う地球からきた女子高生だった。

凛は、すごく間違いをすることが多く、そして忘れっぽい性格だというのが少し馬鹿っぽい感じの子供だと思い、俺は昔のクロにそっくりだも思った、、、そんな感じの子供ため俺はいつしか凛のこと本当の娘のように感じ、怪我をさせずに守りたいと願い思っていた。

でも、そんな願いは届かず、、凛は今俺の目の前で殺された、、また俺の目の前から1人の子供が消えてしまったのだ。

俺の無力な力で、、、「隊、、隊長、おい、隊長!、見ろよ!、りんが、、、ロボットの上に登っている!!」、にゃん吉がはっしたその言葉でうつむいていた俺の目線がロボットの上へ向いた。


ロボット「なぜだ!俺は確実に潰したぞ、りん!」


凛「私はもうあなたのような人に殺させるほどやわじゃない!!、逆にあなたを倒して渚を救って見せる!」 

次回final story "いつまでも私たちの心は、最強の友情だよ"

最終公開2026 2月22日p.m.22:22

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