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story3 最悪の囚人現る

p.m.20:00...特殊作戦指揮テントa

私はにゃん吉の背中に乗って、今回おこなう渚救出大作戦の内容を聞くために司令官がいるテントにやってきた。


猫司令官「うむ、にゃん吉か....そこにいる人は連れか」


にゃん吉「そうだ、司令官今回の作戦内容を教えてくれ」


作戦の内容はこうだ、1.作戦特殊部隊と一緒に研究所に強行突入をする。

2.そのまま地下にいき渚を救出する。

3.全ての計画を2時間以内に終わらせる。

このスリーステップで作戦を行うらしい、ともかく2つの作戦は100歩譲って良いとして、2時間で全ての作戦を終わらせるっていったいなんでそんな無謀な作戦があるのだろうと疑問に考えた。

すると、この疑問を解決してくれるように司令官が話してくれた。


猫司令官「うむ、今回は厄介な敵が3人もいる。その厄介な敵が2時間以内に片付けないと自動的に施設が自爆するシステムになっている、だから今回のタイムリミットは最低でも1時50分で片付けるんだ。いいな!」


どうやら今回の作戦には厄介な敵がいるらしい、1匹目.ねこじろう、ハードな体で戦い、得意なボウガンで遠距離攻撃をしてくる。

2匹目.ねこ左衛門、柔らかい体で攻撃を避けるのが得意、戦う時は素早く動くことが攻略の鍵。

3匹目.ねこさん、この3匹の中で最強の強さを誇る猫、未だ戦い方が不明である。


にゃん吉「なるほど、理解した。

とりあえず俺はこのストップをもらう。おい、凛はなんの武器を使う?今のうちに選んどけよ。」


そう言われ、私は武器を選んだ。

棚を見ると武器の種類はたくさんあった、剣や盾、そして弓まであった。

その中でもひときわ気になったものが一つだけあった。

それが気になり手に持ってみる、すると「どがぁーん」、テント周辺に大きな雷が落ちてきた。


猫司令官「ほぉーう、君はサンダー特性があるのか.......君、名前なんといんのかな?」


凛「友恵 凛です!!、」


司令官は何か思い出しそうに「りん..

....」と何度も私の名前を繰り返していた。


p.m.20:30....作戦開始

隊長「これより目標に突入する!、3.2.1」

正面玄関、裏口、窓などが破られて一斉に小隊のみんなと突入した。

突入して最初の研究棟には行方不明だった要救助者がたくさん発見された。

p.m.20:40....B棟エリア

要救助者を救助して、それから隊長と私含めた小隊が向かっていた。

「バァーン」と爆風と同時に目の前にいた小隊の人たちが後ろに吹き飛ばされた。壊れた壁から撒き煙が撒いた状態で私の目の前から例の危険人物、ねこじろうと猫左衛門が笑って颯爽と出てきた。


ねこじろう「はっは、こんぐらいの勢いで飛ぶとは弱いのーーw」


ねこ左衛門「うむ、この斬撃で耐える人がいるとは....ねこじろう行きますよ、」


そう言うと腰にかけてある大きな刀を振り、また鋭い斬撃が私たちにめがけて降ってきた。

すると、猫隊長はそのタイミングが知っているように盾を使い斬撃を跳ね返した。

跳ね返った斬撃は、撃った本人のねこ左衛門被弾しその場で倒れた。


ねこじろう「おうーっう、少しはやるよだなお前ww、それじゃ俺との戦いといきましょか!!」

  

ねこじろうは自分の素早い足を活かしてものすごいスピードで隊長に近づいた。


猫隊長「おっ!!、こいつ早い!……りーん!、お前だけでも先に行け!!」


指示したのと同時にさっきよりも大きな斬撃の衝突する衝撃音があたりに響いた。

斬撃がきてから1秒も立たないうち、2人は目で追えない速さで何十、いや何百回と剣を振るっていた。

ねこじろうと隊長が激しく戦ったそんな今、私は隊長の指示どうりに下に続く階段へと向かった。

A棟....???地下3階


にゃん吉「やはりな、、、酷いことをしやがるもんだ」


俺は隊長にとある任務を1人で任されていた。

p.m.20:20...作戦テント内部


隊長「にゃん吉お前に頼みがある、私の息子を止めてくれないか、」


にゃん吉「あぁ、クロのことか....いや、あっちの方ではねこさんと言われていたな」


隊長には凛と同じくらいの子供がいた。

その子供の名前はクロ、隊長による話だと昔からクロは母親似で性格がとても穏やかで、そんな性格とは思えないほどの成績が優秀でスポーツも万能な優等生だったらしい、そんな優秀な成績が仇となり組織に狙われ、去年の学校終わりに連れさわれてしまった。 そして、クロが発見されたと情報部に情報が入るとクロは、もう昔の優しいクロではなく猫を傷つけるのが好きな猫に改造されてしまっていた。


