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女子高生達の裏事情  作者: 夢未 照代
第五章~すれ違う想い~
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気まずい二人

その次の日から、私は少しかななんを避けていた。

「よっ」

休み時間、かななんが声をかけてきた。

「……何?」

私は表情を変えないまま、冷たく返事をした。

「いや、暇だから話しかけたんだよ」

「ふーん」

そのまま私は、楽音歌達のところへ行き話していた。



その次の日も、私はかななんを避けていた。

胡桃と話したいことを思い出して、胡桃の席へ向かう。

すると、かななんも胡桃の席に向かった。

「……」

仕方なく私は、楽音歌の方へ向かった。

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