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可変の探偵  作者: 羽月to
6/6

知る者は言わず言う者は知らず

真実なんて存在するのだろうか.......



あの後俺たちは一度学校に戻り、学園長に黒咲とまた話せないか相談をしていた。




「一昨日はうちの犬飼がすいませんでした。大変申し訳ないのですがどうか黒咲さんともう1度だけお話をさせてはもらえないでしょうか。」




「わかったよ。君たちに助けてもらっているからね。華奈(かな)には私から言っておこう、だがすまない、くわしい話は明日にしてくれないか。今日はまだ情けないことに仕事が残っていてね。それに今はもう下校時刻だ。君たちさえよければ私が家まで送って行ってあげよう。」




『永和!聞いたか、学園長が家まで送ってくれるってy「すみません学園長、俺たちは家まで歩いて帰ります。まだ仕事が残っている学園長にこれ以上迷惑をかけるわけにはいきません。」




「そうか、でも本当にいいのか、もう外は暗いが、」




確かにそうだな、だが少し犬飼と話したいことがあるからな...




「大丈夫です。今日は犬飼の家に泊まるので」




『は?』




『お前何言って「なので大丈夫です。」




「そうかわかった。なら気を付けて帰るんだよ」




『え?』




「はい、ありがとうございました。」




「では俺たちは帰ります。」




「さようなら。」




『は?』




「よし行くぞ犬飼」




「あ、ああ、わかった。」




 さす犬 




いきなりわけがわからん未知の予定を創っても迅速(じんそく)に対応する。




まったくさすがだ。




「さて、犬飼。今から黒咲の家に行くぞ。」




『は?』




「今さっきから「は?」が多いぞ。犬飼」




『だって、お前が何を言っているのかわからないからだよ』




「まだわからないのか」




『何が?』




「この事件の()()()()()()()()()()()()()()()。」




『は?』




「それじゃあ行くぞ」




「いまからこのストーカー事件の黒咲の立ち位置について迫る。」




「なんだかよくわからないがわかった。行けばいいんだな。」




『そういえば結局黒咲に話を聞いてないけどよかったのか』




「どうせ聞いても黒咲は事実を()べないと思うからな。」




『なるほど』




「まあ、急ぐぞ。誰かに見つかったら面倒だ。」




そうして、俺達は急いで黒咲の家に行く。




「やっぱりかなり大きいな」




『それに何回も確認したけど学校からすぐにつくな』




「そうだな。」




「それじゃあそろそろ今ここで俺の推理【探偵】を披露(ひろう)しよう」





「(”能力【探偵】”)」





「今調べられる範囲にいる能力者を検索してくれ」




〈Yes, all right.〉




「日本語で頼む」





<はい、わかりました。> 





<・今調べられる範囲にいる能力者を検索中> 




   {検索結果}<1名の【能力者】を発見しました>




「ありがとう」




<どういたしまして>




「これで確信が持てた...」





『なんのだよ』





「今ので分かったのは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()





『どうゆうことだ?』





「もう少しお前は理解する努力をしろ」





『わかった。でも今それはいいだろ。それでなぜ永和はそう考えたんだ?』





『俺にはただ黒咲はあまり人を好まず、静かな場所を好んでいるただクール系の可愛い女の子にしか見えないけど....』





「お前は最近の黒咲の尾行で何を見てきたんだ。」





『だってしょうがないだろ』




「なにがだよ。」




『黒咲を尾行していた時の視点が俺目線だったんだから、お前が見て分かっても俺にはわからないんだよ。』




「お前が何を言っているかわからないが、なんだかお前にしては珍しく説得力がある説明だな、」





「それじゃあ、俺目線とお前目線でわかったことを整理するぞ」






〈①前にお前が言った通り黒咲は人がいなくて静かな場所を「()()()()()()()()()()()。」点〉





〈②学校内では犬飼は名の知れた名探偵になっているはずなのに黒咲は「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」と深い交流があるわけでもないのにアホだと見抜いた点。〉





〈③そしてこれが決定的なんだが、人の顔と名前をすぐに覚えられるお前が好みの女子を忘れるとは考えにくいが、過去に何かあったかのように()()()()()()()()点だ。〉






「ここからは仮説だったが、つまり黒咲は何らかの方法で他人の考えていることや、他人の情報を手に入れることが出来るんじゃないかということだ。まあ、見事予想が的中したが。」




『そうか。黒咲は何らか【能力】で他人の思考がわかるってことか』




「つまりここからわかるのはお前は黒咲に向けてとても野蛮で気持ち悪く、思わずビンタをしてしまうほどに嫌なことを考えていたことになる。」




一体あそこまで嫌がることとは、さすがに親友とは言え、俺もドン引きだぞ。




『あの......この話は一旦やめにしないか』




「そうだな、これ以上俺もお前に不快感(ふかいかん)を抱きたくないしな。」




「これでわかっただろ。黒咲が【能力者】だってことが。」




『まあ、さすがにここまで言われたら納得するしかなさそうだな。』




「それじゃあとりあえず、今から[夜バージョン]の寝起きドッキリをしに行く」




『どうした永和、いきなり意味わかんないことを言って。とゆうか、本当になにいってんだ。俺のアホが感染(かんせん)ったのか?』




「そうだとしたらまったく迷惑なことだ。そして今からやることは不法侵入(ふほうしんにゅう)〔犯罪〕だから嫌であればお前は来なくていいぞ」




これはれっきとしたゴリゴリの犯罪だからな。




仮にこいつを巻き込んで見つかったとしても俺はこいつの責任を被ってやれないからな。




『いや、俺も行くよ。親友一人で行かせるにはここは危ないからな。うん。』




「いや、何が危ないんだよ」




『黒咲だよ』




「そうか、」




どうやら前のビンタがよほど応えたようだな。




「それじゃあ行くぞ、この時間はまだ学園長が帰っていないから玄関(げんかん)の鍵は空いているはずだ。」




「でもまあ、防犯カメラや、アル○ックはあるようだけどな、」




『じゃあどうするんだよ』




「だから言っただろ【寝起きドッキリ】をするって」




『は?』




「察しが悪いな、つまりわざと警報(けいほう)を鳴らすっていうことだよ」




『お前正気か』




「もっちろん。正気だよ!」




『だめだ、これ正気じゃないときのやつだ』

今回もこの物語が面白かったや、犬飼馬鹿すぎだろや、7話になぜつながるのかと思った方は、ぜひコメントや、リアクションで感想を教えてください!!

今回の推理は構成の僕が担当しており、参考にしたいので、よろしくお願いします!!


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