第四章 『マーク』③
私は、彼女が手を差し伸べてくれたので掴んだ。
その瞬間!
脳内のコンピューターに情報が書き込まれた。
『あなたは、私の保護者であり守護者』
私は、驚いたが、勝手に受け入れてしまった。
「ローズ、来なさい。安全な場所に行こう」
そういうと、ローズは「行けない」と呟いた。
「どうして?」
「私は、お父様と一緒に住んでいるの」
「でも、君がここにいると危険だここら辺には危険なものが」
「危険なもの?」
私は、CRAがこの場所に来る可能性が高いと思った。そして私の行方を聞きに来るだろう。
「ローズ、お父さんが住む場所はどこだい?」
「このまま真っ直ぐ進んだら見えてくる」
「案内してくれないか?」
ローズは私を、家のもとに案内した。
でもあたり一面なにも見えない。
「どこに家があるんだい?」
「ここよ」
そういってローズが歩き出した。すると目の前からローズが消えた!
「ローズ!ローズ!」
ローズが消えて心配になっていると腕を何者かに掴まれて前に引っ張られた。
すると目の前には、2階建ての家が見えた。
「インビジブルエリア?」
「そんな感じ。さぁ、こっち」
私たちは家の入り口に立った。
『ビービービー!侵入者!』
家の中からドタドタ聞こえた後に、赤いレーザーが私の脳を照らした。
『誰だ?』
私は慌てながら「えーーっと、先ほどローズに助けてもらった者です」
『ローズ本当か?』
「はい、お父様」
『名前は?』
「マークです」
「彼、テレポートして来たの」
『どこから来た?』
「えっと、ここがどこかわかりませんが、首都アリンのフェーザーから」
『誰かの命令か?』
私は、真実を話した。
『こいつは敵だローズ!離れろ!』
ローズは離れた。
「待ってください!私は、あなた達には危害は与えない!ある人造人間とレジスタンスを探しているだけだ!」
『お前が私たちに危害を加えないというのなら今すぐここを立ち去れ!命は助けてやろう。命令を忘れて自力でお仲間の元に戻れあいつは嘘をついてる』
「CRAを知ってるのか?」
『いいから!帰れ!』
レーザーの熱が強くなって来た。私は素直に、その場から立ち去った。
これからどうすればいいのか?こんなどこもわからない場所で・・・
私は、ただひたすら歩き続けた。街が見える場所をめざし。
すると、一基のヘリコプターが私の元にきた。照明が私を照らすとハシゴが降りて来た。
私はその梯子を登ると中にいたのはジェーソンだった。
「あいつと接触出来たのか・・・」
「え?」
「お前の信号が消えたから来たが・・・」
「信号?まさか?」
「当たり前だろ捕らえたやつに発信機ってのがCRAの基本だからな。それでどこに行っていた?」
私は、家族と遭遇した事を話した。
「家族・・・ローズってのは人間か?」
「わからない・・・でも・・・」
「なんだ?」
「彼女に触れたら、変な声がした」
「クソが、そんなのどうでもいい。もう一度チャンスをやる。今度は、お前の仲間の元に送ってやる」
「本当か!?」
「だが、他のレジスタンスを見つけてこい」
私は、もう跡がないと分かり、飲むことにした。そして私はヘリコプターに乗り仲間達の場所に向かった。
『ローズ、逃げるぞ!』
「どうして?」
『安全に暮らすためさ・・・』




