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-第3幕- 〜少女はウサギと友達~

 今日は雨です!

 関係ないですが私の好きな食べ物は二郎の小ブタラーメン汁なしタマネギキムチ生卵ヤサイマシマシアブラカラメラーメンです。私はガッツリ系が好きなので、やっぱり二郎ぐらいのパンチがないと物足りないですね。あの背脂のこってり感と規格外ともいえるその麺のふとさ、そしてありったけのニンニク。やはり私はあのラーメンが好きだ!そんなことを考えていると

「こんにちは」白い野ウサギが声をかけてきました。こんにちはと私は返しました。

「貴方は私を食べてしまうの?」私は言いました。「いいえ。私はタンポポは食べません。私は野草を食べるのです。」私は胸を撫で下ろしました。


 矢。


 野ウサギに弓矢が突き刺さり、雪に血が染み込みました。野ウサギの目から光が消え、辺りが静まりかえりました。

 矢の飛んできた左後方、振り返ると少女が弓を構えて真っ直ぐ立っていました。

 少女はこちらに歩いてきて言った。

「こんにちは」

私はこんにちはと返した。

 少女は歌う。

「Reality of unreal♪

Proof disappeared into Kafka♪

Lullaby♪ Lullaby♪

Well, rabbit saute♪」

少女はふと、

 私とウサギの肉を炒めた。

「シューマンのトロイメライにはこんな歌詞が隠されていました、隠蔽は忘却であったかも知れ無いし消去であったかも知れない、確認される現在から確定される過去など実際存在しない、私の存在すら今となっては不確定になってくる。

 少女は消失した。

 後に残ったのは

 ウサギのソテー~タンポポを添えて~

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