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ユメクニ   作者: じぁろう
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ユメクニ

ああ、なんとなくな。つまりは、モデル =力ってことだろ?」

「まあ、だいたいはそうね。次は、半獣化 と完全獣化についてね。さっき見せた通 り、半獣化は人間の形をした獣化、完全獣 化は動物の形をした獣化ね」

「だが、さっき見た通りだと完全獣化は半 獣化より弱そうに見えるが、なる意味あん のか?」

「私の場合は、ぶっちゃけ無いわね。でも 大きめの通常種や有色種や大型種や幻獣種 は完全獣化の方が半獣化より格段に強くな るわよ。まあ、あんたも錠剤飲んでみなさ いよ。あんたのモデルが何か知りたいし」

「ああ、分かった」

錠剤を飲むと、無性に両腕に力が漲ってき た。 両腕を見ると、黒くゴテゴテした感じに なっていた。

「腕しか獣化しなかったぞ。これって失 敗なのか?」

「最初は、誰でもそんなもんよ。あたしも 半獣化するのに一年、完全獣化に一年半か かったもの。最初で、両腕獣化しただけで も十分凄いわよ。見たところ鱗みたいなの が見えるし、多分、黒とかげね」

「いいのか?」

「まあまあね。その黒い皮膚はかなり固そ うだし、十分武器になるんじゃない」

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