182.悪役令嬢の夫の通勤
テンプレな“真実の愛”のイジメ疑惑追求から始まった、エリザベスと周囲のお話—
エリザベスの幸せと、その周囲を描きたいと思い書いている連載版です。
ルイスと小さな小さな家族との生活としては、58歩目。
引き続き、ゆるふわ設定。R15は保険です。矛盾はお見逃しください。
「はい、ごちそうさまでちたねえ。オリヴィアはいい子でちゅね〜」
オリヴィアに授乳し、小さな背中をさする。本当に幸せなひと時だ。が、すぐに終わる。
乳母と世話役に愛しいこの子を渡さなければならない。
生後数日は、「オリヴィアと一緒にいたい。お世話を全部したいの」と抱きかかえ離そうとしなかった私を、クレーオス先生が心を込め諭してくださった。
「姫君。今のお気持ちは、出産直後の母親としては自然なこと。無理もないのじゃ。
ただ姫君はエヴルー“両公爵”のお一人じゃ。
その務めのためには療養が何より大切、第一優先じゃろう。
おっぱいだけお願いしているのは、そのほうが母体にも子どもの健康上にもよいという研究結果があるからじゃ。
姫君が選んで信を置いた者達を、粗末に扱ってはなりませぬぞ」
「先生……。申し訳、ありません……。
この子を……。オリヴィアを……頼みます……」
胸が引き裂かれる思いで、オリヴィアを預ける。
出産後は特に感情の揺れ幅が大きく制御が難しいと言われているが、本当に辛かった。
自分で決めたことなのに、主人としてこんなことでどうするの、と落ち込み苛立つ私を、マーサは食事や身体の手入れをしながら見守ってくれた。
ルイスとはしばらく朝と夜のあいさつの時だけ会った。
母としても領主としても中途半端な自分に自己嫌悪し、産後でボロボロになった今は、愛するルイスに幻滅されたくなかった。
全力で私のお世話をしようとしたルイスを、クレーオス先生とマーサが止めてくれた。
ありがとうございます、クレーオス先生。
ありがとう、マーサ。
そして、本当にごめんなさい、ルー様。
お世話を受け入れていたら、この醜い苛立ちをぶつけてたと思う。大好きなルイスにこんな自分を見せたくはなかった。
ルイスは今、二人分の執務をアーサーと共に行いながら、エヴルー騎士団の訓練を指導し、オリヴィアのお世話を習う、という多忙、かつ充実した日々を送っている。
と、マーサが少しずつ教えてくれた。
毎晩、渡してくれる手紙からもそれは伺えるが、その多くは私への気持ちを綴っていた。
『どんなエリーだって愛してる』
『俺もオリヴィアの側にいたいが、世話役と乳母達から追い立てられてるんだ。
一番はエリーの側だけどね』
ああ、ルイスも私と一緒なんだ、と思うと少しは心が安らげた。どんなに短くても返事はした。
苛立ちの中にも、こんなに誠実にしてくれるのに、という想いはあったからだ。
本当に我ながら思い上がっているが、子供の世話をできる平民が羨ましかった。
だが、私は彼らからの血税で生きてきた“青い血”を持つ者だ。それは許されない。
これだけは絶対に口にはしなかった。
ルイスは毎朝、花を一輪選び持ってきてくれた。
温室の赤い薔薇の時もあれば、冬の庭の白椿や白いヒヤシンス、ピンクの水仙の時もあった。
王妃教育により、花言葉を叩き込まれた私には、ルイスの想いが嬉しかった。いずれも愛情を込めたものだ。
その花の美しさと香りに少しずつ気持ちが和らぎ、2週間が過ぎた頃には気持ちもかなり落ち着いた。
「姫君はご存知じゃろうが、動けるようになるのは2か月後、完全な復調は半年から1年と言われておる。それまでは無理は禁物。
マーサ殿の言うことをよく聞きなされ」
体操も少しずつ始め、私の部屋でだが、ルイスと昼食を一緒に摂れるようにまでなった。
