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103.悪役令嬢の推測

テンプレな“真実の愛”のイジメ疑惑追求から始まった、エリザベスと周囲のお話—


※ルイス視点です。



※※※※※※※※※※※※お知らせ※※※※※※※※※※※


ご覧いただいてる皆さまへ


 ご愛読いただき、誠にありがとうございます。


 募集させていただいていた、100回記念SSのキャラのご希望を、昨日、期限(7月31日23:59)を迎えたため、締め切らせていただきました。

 ご応募と温かい祝福と応援のお言葉、誠にありがとうございます。

 

 ご応募していただいたキャラを小品として、連載の兼ね合いを見ながら、発表したいと思います。


 これからも、どうかよろしくお願いします。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



エリザベスの幸せと、その周囲を描きたいと思い書いている連載版です。

ルイスとの新生活としては、これで41歩目。

引き続き、ゆるふわ設定。R15は保険です。矛盾はお見逃しください。


【ルイス視点】



 エリーを帝都に呼び戻したくはなかった。



 しかし、ウォルフの指示、いや条件付き要請だ。

 俺は言を左右にしたが、「エヴルー“両公爵”エリザベス閣下と直接会ってお話がしたい」と、帝国騎士団団長として言われれば、従わざるを得ない。


 すでに現在の職務のため、予定通りエヴルーに帰れない段階で、手紙で“警戒状態”と伝えていた。


 俺とエリーの手紙は“両公爵”になった際、お互いに何か“警戒すべき状態”になった際、その“段階”を伝える“ルール”を設定しておいた。


 一見わからない、文頭と文末だ。



 その三通目—


 エリーは正確に読み取り、早馬の返し文には、『全てを了解』した旨が記され、使者の伝言で明日の夜明け前の到着予定を知らされた。


 俺は思わず手紙を握りつぶしたくなる。

 が、業務上はウォルフへ報告に行かねばならない。


 団長室の扉の両脇には立哨を立てており、現在は許可証がないと出入り禁止だ。


 提示してノックの上、名乗って団長室へ入る。


 室内には、図上演習台と、“城塞戦演習”で用いられる皇城模型、黒板、帝都周辺図などが置かれ、ウォルフと参謀数名が検討し続けていた。

 現在、通常職務は副団長が担当・処理している。


「団長閣下、失礼します。エリザベス閣下より返答が参りました。

『全てを了解』し、エヴルー騎士団の夜間訓練と共に、帝都邸(タウンハウス)敷地内の騎士団拠点へ明日早朝に入る予定です」


「到着が明日の早朝か。休憩を取っていただき、こちらへは午後だな。

ご無理を言って申し訳なかった」


「はっ」


 俺は予定時間の到着や面談の予定のみに対して短く返答を行い、慰労の言葉はやり過ごした。

 『慰労するくらいなら、呼ぶな』と思ってしまう。



「ルー。ちょうどいい。交代を頼む」


「はっ、失礼します」


 退室しようとしたところ、先輩の参謀に呼び止められ、検討に加わる。



 〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜



 黒板の右半分には、騎士団が把握している抜け道“旧道”が記入されていた。


 左半分には、今回見つかったエヴルー帝都邸(タウンハウス)の“新道”の一つが記されている。


 出入り口が庭園の記念碑の抜け道は、帝都壁外の帝室の別荘まで続いていた。

 途中、特に壁を越えて以降、危険になっている箇所もあり、埋め戻すか検討中だ。


 地下のウィスキー貯蔵庫は、庭園の記念碑の抜け道と、途中で合流していた。

 この二本は問題ない。



 現在、検討されているこの“新道”は、出入り口が俺の執務室にある一本だ。

 腐食していた縦梯子(たてはしご)に代わり、縄梯子(なわばしご)で降りた先にあった抜け道だった。


 この抜け道の先は、氷室の奥に隠された遺体置き場に通じていた。

 よりにもよって、という気持ちもある。


 しかもその途中に“隠し部屋”があり、誰かが使用している状況が確認された。

 気配からして複数だ。

 出入りしている気配はあるのだが、出入り口が見当たらない。

 いや、見つけられないのだ。



 騎士団ではこの探索に手を焼いていた。

 “隠し部屋”もそうだが、騎士団出入り口から通じる“旧道”経由では、この“新道”自体にどうしても辿り着けず、失敗の連続だった。


 ウォルフ(いわ)く、「皇城内部に繋がる抜け道は、全て“旧道”につながるよう設計されており、そうでないと“絶対に”認可を出さない。帝室代々の申し送りになっている」そうだ。


