プロローグ2
いきなり2話目投稿DA!
「うにぅ」
なぞの声をだしながら空音は今にも鳴るであろう携帯に手を伸ばす
携帯を取り時間を見たら8:30と表示されていた
それを見た空音は寝起きの頭をフル回転させ考え始めた
「学校が始まるのが8:35分からだ、うんそれに間違いはない
しかし今は何時だ8:30だな・・・うん遅刻だーーーーーーーー!!
なんでアラーム鳴らねぇんだよ!あっ昨日アラームかけてないや」
そう言いつつも空音は着替えながらパンを食いつつ喋ると言う無駄に器用なことをしていた。
空音は家を出て学校に向かう途中で迷子っぽい少女に出会った
「まぁ~どちらにしよ遅刻だからいっか」
そう言いながら空音は、少女の方へ向かった
少女は泣きながら「お母さんどこにいるの~」と言っていた。
少女は空音を見ると目に涙を溜め込みながらこちらに走ってきて
「一緒にお母さん探して」
そう言って空音に同意を求めてきた
「いいよ、一緒に探そうか」
そして空音は少女と一緒に母親を探し始めた
探すこと30分、町の道路の向こう側で少女の母親がいたそれを見た少女は「おかあさん!」と叫びながら道路に飛び出した・・・
トラックが来ているとも知らずにそれに気がついた空音は今にも轢かれそうになっている少女の背中を
押した・・・
最後に聞こえたのが少女の鳴き声と母親らしき人の悲鳴やサイレンの音
(俺は轢かれたみたいでけど、あの子が無事だったから良いか・・・)
そうして空音は16歳と言うつまらなくも心のどこかでは楽しいと思っていた世界での生涯を終えた。