朝のあいさつに来てくれて、黒い縁取りの青いリボンが結ばれた白い薔薇をくれた時、勇気を出して誘ってみたのだ。
「ルー様、毎日ありがとう。それでね、今日から、お昼を一緒に食べてもらえたらなって」
自信が無くて少し俯いてしまった私は、返事がないことに怯えつつも、ゆっくり視線を上げる。
オリヴィアに似た青い瞳は、今にも涙がこぼれそうになっていた。慌ててハンカチを取り出してふいている。
そこには私が刺したイニシャルが見えた。
「…………その、嬉しすぎて。もちろん一緒に食べよう。
楽しみにしてる。ただ無理は禁物だ。
クレーオス先生に相談して、時間を決めたほうがいいと思う。
絶対に俺がいろいろ話して、エリーに無理をさせるのが目に見えてる」
「ありがとう、ルー様。楽しみにしてる。
そんな、泣かないで……」
「ごめんよ、嬉しくて……。
ありがとう、エリー。ありがとう……」
同じ邸内にいるのに、私にもオリヴィアにもなかなか会えないルイスも辛かっただろう。
そう思うと、自然と手が伸び、黒髪をなでていた。ルイスがその手を取り、甲に触れるか触れないかの接吻をしてくれる。
「これ以上、長居をしたらクレーオス先生に叱られるな。
昼食、楽しみにしてるよ」
「私もよ、ルー様」
久しぶりに一緒に食べる食事は少し緊張したが、おいしい料理とルイスの話題が和らげてくれる。
「オリヴィアの誕生祝いだけど、なんか調整してるらしいんだよ」
「え?調整?」
オリヴィアの誕生が新聞報道されたとき、私の療養時と同様に事前に取り決め、『お祝いはご遠慮します』と大きく掲載していた。
帝都邸に持ってきても、品物は全てていねいにお断りしている。
受け取るのは、身内とごく親しい間柄と決めていた。
また“中立七家”からは事前に乳母車とゆりかごをいただいている。
「ああ、タンド公と義父上ラッセル公と母上の間で、何を贈るかやり取りしてるらしいんだ。
タンド公は、幸せになるって言われてる、白樺でできたカップって、早々に決めてくれたんだ。
残るは魔除けのピアスと銀のスプーンなんだが、ピアスを、義父上と母上で話し合ってるらしいんだよ」
「あら、お父さまが?」
1週間後にお手紙を送ったのだが、入れ違いに届いた手紙には、確かに『祝いの品はもう少し待って欲しい』と記されていた。
ありがたくも、『迷ってらっしゃるのかしら』と思っていたのだが、とんだ実情だった。
この“誕生祝い争い”は、伯母様の仲裁という名の忠告で終結した。
『孫想いはわかりますが、あまり長引かせると、魔除けのピアスの意味もなくなりますわ。
恐れ入りますが、銀のスプーンと合わせ、タンド公爵家からアンジェラに代わり、残りの二品も贈らせていただきます』
これに慌てたお二人だったが、お父さまは『受洗式のベビードレスは、そちらが調製されてらっしゃいますよね』と魔除けのピアスを勝ち取った。
帝室から贈られた銀のスプーンは、二種類あった。
一つはフォルムが非常に美しく、幼児の手でも握りやすく取っ手が丸まっていた。
もう一つは一般的な形で、持ち手の麦の紋様にびっしりとダイヤモンドが埋め込まれている。
どちらがどなたのご命令かは、添えられた手紙を読む前に見当がついた。
皇帝陛下が調製させた豪華なスプーンは、オリヴィアにひと口水を飲ませた直後、宝物室に直行となり、1歳を迎えたころの普段使いは皇妃陛下がくださった品となった。
三家の内で最もお上手にこの機会を利用されたのは、伯母様かもしれない。
『“あの”エヴルー“両公爵”家のオリヴィア公女へ贈られた、幸せを呼ぶ白樺のカップ』ということで、タンド公爵領の木工製品をしっかりと宣伝し、売上げを伸ばしていた。