 だが、この“新道”は把握していなかった訳で、例外ではないか、という意見もあった。

 それに対しては、『ではこの“新道”は何のためにあるのか』という疑問が残る。

 氷室から帝都壁外の別荘へ避難するなら、執務室に寄る必要はない。庭園の“新道”に合流すればいい。


 さらに“隠し部屋”を監視していた時、誰かが“新道”に出てきた気配を察知し、後をつけようとしたがすぐに“消えた”のだ。

 1回ではなく複数回だ。


 “仕掛け”の探査を重点的に行ったが、見つけられなかった。


 最悪、取り逃してもよければ、“隠し部屋”を物理的に破壊し、制圧するということもできるが、破壊行為には時間を要する。

 現段階では悪手だろう。

 この“隠し部屋”に出入りしているのは、暗闇での動きや朧げな背格好から、最低でも二人はいるとの意見が大半だ。


 出入りは夜が多いが、昼の時もあった。



 先輩の参謀に休んでもらうため俺は交代し、“旧道”の地図や資料を見ているが、どこで“新道”とつながっているのか見当がつかない。

 俺が探査した際、“新道”は辿ったままの一本道に見えた。

 現在、“旧道”とつながった場所が塞がれている可能性を考えても、その当たりが付かない。


 皇城模型と地図を組み合わせて、“旧道”と“新道”の位置関係から可能性を考えるが、交わる場所は思いつかなかった。


「ルー。引き留めて悪かったな。

今日は早番だろう。定時で上がれ。

明日、エリザベス閣下のご都合のいい時間に来ていただきたい。

俺はいつでもいい」


 ウォルフはこのところ、泊まり込みが続いている。

 夫人が何度も着替えと差入れを届けに来ていた。


「ありがとうございます。お先に失礼します。

団長閣下もご自愛ください」


「ああ」


 目は地図や模型に移っており、背を向けたまま手を振る。

 長い付き合いで、こうなっては何を言っても聞かないと思い、俺は敬礼すると団長室を退室した。


 〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜



 翌早朝—


 帝都邸(タウンハウス)の騎士団棟で早寝早起きし、受け入れ準備を整えエリーの到着報告を待つ。


「ルイス閣下!夜間訓練組が無事に到着いたしました!」

「了解!報告ご苦労!」


 俺はそう答えた途端、玄関へ駆け出す。


 途中で少し低めのエリーの声が聞こえたが、内容は聞き取れなかった。


 6名の騎士達が下馬していたが、防寒帽から零れるはずの小麦色の金髪の輝きがない。

 しかし、麦の若葉のような、俺の愛する緑の瞳は見逃さなかった。



「エリー!おかえり!無事でよかった!」


 俺は部下達をかき分け、防寒対応のエリーを抱きしめる。


「ただいま、ルー様。っと、いけない。

ルイス閣下、エリオット団員、エヴルーより、ただいま帰着しました!

敬礼したいから、離してー!」


 俺の腕の中でじたばたするエリーに、周囲から笑いが起こる。

 エヴルー騎士団でも愛されているのだ。


 久しぶりのエリーだが、本人の希望なら仕方ない。

 抱擁を解くと、キリッとした表情で俺に敬礼する。さっき聞こえた低めの声での挨拶(あいさつ)だ。


「ルイス閣下!エリー改め、エリオットです!

