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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ 米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)の秘密 第6巻 (MISSION6)  作者: Mac Adason 横山葉月
第5章 ISDCの米国支部奪還とマックの嫉妬
20/21

⑤紀ノ松の回復

あれから、数日後、ISDCの米国支部の諜報機関は元に戻った。


 一方で、紀ノ松の状況は・・・。

紀ノ松の以外のエージェントたちは、様子を見に医務室へと向かった。


「ドクター。エージェント5の様子は、どうでしょう?」

と新板が言った。


「今、個室で治療中です。」


「大丈夫なのですか?どうなるのですか?」


「ジェイムズが前よりも強力な剣だったので状況を見ても、エージェント4の時よりひどい状況でかなり危険な状況でした。しかし、回復するよう治療を続け、傷は治り何とか一命をとり止め、本日意識が回復しました。」


「何とか一命をとりとめてよかった。」


「意識回復したのか。」


 紀ノ松の以外のエージェントたちが安心しているとその時、1人の看護士が

「エージェント1〜4よろしければ、エージェント5の様子見ますか?」


「見に行こうか。エージェント1と2と4。」


「心配だし観に行こう。」

とエージェントたちはそう言って、看護師と竹田医師の案内で、紀ノ松を治療している部屋に行きアを開けた。開けるとベッドに横になっている紀ノ松がいた。


「エージェント5、大丈夫?」


「具合はどう?」

と横田と新板が心配そうに言った。


「心配してくれてありがとう。おかげで意識は回復した。マックの彼女を何としても・・・。」


「今は、それを考えるよりも治療を専念したほうがいいよ!エージェント5!」

と今度は、ミュージが心配そうが言った。


「ごめん。ジェイムズが新たに手に入れて僕を倒した『あの剣』の設計図はK&Gにはどこにもなかった。それが気になっていて。」


「そうなの?」


「確かに、ジェイムズはあの時、身に覚えのない『水色に光る剣』を血まみれで持っていたが、『あの剣』の設計図はK&Gにはどこにもなかった。」

と横田が言った。


「一体、どこで手に入れたんだろう?」


「アダソン兄弟は、謎がいっぱいだらけだ。」


「そう言えばエージェント5、まだ包帯は取れていないけど、傷は大丈夫?」


「傷もだいぶ治ってきた。今度こそジェイムズを倒してやる!そして彼女をマックのDVから助け出そう!彼女も嫌がっていた。」

と紀ノ松は、まだ治療中なのにも関わらず言った。


「エージェント5、今は無理しないほうがいい。でも気持ちはわかる。エージェント5が回復したらアダソン兄弟を止めないと。」


「そうだね。」


「エージェント5は、今は安静にしてくれ。」


「わかった。」

と紀ノ松はそう言ったが、紀ノ松は治療中にもかかわらず、アダソン兄弟のことや東崎のマックとのDVのことなどで心配だった。

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