にゃん吉「まぁ、そんなことをするのはお前だけだろクロ」

奥から笑い声が聞こえ見てみる、するとものすごい殺気をだしながら俺の目の前に出てきた。


ねこさん「やっぱりにゃん吉お兄さんだー、僕まだ痛み足りないからにゃん吉お兄さんのこと倒すね」


にゃん吉「あぁ、俺を倒せるものなら!!!」


俺は全力で足を踏み出し、クロの正面に刃物を顔を突き出す。

「ばぁーーん!」、大きく切りつけあたり一面は砂埃に覆われた。

目の前には切りつけたと思ったクロの姿がなかった、すると後ろからものすごい殺気を感じ受け身をとる準備をして振り向く。


ねこさん「今のお兄さんはすごい攻撃だったよ、もう1秒遅れていたら僕の首が跳ねていたところだよ、それじゃ次は僕の反撃だね」


やはり想定どうり、クロは何かをしようとしてきたと思った瞬間、クロの腕から高出力のレーザーが俺の目の前に飛んできた。

俺はそのレーザーの反応に対処が遅れて避けきれず、足に少し被弾してしまった。


ねこさん「あれ?お兄さんもう倒れちゃうの、まだ戦って5分しか経ってないよ」


にゃん吉「まだ終わってねーよ!」


そう言って俺はつかさずクロに反撃をした。


B棟エリア....戦闘中

俺はねこじろうと激しい攻防を続けて10分が経った時、ねこじろうが動きだしやがった。


ねこじろう「ああ、もう飽きちゃったよ、飽きたから良い加減もう良いから死んでくれない?、制限リミッター解除」


そう言うとねこじろうの動きが変わった。

パンチの速さが1秒間隔で5回だったのが0.1秒間隔に変化して、パンチ速度が10回に大きく変化した。

俺はその速さに対応できず、そのまま防御できずに3分間殴られ続け、最後には壁の方まで飛ばされてしまった。


隊長「ぐはぁー!」


ねこじろう「これでわかったでしょおじさん、これが俺の実力パースとファイマー!、この力はねこ博士から貰った偉大な力なんだよ!!、おじさんみたいな老害には少し強すぎたかな?、まぁこれから楽にしてあげる、あの息子のようにねww」


意識がもうろうとしている時、俺の目の前に消えたはずの息子、クロが現れた。

たぶんこれが死ぬ前の走馬灯ていうやつなのかな?


クロ「父さんごめんおれ止めれなかった、だけど父さんがこっちに来るのは早いよ僕の力を使って早く凛のところに行って、お願い」


ねこじろう「さようなら、おじさん」


高出力出力レーザーをおじさんに向けて撃ってやった。

レーザー撃ってからすぐに砂煙が晴れて、おじさんがいたところには、形もない炭しかなかった。

「ふははは!」奴が炭になって死んだことがとても愉快だった。

そう笑っていると顔に音速を超えると速度で殴る影が見えた、それを見て私はガードの体制をしようとしたが、間に合わず壁の方まで飛ばされてしまった。

そして殴り飛ばされて0.5秒に壁にたどり着いた。

あまりにもの速さで私は受け身を取れず衝突してしまった。

これはかなりのダメージを負ってしまった、肋骨が5本いかれたと思う。

あまりの痛みに胸を抑え悶絶しながらも、目の前を確認する、.....驚きたくなかったが、自分の目の前には灰にはずのおじさんが普通に立っていた。


隊長「さぁーて、、これからお前にはお仕置きタイムだ」


そう言うと、さっきまでとは比べ物にならないほどの速度でくちらに向かってきた。

私はとっさの判断でシールドを展開したが間に合わず、すでに懐に潜り込まれていた。

そのまま胸に強烈なパンチを打たれ、また壁の方まで飛ばされてしまった。


ねこじろう「ばぁーはぁーー!!!」


猫隊長「そうか、もう終わりか....それじゃ最後の一撃だ」


おじさんは奇行(猫親衛隊の最終奥義)のぽうずをとり、力を貯め始めた。

だが、、おじさんの判断はまだ甘かったようだ、私には奇行は効かない、なぜかって私には最強の奥義シールドテイストがある。

シールドテイストは約10トンまでの圧力は余裕で耐えれる、おじさんが使う奥義奇行はせいぜい5トンが限界、ならば撃った瞬間にシールドテイストを召喚させて防御したのちに、さっきよりも強い高出力レーザーで、今度こそ灰も残らないほど粉々にしてあげる。

