切実なる遊戯
IS「みんな!遂に完成したぞ!」
LOG「まさか、例のものかっ!」
AL「うそ、本当に!?」
VAL「おお!待っておったぞ!」
MOB「「「マジか!」」」
IS「ああ、苦節・・・何年かは、わからないが、兎も角完成だ。」
LOG「そうか、これでやっと、この報われない生に終止符が打たれるのか。」
VAL「わしゃ年甲斐もなくウキウキしてきたぞい。」
IS「早速始めたいんだが、性質上テストプレイが出来ないから、ぶっつけになる。 ファーストプレイがラストプレイになるから、みんな慎重に頼む。」
AL「ねえ、大丈夫なの?デバックだってして無いんでしょう?失敗作とかだったらショックで死ぬわ、 死ねないけど、むしろ死にたいけど。」
LOG「まあ、そう言うなAL、やってみなくちゃ分からんのだから、流石のISだってこたえようがない。」
VAL「そうじゃ、ここは信じてやってみるしかないじゃろ。」
AL「・・・そうね、これが唯一の希望だものね。」
IS「心配するな、確かにメインは俺が作ったものだが、みんなにも色々手伝って貰った、これは俺たち全員の集大成だ。」
MOB「おお、俺たちも入っているのか!」
IS「ああ、うん、そう・・・だね?」
LOG「何にせよ、俺たちの閉塞された終わりの無い世界に、終焉の光が見えてきたという事だ。」
IS「そうだとも!さあ、始めようじゃないか、俺たちの世界を創るんだ!」