表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/96

ヒイロの力と、これからも…

とりあえず、一区切りです!

 

「ヒイロさん、ヒイロさん、大丈夫ですか?気が付きましたか?かなり長い間、瞑想していらっしゃいましたが……無事に天職が分かりましたか?」


 ヒイロは神官の呼び掛けに目を覚まし、うつろながら答える。


「あ、は、はい。オレの天職は……ほ……。大工……大工職人です。」


「わかりました。どうかあなたの天職があなたの未来を明るく切り開くことを。おめでとうございます。」



 神官に告げられ、祝福の間から出たヒイロは、神様との会話を思い出しながら、整理していく。


(ふー……加護がオリジナルスキルで《創造魔法・スキル》と《神獣召喚》……本当の天職が保育士で能力は未知数……なんか色々ごっちゃごちゃで、頭の中整理しないとダメだこれ。うーんと、スキルもたくさんあるし、一回、家に帰って思い出しながら整理するしかないな……)


 難しい顔で考え事をしているヒイロの姿を見つけたミーナが笑顔で駆け寄ってくる。


「おーい、ヒイロくーん。天職なんだった!?私やっぱり商人だった……。でもね、なんと加護をもらったの!《看破》だって!なんでも他人の悪意に騙されないみたい。これなら私でも商人として、うまくやっていけるかもしれない!」


(申し訳ないけど、ミーナには……いや、ミーナどころか両親にも、今は本当のことは話せないな……)


「……良かったな、オレはやっぱり大工だったよ。」


「そっかぁ……ヒイロくんだったらすごい天職かもと思ったけど、でも、大工さんもいいよね。魔法も使えて、色んなことが出来る大工さんなんてヒイロくん以外誰もいないよ!!」


「ありがとう。ミーナといるといつも元気が出るよ、ありがとう」


 その言葉を聞いたミーナは顔を真っ赤にしてあたふたしながら言葉を返す。


「え、あ、きゅ、急に何を……じゃなくてありがとう。私もそう言ってもらえると嬉しいです!はい!」


 鈍感なヒイロはミーナのあからさまな反応に気付かず、質問する。


「そういえば……ミーナはどんな神様に神託もらったの?」


 顔を真っ赤にしてあたふたしていたミーナは、予想だにしないヒイロの質問に一緒動きが固まり、戸惑いながら答える。


「えっ?……神様?どんな?……あぁ!祝福のことかな!えっ?えーっと、神様の姿は見えなかったけど、言葉だけは降りてきて……あなたの天職は商人です。加護もあり、看破です……みたいな感じだったけど……ヒイロくん神様見えたの??」


(やっぱり!あの神様達が特別なんだ……)


「あ、いや、そうだよね!いや、俺だけ神様見えなかったのかと思って心配してたんだ」


「なるほど!でも、うちのお店にいる店員さんとかにも聞いたけど、誰も神様を見たことないみたいだよ!」


「なんだ!それなら良かった!」


「あ、そうだ、それでねヒイロくんに伝えたいことがあったんだ。その……これからも、私もヒイロくんと一緒に、森にいる子ども達を助けていくからね!!」


「ほんと?ありがとう!!ミーナがいてくれたら俺も安心だよ。……そうだね、この世界の子ども達の未来のためにも、これからもっとがんばらなきゃな!」


「せ、せかい??」


 ミーナの小さな疑問に気付かず、ヒイロは神様との会話や森の家の子ども達の顔を思い出しながら気持ちを入れ直していくのだった。


 2人はその後、それぞれ家に帰り両親に天職を報告した。両親、特に父ノミルは大喜びだった。嘘の報告ではあったが、実際スキルコピーで家を作れるレベルの大工スキルもあるため、バレはしないけど少し複雑な気持ちでもあった。でも、それよりも両親にはこのまま、自分の宿命に巻き込まれず幸せでいて欲しいとヒイロは思っていた。


 家族でお祝いをした後、部屋に戻るとヒイロは、自身の能力に《創造魔法・スキル》で作ったスキル《鑑定》を使い、改めて確認する。ゲームのステータス欄をイメージして鑑定を使うと、目の前に本当にステータスのようなものが浮かび上がった。


・身体の能力値


 体力B

 力 B

 魔力A

 速さA

 器用A

 知力A

 運 B

 

天職・保育士

能力・未知数(子どものためならなんでもできるヒーロー)

①子どものためなら能力限界突破。

②子どものためなら法則無視。

③子どものためなら無敵のヒーロー


(1)通常スキル


①7つの属性魔法(炎、水、風、雷、土、光、闇)

・生活魔法

・初級・ボール系・ウォール系

・中級・ストーム系・サークル系

・上級・カノン系・バリア系

・その他、属性別魔法。


②スキルコピー(自分の能力や知識で可能なもののみ)

・大工

・裁縫

・調合

・探索

・危険察知

・鷹の目

・四足ダッシュ

・スパイラルアタックなど


③鑑定スキル(自分の知識と記憶、感覚による鑑定)

④ストレージボックス(時空間魔法の応用により空間ないは時間が止まり、容量無限)


(2)神の加護

①プリミティブスキル《創造魔法・スキル》

・収納魔法

・転移魔法

・結界魔法

・スキルコピー

・鑑定スキル

・ストレージボックスなど


②プロヴィデンススキル《神獣召喚》

第一柱  フェニックス

第二柱  バハムート

第三柱  リヴァイアサン

第四柱  オーディン

第五柱  ハーデス

第六柱  タイタン

第七柱  カーバンクル

第八柱  アスラ

第九柱  イフリート

第十柱  ラムウ

第十一柱 シヴァ


 ヒイロは自分の能力を確認しつつも、あまり実感がなかった。


(うーん、加護と天職はよくわからんけどこんなもんか……。とりあえずこれからは天職大工として、ある程度の間過ごしていくしかないかな。魔法も一通り使えるけど、普段は使わずに過ごすしかないかなぁ……ん、待てよ!休みの日ならこっそりバレずにあそこに行けるかも……)

これからも頑張ります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