私は不適な笑みを微笑みシールドテイストの召喚準備をした。


猫隊長「そのポーズを待っていた。

お前が今やろうとしていることは"シールドテイスト"(最強の守り)」


ねこじろう「はは、今更怖気ついたって無駄だぞ!!」


猫隊長「君はどうやら大きなかんちがい?をしているみたいだね、私が打とうとしいるのは奇行ではないよ、俺が考えた新しい技だ。

ちなみにシールドテイストはせいぜい耐えれても10トンが限界、私が今打つ技の威力は100トン以上だ」


私は大きな誤算をしてしまった、てっきり奴は奇行を放つかと思っていたが、、まさかの別の技とは!、これはまずい!、私は今シールドテイストの召喚ポーズをしてしまっている、この状態になれば5分は動けない、くっ!、ここまで読まれていだと!!!、猫田 クロ吉!!!

 

猫隊長「それじゃさようならだねこじろう、六甲砲!!発射ー!!!」


ねこじろう「シールドテイスト!!!」


おじさんの手から放たれた青い光が、私のシールドテイストを簡単に破り、私の目の前にまできた、「あぁ終わった、、、」、そのまま私は青い光に体を包まれた。


六甲砲を発射してから30秒後....俺は六甲砲をまともに喰らってギリギリ伸びる寸前のねこじろうに、こう言ってやった。


猫隊長「お前の敗北は仲間を思いやっていないことだ、わかったら刑務所で反省するんだな」

そう言ってやったら、ねこじろうは悔しそうに気絶しちまったよ。

ねこじろうvs猫隊長....勝者 猫隊長


A棟....実験室地下3階

俺はクロと激しい攻防を10分以上続け、とても不利な状況に置かれていた。

理由はこの10分間で俺は守りを多くしたためか体力を多く削られ、クロの方が体力が多くあるまさに最悪の状況だったからだ。


ねこさん「お兄さん守ってばかりだと消耗よ」


にゃん吉「わかっとるわ!!」


クロに一瞬の隙ができた、俺はその隙を見逃さずに顔面にストレートを決めることができた。

だけど、クロは微動だにせずに、今度はこちらに顔面ストレートを反撃されてしまった。


ねこさん「うん、弱いね。

体力の消耗が通常より激しい、つまりお兄さんはそろそろ限界だっていう証拠だね、じゃぁそろそろ終わろうか」


にゃん吉「あぁ、確かに俺はお前よりも弱い....だがな!、俺は今までカフェのおっちゃんに辛い特訓を鍛えられた、毎日筋トレ300回以上、町内5週を続けた。だが、お前は感覚の天才であり、お前にとってはこれは全て朝飯前だろ、でもな俺はなお前と違って感覚ではやらないんだ!、技術で戦ってやるんだよ!!!、ストレートフィールド解放(力倍増)!!!」

 

俺は最終奥義ストレートフィールド100倍を解放した。

ストレートフィールドは通常の身体を倍増する裏技だ、使用すると猫本来の力、100トン以上を解放することができる

デメリットしてはこれは1分間しか持続できないことだ、1分以上過ぎると通常の力に戻ってしまい、ペースが乱れてしまう。

だからこそ俺はこれで決める、おっちゃんに教わった技で絶対に決めてやる!


にゃん吉「うぉーーーー!!!」


お兄さんの力がさっきまでより指数的に上昇しているとこが自分の感覚で身に染みた。

僕はこれがとても嬉しかった、、、だってこれは猫の喫茶店しか知らない技なんだから、もしこれを全て模倣できれば僕は猫の国で無敵の存在になれるからね。


にゃん吉「ストロンガーバーースト(破壊弾)!!!」


俺は全身全力でクロに技を放った。

その速度は約185km/sに達し、比較するならプロ野球選手の最速記録165km/s×1.3倍の速度である。

そんな豪速球を受けて無傷な状態でいられないだろうと予想したが、クロは俺の予想を超える遥かな行動をとりやがった。


ねこさん「ふふ、"ブラットコピー"(模倣する)」


そう言った瞬間、俺の視界にものすごい閃光が走り、しばらくは目を開けることができないほど眩しかった。

たぶん体感で30秒ほど過ぎた頃だろう、

やっと目の視界が晴れてきた俺は、目を開けた。

.......あまりの衝撃で口から言葉が出なかった。

だって俺の目の前には完全に俺の技を模倣して完璧に覚醒したクロが立っていたのだから。


ねこさん?「ありがとね、お兄さん。

僕をアトミック状態(完璧な存在)に覚醒させてくれて」

次回 final story "私たちいつまで友達だよ"。

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