表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤンデレ乙女ゲームの主人公だけどコンタクトレンズを外すとVRMMO風異世界に飛んだ  作者: 鴉野 兄貴
学生生活って一度しかない。なんていうのは普通の人の話である

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/35

とある女子高生兼アパート家主のつぶやき

取得 資格 英語教材 使い捨てコンタクトレンズ ピラティス

ケータイ 勉強 就職サイト 就職活動

 『ケータイ』を握り、私は叫ぶように友人の名前を呼ぶ。

 内容はたわいもない友人同士の会話。ふざけあいだ。



 腐れ縁である親友とはヤンデレ乙女ゲームの世界のころからの付き合いだ。



 ちなみに当時の私は清い死を夢見て讃美歌を歌いたくなるくらい自分に酔ってたというか、私自身も病んでいたと思う。

 なんせ毎回強姦致死やヤンデレに追いつめられて自殺である。病みたくもなる。



 今なら全力で言える。黒歴史だと。


 当時の話をする奴がいたら『英語教材』で顔を隠しながら全力ダッシュで殴るだろう。つまり被害者になる可能性が高いのは市子である。



 ……『資格』『習得』に励むなんて当時は思わなかったな。


 女の子にはスキルが必要だ。資格そのものはリセットされても以降の周回での資格試験が楽だし。



 まぁすべてリセットされていたのだから今となっては構わないけど。


 すべてから逃げ出し、『就職サイト』を眺めながら『就職活動』に励む私を支えてくれたのは血のつながらない義兄であり、彼女だ。『使い捨てコンタクトレンズ』をつけ外しすれば異世界に逃れる能力が得られたのはそののちの話。



 『勉強』して『ピラティス』して、一人暮らしならぬお姫様と二人暮らし。

 こういう生活している学生ってどれくらいいるのだろうね。

 うん。嫌いじゃないと思う。



 さて。家賃滞納している連中から軽く取り立てしてくるか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