贈られたのは、カップだけではなく、落としても割れない木製食器と、おままごとのセットも一緒だった。
割れない食器は例によって“テルース”の試用試験も兼ねており、伯母様らしいし、実際とても役立った。
木製食器は庶民が使うもの、というイメージを覆す、優美で愛らしいデザインだった。
お義姉様方のおめでたもあり、備えていたのだろう。
おままごとセットを手に取ると、朧げだった思い出が蘇ってくる。
「懐かしい。私も昔、遊んだわ。お父さまと、お母さまもお相手してくださったの」
お父さまとしかはっきりと記憶になかったが、日記には『エリーと遊べた』と書かれていた。
お母さま、覚えてなくてごめんなさい。
「俺もオリヴィア相手なら遊べそうだ。小さくても本物そっくりですごいな」
ルイスも目を輝かせて手に取り、嬉しそうだ。
二人一緒にオリヴィアと、少しでも遊べたら楽しいだろう。
オリヴィアもすくすく育ち、乳母や世話役との関係も今のところ順調だ。
生後1か月をすぎる頃に、お父さまから届いた魔除けのピアスは、白金製のシンプルなものだった。
クレーオス先生が穴を開けてくださり、私とルイスが立ち会い、天使の聖女修道院の院長様が祝福を授け付けてくださった。
久しぶりに邸外の方と触れ合い、緊張気味の私を、ルイスはさりげなく助けてくれ、院長様は優しく受け入れてくださった。
お祝いの言葉と修道院からの贈り物、色とりどりのキルトの布団カバーの縁取りには、オリヴィアの健康を願った聖句が刺繍されていた。
ルイスと二人、何よりのものをと喜びあう。
貴族らしくないかもしれないが、お祝いは金銀財宝ではなく心だと思う。
お父さまからは後日、『よかったらオリヴィア殿下の受洗式の時に』と、真珠のピアスとベビーリングまで贈られてきた。
『国王陛下から申し出があり、ピアスは私、リングは陛下だ』と記されていた。
どちらも非常に上質だが小粒に留め、上品な雰囲気は、さすがお父さまだ。
真珠の宝石言葉は『純粋・健康・長寿・富』。
ラウリカ王国の庇護がオリヴィアにあることを示してくださったのだろう。
そうしてオリヴィアが来てからの生活にもかなり慣れ、3月になりルイスが庭に誘ってくれた。
かなり暖かくなり、夏野菜や花の苗を用意する作業が進んでいた。
「庭師に頼んでおいたんだ」と見せられたのは、オリーブの苗木だった。
「オリヴィアの成長を願って、エリーと植えたかったんだ。オリヴィアの部屋から見える場所に植えようと思うんだが、どうだろう?」
「すてきだと思うわ。ありがとう、ルー様」
庭師が掘ってくれていた穴に、オリーブの苗を置き、私とルイスでスコップを使い、土をかけ埋めていく。
仕上げは庭師が整えてくれ、たっぷりと水をやる。
「10分か15分程度なら」とクレーオス先生の許可も出て、乳母に抱かれた白いおくるみのかわいいオリヴィアを私が抱き受ける。
もうすぐ生後2か月だ。
かなりふっくらして赤ちゃんらしい体型になり、「あ〜」「う〜」などと言うようになっていた。
今も自分の手をじっと見つめ、話しかけると笑ってくれる時もある。
ルイスと話し合って決めた、愛称のヴィアで呼びかける時もある。
「オリヴィア、ヴィア。あなたの木でちゅよ〜。
一緒に育っていきまちょうね」
「ヴィーア、パパとママと庭師さん達で植えたんでちゅよ〜。丈夫ですくすく育ちまちゅように」
ルイスもすっかり赤ちゃん言葉になれ、自分のことをパパとも呼んでいる。
本当にすてきな旦那様だ。
だが楽しい時間が経つのはすぐだ。
「エリー、重いだろう。俺がヴィアを連れてくよ」
「ありがとう、ルー様」
