学校生活
予鈴が鳴ると同時に、ガラガラ…と、ドアが開く音がした。そして、一人の女性が入ってきた。その女性は教卓の前に立った。
「えっと…、このクラスの担任になった、伊藤 美弥子と言います。よろしくね」
男たちが叫びそうなぐらい綺麗な女性だった。
俺には、あまり興味が無かったが。
「いきなりですが、これからのことについてお話しします。これから、一週間は基本的な魔法の授業を行います。その後、低級精霊と契約してもらいます。知っているとは思いますが、精霊には、火・水・風・土の四属性あります。そのため、どの属性にするか決めておいて下さいね」
「先生、質問です」と、勢いよく立った少女がいた。
「はい、何ですか？篠崎 ちずるさん。」
「数週間後、交流戦があるのは本当何ですか？」
「はい、ありますよ」と、優しく答える。
「じゃあ、他のランクと戦うことになるのですか？」少し、どよめきが起きた。
「はい、あり得ますよ」
「そうですか」と、席に着いた。
「その他に、質問が無いのなら、授業を始めます
よ。……無いようなので、始めます。」
「まずは、この魔法についてから………」
「はぁー、やっと終わった」と、机に伏せるカイト。
「ダラしないぞカイト」と、匠は笑ながらから言った。
「ホンマ、疲れたで～。基本的な魔法を一片に教えられたからな」
「まぁ、しょうがないだろうな。他のランクに追いつかないといけないからな」
「そうですね、追いつけるよう頑張りますかね」と、笑いながら言った。
突然、「早く帰ろうよ～。」と、華鈴が急かす様に言ってきた。
「早く帰ると、言ってもこの学校は全寮制だから、すぐそこだよ」と、アカネは言った。
「どんなところか、見てみたいんだもん。早く、行こうよ。」
華鈴がうるさいので、匠たちは、寮へ向った。
寮へ向かう途中、他のランクの生徒たちの目線が少し、痛かった。
そして、目的地に着いた。寮の外見はレンガ造りの西洋風な建物だった。その集団は、中へ入って行った。
「かなり立派な、建物ですね」と、歩は感心した表情で言った。
「あぁ、かなり広いな」と、匠は言う。
すると、集団の前に一人の女性が現れた。
「私は、この寮の館長をしている、岡崎と言います。何かあったら、何でも言ってね」
『はい、よろしくお願いします』
そして、各自、自分の部屋へ向かって行った。匠は自分の部屋を見つけ、入学時に貰ったカードを使って、中へ入った。
部屋の中は思っていたよりも、広かった。そして、端に積まれている段ボールを見つけ、服を出し、クローゼットにいれた。
そうしていると、後ろから声をかけられた。
勝手だと思いますが、話をかなり変えました。すいません。
読んでくださる方々に面白いと言っていただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