よろしくお願いします!」


「エリオットか。良い名だ。

班長、無事に連れてきてくれて感謝する」


「閣下。エリオット殿の騎乗は素晴らしいものでした。

それと、こちらの方もエリオット殿に同行されてお越しです」


 俺は紹介された男性を見るが、防寒帽を脱いだ騎士服姿の黒髪の男に見覚えがなかった。


「ルイス閣下も(わし)がわからんようじゃのお?」


 声を聞いて驚いた。

 エリーは悪戯っぽい表情で微笑む。


「ルー様、もといルイス閣下も、やっぱりわかりませんよね。

マックス殿です。着いてきてくださったんです」


「エリオット殿のお父上からは、『なるべく一緒にいるように』と希望されましたので、侍医としては当然です。

さあ、ここは寒い。皆様、建物に入りましょう」


 俺達はマックスことクレーオス先生に促され、騎士団棟へ入る。

 エリオットことエリーに空腹か(たず)ね、朝食を摂ることにした。マックスことクレーオス先生は気を利かせてか、訓練の班の皆と食堂へ行った。


 団長室に朝食を運ばせ、エリオットことエリーにまずは身体の中から温めようと食べさせる。

 薄茶色の巻き毛がかった短い髪型も、エリーにはよく似合っていた。

 リスや野うさぎっぽくて愛らしい。


「ありがとうございます、ルイス閣下」


「エリー。二人の時はいつも通りでいいじゃないか」


「つい出そうだから、明日まではこれでお願いします」


「ん?ちょっと待った。この後、仮眠を取るだろう?まさか一人で眠るのか?」


「…………男装の自分と眠るんですか?」


「エリーはエリーだろう?」


「……明日からでお願いします」


「お願いされない。眠るだけだ。冷え切った身体を温めてあげたいんだ」


「エリーではなくて、エリオットでもですか?」


「エリーはエリーだ」


 俺は絶対に手出しをしない約束で、久しぶりにエリーをこの手に抱き、その香りに包まれ眠ったのだった。


 〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜



「ちょっとお小姓気分」



 騎士に変装中のエリオットことエリーに、早めの昼食を給仕してもらい、食堂で食べていると、マックスことクレーオス先生も現れ、三人で食べる。

 マックスは渋くて良い感じの騎士姿で、あの、白い髪、白く長い(ひげ)の聖人のようなクレーオス先生とは別人に見えた。


「マックス殿、お疲れ様です」


「エリオット殿こそ、ルイス様と仲良くできましたか」


「はい、おかげさまで。ぐっすり眠れました」


「なるほど、ぐっすり。それはよかった。

私は食べたらまた休みます。年には勝てません」


「マックス殿はお若いですよ。びっくりしました」


 この二人がいつも通り仲良くしていると、少しモヤっとするのはどうしてなのか。

 マックスことクレーオス先生は、また気を利かせてか、すぐに食べて部屋に引き上げていった。


「マックス殿には何度見てもびっくりする。

ああなる前、『姫君、()れてはなりませぬぞ』とか言ってたんですよ。

昔、結構モテたんですかね」


「エリ、オットはなんて言ったんだ?」


「え?それはもちろん、あ、でもこの格好だと微妙に恥ずかしいな」


「俺しか聞こえないから大丈夫」


「そうかな?『お医者様の腕前と人格には()れておりますが、夫としてはルイスが一番です』って答えたよ」


「そうか……」


 『人格には()れている』という表現が気にはなるが、夫は断然、ぶっちぎりで俺だ、と思い納得させる。

 いや、する。


 こうして来てくれたエリーとクレーオス先生にモヤモヤしてどうするんだ。

 しっかりしろ、俺。


 食べ終えると俺は帝国騎士団の黒い騎士服姿で、エヴルー騎士団の騎士エリオットに変装したエリーと共に、護衛も連れ、騎士団本部へ登城した。


 〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜*〜〜〜



「わざわざ足を運んでもらったのに、こちらのミスで申し訳ない」



 エリーが変装姿で、団長室へ入る許可証も持っていない旨を手紙で先触れしたにも関わらず、立哨の引継ぎミスで、団長室前で「呼ばれている」「指示されていない」の押し問答となった。


 「ルイスがエヴルーの騎士を1名、連れてくる。中で待っててもらうように」と指示し食堂へ行っていたウォルフが、人払いの上、謝っている次第だ。


「いえ、とんでもない。皆様、お疲れなのでしょう」


 エリーの気遣いの言葉通り、確かに疲れてきてはいる。

 ウォルフからして目の下に(くま)ができていた。



「団長閣下。私を呼んだ理由をお聞かせ願いますか?」


「……実は、ルイスだけの前だから言えることだが、エリー閣下の聡明さに(わら)をもつかむ気持ちなのです。


あの邸宅の所有者として当事者でいらっしゃり、また逆転の発想と、空間把握能力の高さに、ひょっとして有益なご意見が、と思った次第です」


 ウォルフが()びるように理由を説明する。


「ウォルフ。逆転の発想は分かるとして、空間把握能力ってどこで……」


「ピエールが以前、食堂で話してたんだ。


『チェスだけじゃなく、タンド家にある皇城模型を使った、“城塞戦”でも、エリー閣下に攻守どちらも歯が立たなかった。

でも俺だけじゃない。

あのルイスともいい勝負で、最後には勝ってた』とね。


コイツの空間把握能力は大したものです。

剣術でも活かされてるが、それを上回るエリー閣下のお知恵を拝借したいと、恥ずかしながらのお願いです」


 ウォルフはピシリと起立し、エリーに心臓に右手を当てた騎士礼を取る。

 この場合は敬意の(あかし)だろう。

 