最初、恐る恐るだったのが嘘のように手慣れた手つきで、がっちりと護るように抱いてくれる。
だが、玄関で乳母に抱き渡し、私に手を差し出す。
「ルー様?」
「いや、ヴィアも大切だけど、俺の一番はやっぱりエリーだからね。
階段がまだ少し心配だから、お手をどうぞ」
もう、やだ。いきなりすぎる。
私は照れながらも、ルイスに手を預け、二人でゆっくりと階段を上がっていった。
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3月も半ば過ぎからルイスが帝都とエヴルーを行ったり来たりするようになった。
帝都にいる期間は数日と短いが、以前の私のようだ。
勝手なもので、ずっと領 地 邸に居てくれるのに慣れたせいか、寂しくも感じる。
ただその初回は、思わぬお土産、いや贈り物を持ってエヴルーに帰ってきた。
「いや、参ったよ。覚悟はしてたんだが、あちこちで『おめでとう』って背中とかをバシバシ叩かれてさ。
ウォルフまでやろうとするから、全力で逃げた」
「うふふ、騎士団流の手荒い祝福も全員にされちゃうと大変だもの」
「それがさ。騎士団からのお祝いがこれだったんだよ」
「あら?」
ルイスが持ってきた箱は、ピンクの厚紙工芸で見覚えがある。
開けてみると、編みぐるみのピンクの熊だ。
エヴルーの編み物作業所に依頼をしていたのだが、なかなかできてこないな、と思っていたら、こういう訳だったのか、と納得する。
生まれた時の身長と体重に調製し、手足も動かせるタイプだ。
ウォルフ夫妻から、帝国騎士団と婦人会を代表して贈られていた。
箱の中には、“プウプウ笛”入りの兎や、鈴入りの猫など、いろんな編みぐるみも入っていた。
「すっかりエヴルーのお得意様だ」
「そうね。嬉しいわ。でもどうして身長や体重を知ってたのかしら」
「ああ。ヴィアが生まれたころ、ウォルフに手紙で聞かれたんだ。母上に報告するからって。
このためもあったんだろう」
「さすが騎士団長閣下。オリヴィアも喜ぶでしょう。ルー様もお疲れでしょう。ゆっくり休んでね」
「エリーこそ。ハーバルバスにゆっくり浸かるんだよ。庭中散歩してるって、マーサが言ってたぞ」
「だって、体力を早く取り戻したいの。
素振りも始めたわ。気持ちいいの。そのうち練習相手をしてね」
「模擬剣とはいえエリーに向けるのはなあ」
「だったら、副団長にお願いしますけど?」
「やります!やらせてください!お願いだ!」
「ふふっ、ありがとうございます」
必死になってたルイスの顔を、独りのベッドの中で思い出す。そして黒い犬の抱き枕を抱きしめ頬ずりする。
仕方ない。
言い出せなかった、いや、言わなかった私の自業自得だ。
今は少しずつ復帰してる公爵領の仕事と、オリヴィアに集中しよう、と思う。
オリヴィアの育児にはまだ慣れない点が多い。
赤ちゃんは個人差が大きい。教則本通りにいかないことがほとんどだ。
頭ではわかっていても感情が追いつかず、クレーオス先生や周囲に慰められ、励まされる日々だった。
遠くで夜泣きするオリヴィアの声が聞こえる。
ベッドから降りるとローブを羽織り、オリヴィアの部屋に向かった。
〜〜*〜〜
「エリー、話があるんだ」
4月も中旬に入ったころ、帝都から帰ってきたルイスは出迎えた私と抱きあったあと、明るく笑う。
どこかさっぱりとした、清々しい表情だった。
「わかったわ。まずはお風呂ですっきりして、お昼をいただいてからね」
「了解」
昼食前にはしっかりオリヴィアの様子を見にいくパパ振りだ。可愛くて仕方ないのだろう。
私にとっても本当に愛しい二人だ。
お昼では私がどう過ごしていたか、時には一緒に食べるクレーオス先生にも質問する。
「私が答えてるでしょう?」
