星〇鉄郎は汽車から降りずに過ごせばトラブルに巻き込まれずに済み、メイ探偵の金〇一江南は出歩かないほうが世界にとって平和だ
自動車 スキンケア 使い捨てコンタクトレンズ
通信制 航空券 高収入 レンタルサーバー ニキビ跡
「救ってほしいって何を?」
『レンタルサーバー』を運営する女子高生・市子が不審そうに電波娘を見上げる。
「『神』から私たちの世界を。です」
「『スキンケア』でもして寝てろ」
電波を飛ばすお姫様に市子は容赦なかった。
しかし先生だけはちょっと反応が違った。
三十七歳の先生は見た目以上に若々しく。というか幼い容貌で、熱血漢なのだが。「来た! 再召喚?! 俺またもがんばっちゃう?!」とか奇妙なことを申しており。
ああ。熱血が行き過ぎて脳みそに変な成分行っているんだ。アドレナリンだかホルムアルデヒド放散だか知らないけどさ。
うちの学校は『通信制』だが一応週に一度は授業を受けたほうが単位を取りやすい仕組みになっている。もちろん受けなくても問題はない。
そんな学校に通う連中は個性的をちょっと超えた強者揃い。
例えば。だ。
授業前の出席を取る前に窓をぶち破ってきたドラゴンに『自動車』で特攻をかますとか。『航空券』を丸めて殴りかかってチョップをかますとか。『使い捨てコンタクトレンズ』をつけたり外したりで異世界との往復を容易に行う人間とか。
極めつけは女子高生の服装をしている還暦のオジサンだけど実はヤクザの組長とか。
ドラゴンだかなんだか知らない謎の生物はそうして『ニキビ跡』のようにボコボコにされ、現在私たちの手で昼休みのお弁当の追加メニューとなっている。
授業については校舎が破壊されたのでちょっとお預け。
今回のとどめはモップを片手にドラゴンの眉間をぶち抜いた先生に譲られた。
うん。ドラゴンのステーキ美味しい。