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異世界で幼児期を過ごそう2

まだロケットスタートは続きます

6歳になって、数ヶ月経つ頃、日下部クサカベ=ヒイロは自分の加護について思い出す。


「確か2人の神様からそれぞれ加護をもらったはず、てか、加護ってなんだ?魔法とは違う?特殊能力?どうやって調べられるんだ??」



 作業場で休んでいる父ノミルを見つけ、ヒイロは質問していく。


「お父さん、お父さんて大工さんでしょ?魔法とか使えるの??加護ってなぁに?他にはどんな人がいるの?」


 ヒイロの疑問に父が丁寧に答える。


「おうヒイロ、大工になる為にもうそんなことを考えているのか?よしよし、賢い自慢の息子に英才教育をしてやろう!大工になる為にはな、まずは神殿だ。神殿に行き、神様から祝福を受けるんだ。その時に例えば、魔法に才能があれば、魔法使い、魔法の属性もあって、属性によっては神父などの聖職者になれる時もある。手先の器用さなら職人関係、他にも知識なら学者とかもあるみたいだ。言ってみれば自分の潜在能力に対する適性な天職を、神様が祝福という形で教えてくれるんだ!」


 父ノミルは考えながら続けて答える。


「ただ加護ってもんは、生まれつきの物らしくて、滅多に出ないらしいが、有名なのは病気になりにくかったり生まれつき力が強かったりとか、種類は人それぞれで色々あるみたいだな」


「ありがとう、その祝福を受けるのにはどうするの?」


「15歳になると自分で神殿に行って行うんだ。そしてその後、その道で3年間修行したり、弟子入りしたり、学校に通うことで立派な一人前として迎えられる。」


「ねぇ、お父さんは大工、お母さんは何?」



 そこへちょうど、母ミコルがやってくる。



「私は裁縫士、服飾関係のスキルなのよ」


「なるほど!じゃあさじゃあさ、絵本に出てくる英雄様とか、賢者様みたいな人達もいるの??」


 母ミコルも考え込みながら答えてくれる。


「あるらしいけど、この辺では聞かないわね。冒険者の職業に向いてるとなれば、魔法使いや、戦士、盗賊とかそういう職業やスキルを持つ人ね。」


「ありがとうお母さん!!僕はどんな祝福を受けるのかな??」


「あなたはもう天才ちゃんだから、何にでもなれちゃうわよ!!あぁ、ヒイロの未来が有望すぎてママは困ってしまうわ。それでも……できれば冒険者とかでなく、怪我をすることのない平和な天職を授かれば良いけどね」


 ミコルがそう答えるとノミルが少し怒りながら言う。


「ばかかお前は、ヒイロは大工!大工職人て昔からオレが決めてるの!」


 ミコルの圧力にヒイロも半ば強引に納得させられる。


「う、うん、大工最高!大工になりたーい!バンザーイ!!」


「よしよし、それでこそ我が息子!!」



 2人との会話が終わり、一人になるとヒイロはまた考え込む。


「……加護についてはお父さん達は、詳しく知らなそうだな。こうなったら図書館で調べてみるか。それと祝福ももっと早くしてもらって色々特訓とか出来たらいいのにな。」


 それから数週間が経って


「軽く調べてみたけど、やっぱり加護についてはその人次第だからユニークスキルみたいなもんかな!祝福ではっきりと認識できるみたいだし、職業も自身の潜在能力によるみたいだからな。それに魔法の種類にも、ユニーク魔法とかあったり、ちゃんと英雄とか賢者の記録も残ってる」


「世界を救うっていう神様との約束もあるし、そういう祝福があると嬉しいけどなぁ。」

たぶん

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