「エリーはすぐ無理をして、過小報告する時がある」
「クレーオス先生とマーサの前では、しても無意味だもの」
そう、私の仕事復帰が始まると共に、『“滅私奉公”癖、抑制チーム』も見事に復活していた。
「母親と領主業務をやるのじゃ。お目付けは前よりも必要じゃて」
とはクレーオス先生の言葉で、マーサにも思いっきり頷かれた。
ルイスはご機嫌で新鮮なエヴルーの幸を味わったあと、私の執務室へ移動する。
〜〜*〜〜
ソファーにローテーブルを挟み、相対して座る。
「ルイス、話って帝都で何かあったの?」
私は公爵として、ルイスに問いかける。
ルイスは私をじっと見つめると、おもむろに答える。
「エリー閣下に報告がある。
ルイス・エヴルーは本日をもって、帝国騎士団参謀部を退職し、顧問となった。
他に自家で騎士団を擁する公爵家当主、各家騎士団長も同じく顧問となった」
私は思わず息を呑む。
言い出せずにいたことをルイスは実行し、さらに帝国騎士団と各公爵家騎士団との連携も強化していた。
「……本当に?騎士団は、あなたの、大切な」
「エリー。俺の生きる場所はエリーの隣りだ。
騎士団からはもう巣立つ時期だと、自分では考えていた。
特にエヴルー騎士団の団長になってからだ。
エリーの心遣いで、帝国騎士団の参謀も続けてたけど、時期がくれば、と思ってたんだ」
「ルイス……」
「南部もかなり落ち着いた。ただ治安維持のため、定期的に人員を派遣する必要はもうしばらく続くだろう。
俺が参謀を抜ける以上に、六つの公爵家騎士団との連携を深め、南部への派遣に参加・協力してもらうほうが重要になった。
これはウォルフも同意したんだ」
私が考えていたよりも、単なる自分の参謀部退職だけでなく、しっかりと国政に結びつけ、負担を他家とも分かち合っていた。
「すばらしいと思うわ。南部も安定化に向かうでしょう」
「エリーにそう言ってもらえて嬉しい。
俺はエヴルーでエリーと共に過ごして生きていく。
エリーが“珍獣”いや、“聖獣”化するなら、俺はその守護者になるよ」
「ルー様……」
「結婚式でも誓っただろう?『共に護り合う』って。
受洗式もある。エリーは久しぶり、ヴィアは初めての帝都だ。
俺がエリーとヴィアを守る」
「ありがとう、ルー様……」
私は涙をこらえながら、何度も頷く。
そして隣りに座り直したルイスの右頬の傷痕に、愛情と感謝を込めて、唇をそっと捧げた。
ご清覧、ありがとうございました。
エリザベスと周囲の今後を書き続けたい、と思った拙作です。
誤字報告、感謝です。参考にさせていただきます。
★、ブックマーク、いいね、感想などでの応援、ありがとうございます(*´人`*)
●このたび、ネット小説大賞運営様より、大変光栄なお申し出があり、インタビューを受けさせていただき、がんばってお話しました(⌒-⌒; )
とてもお恥ずかしいですが|•ω•。)"…
詳細は活動報告【インタビュー記事掲載のお知らせ】をご覧ください(https://x.gd/zdtHZ)
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コミカルなファンタジーを目指した作品を連載中。
精霊王、魔術師とその養娘を中心にしたお話です。
【精霊王とのお約束〜おいそれとは渡せません!】
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序章後の1話からは、魔法のある日常系(時々波乱?)です。
短めであっさり読めます。
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