「ウォルフ団長。どうかお座りください。

お役に立てるか分かりませんが、最善は尽くしましょう。

仰る通り私も当事者で、我が家で安心して過ごすためでもあります。

今ある資料と情報を教えていただけますか」



 ウォルフの表情に明るさが宿る。

 “旧道”と“新道”の基本情報と帝都の地図、模型など、把握している情報をエリーに説明した。


「団長閣下。皇城周辺の等高線の地図はありますか?」


「等高線、ですか。いえ、ここにはありません」


「お手数をかけて申し訳ありません。帝立図書館にあれば、借りてきていただきたいのです」


「わかりました」


 ウォルフが部下を呼び、命令を告げる一方で、エリーは資料を参照しながら、用紙と筆記用具で計算を始める。

 それを続けながら、ウォルフと俺に話しかける。


「測量するのが、一番早くて正確だと思うんです」


「測量?」


「鉱山などでは一般的です。王国で視察に行ったのですが、安全で能率的に採掘するために行うんです。

もしくは、水準器を使うとか。

ですが、“新道”では無理そうですし、確率は低くはなりますが……」


 鉱山の視察とは、王妃教育の一環だろう。

 その際に得た知識を元に、各種資料を照らし合わせ、計算しているようだった。


 計算し終えたエリーはウォルフに向き直る。



「今、行っていた計算は、ちょっと脇に置いておくとして、この“新道”が存在する理由です」


 討議中も疑問に持たれていたものだ。


「私はこの皇弟殿下の邸宅を、帝都邸(タウンハウス)としてルイスが拝領する前後に、皇弟殿下がどういう方か、皇城内で許可を得られる範囲や帝立図書館で調べていました。

前所有者がどういう方か気になったためです」


「なるほど……」


 ウォルフは先を促す。

 俺は植物好きで、邸宅にもふんだんに取り入れている、としか聞いていなかった。


「この皇弟殿下はかなり変わったお方です。

当時からそのような評判はありました。

一生独身で、権力争いから距離を置き、お好きな植物の研究に生涯を捧げた、と記録にありました。

品種改良などで農業政策に貢献した功績もあってか、同腹の兄上である皇帝陛下との関係は非常に良好でした」


 エリーはまずは“新道”を構築した本人、皇弟殿下を調査した記憶を元に詳細に分析している。

 ウォルフの求めた俺達にはない視点だった。


「研究の痕跡は、庭園や温室にも残っていました。

温室にはすっかり荒れ果てていましたが、設備からして本格的な研究室もありました。

そして、残された記録の中でも、兄上、皇帝陛下に不思議なお願いを聞き届けられてるんです」


「不思議なお願い?」


 ウォルフがエリーの言葉を繰り返す。

 引っかかったのだろう。俺も気になる。


「はい。『氷室(ひむろ)の氷を使用する際に許可申請は不要だ。好きな時に好きなだけ使っていい』とお許しが出てるんです」


「え?」「はあ?!」


 俺とウォルフは驚きの声を上げる。

 だが立て直しはウォルフが早かった。


「では、この“新道”は氷を取りに行くために作ったものだと?」


「変わった方なのであり得ますよね?

おそらく研究のためで、氷の予想使用量も許容範囲だったので、出たお許しだったんでしょう。

恐らく“隠し部屋”も、温室にあったのと同様に、研究室ではないでしょうか。

地下と氷という、寒冷な条件下での研究室です」


「………………」 「………………」


 思いもしなかった“新道”の構築理由に、部屋の中は静まり返っていた。

 エリーは言葉を続ける。


「ただ団長閣下が仰った、『全て“旧道”につながるよう設計されており、そうでないと“絶対に”認可を出さない』条件も無視はできない。


しかし、研究のための施設なら、鉢合わせとか考えたくもないし、危険人物を招き入れたくもない。

だから、“新道”でも“旧道”でも分かりにくい場所に隠していると考えられます」


「だが、探査はした。壁をずっと叩いて、空洞がないか確認したが、発見できなかった」


「天井と床はなさいましたか?」


 エリーの問いかけにウォルフは目を見開く。


「…………天井と床か。

そうか。避難路ではなく、自分の研究のための施設と通路で、条件を形式だけ達成すればいいだけなら、移動の安全性は度外視するか」


「はい、仰る通りかと思います。

先ほど非常に大まかに計算した結果、この二本の“旧道”の空間的に挟まれた位置を、“新道”は恐らく通っていると思われます。

区間として可能性があるのは、“旧道”のこの辺りと“新道”のこの近辺でしょうか。

これはちょっと自信がありません。

正確性が低く、申し訳ありません」


 俺とウォルフは、“旧道”と“新道”の地図を指し示すエリーの白い指の動きを、まるで不思議な魔術を生み出しているかのように、目を奪われていた。


ご清覧、ありがとうございました。

エリザベスと周囲の今後を書き続けたい、と思った拙作です。


誤字報告、感謝です。参考にさせていただきます。

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悪役令嬢エリザベスの幸せ
― 新着の感想 ―
エリザベスがここまで優秀だと、その教育を受けさせていた国王や王妃もアルトゥールの親としてはダメダメでも為政者としてはかなり優秀だったんだなと思いますね。そうじゃないといくらアンジェラの娘とはいえ、ここ…
[一言] 建築や地学や地理やってる人のアレだ〜!と思いながら読みました。王弟殿下の闇を感じる…
[一言] エリースペック高すぎる
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