其一 幼女と契約と性奴隷
決して変態なモノじゃないつもりです。
楽しめればイイネ!
理想なんてモノは、時が経つに連れて変わっていくものなんだ。
だから僕はこんなに思慮している。
エロゲ、ギャルゲのコンプリートを繰り返した筈の この僕が フられたのだ。
「は はは これが 失恋か?」
変わったのは 相手を想い、相手は想われ
なんとも言えない様な関係が
好き の一言で ローリンローリンした。
溢れ返る人の群れ それらのすれ違う人の顔も覚えられないは当たり前、人間という認識さえ不可能な程IQ0の馬鹿のそれだ。
カップルがベンチでいちゃこらあはん。
「あん?」
僕は 目を吊り上げ 狐っ面で言ってやったよ。
「熱いぞ お前ら!温暖化ダメ、ゼッタイ!
好い加減気づいてくれよ リアじゅ痛い!」
殴られた 痛い あー 痛い。
「う うくっ ぅう」
涙が視界を捻じ曲げる。
そして 走った 光を意識して 足を前に前に、
僕が10m走る間に光は地球を何周しただろうか いや しらん。
幾らか走って息が切れてきた。
っと思った途端 目の前のマンホールが弾け飛んだ 上空15m程。
同時に 突風が足を取って 宙を舞う僕。
コンクリートの都市は捻れ 一点に吸い込まれ、暗闇の中 少女を見つけた。
そして 頭から落ちた。
*〜*〜*〜*〜*
「お兄ちゃん大丈夫?… えぃっ!」
「ん なんとか 大丈はぁんっ」
何故か素足の少女、もとい 幼女は
僕の大切且 デリケートな陰部を優しく踏みつけたかと思うと すりすりすり 素足でね。
素足でね、大事なので二回。
「お兄ちゃん? どうしたのかしら?そんなに息を荒くして それではまるで わらわに発情してるとしか見えんぞ?」
「たはぁんま やはぁめてへぇくれへぇ!」
既に遅し。
言葉の間 間に はぁ なり へぇ なり
こりゃ末期のようだ。
へ?ロリ?
今頃気付いたのか そう 何を隠そう天性のロリ好きローリンロリロリマイスターである。
ここに来てリアルに手を出す気は無かったが
どうやら無理らしいね うん 可愛いもん この娘。
和服がとても板についていて、丈がやたら短いと来たもんだよ。
考えてみてくれ その娘が すりロリすりロリしてる イコール…
「ぱ パンツ 見えてるよ 君!」
「見なきゃ良いよね?見えても手で目を隠すとかあるよね? 許すから わらわの式になるです。良いかな?」
「いや 意味が良く分からないかな?」
「だーかーらー、わらわの奴隷じゃ 働いてもらうですよ」
いろいろな口調を織り交ぜる幼女は確かにそう言った
僕が幼女の奴隷? ははは 決まってるだろ
100人アンケートで満場一致の
「断わる! っと言いたいが 見返りはあるのかな?!」
「あるから そんなハァハァしないで!
ちょ ちょっと ドキドキしちゃうじゃんか…」
「へ?最後が聞こえなか 痛い! 今 キリがマンジャロだから許して!」
今だ踏まれたままの陰部は キリがマンジャロなのだ。
言わなくても分かるだろ!!
「知らない知らない知らない!さあ どうなの? せ…げふ 奴隷になるの?」
問答 問答 っていうフリをして
もう決まっていた。
「なるよ その代わりに僕のお願いを聞いてよね」
「わかったわ わらわは約束は守るです。
正式にお前は性奴隷となった!」
えぇぇえええ!
っと反響 反響 残響 残響。
そして 暗闇は寺造の部屋になっていた。
横では幼女が僕の手を握って むにゃむにゃ
と言いながら「ぐはぁ!」
指をくわえられた。
不安ばかりが募る中
「名前 聞いてねぇよ」
ところで ここはどこだろう。
いや 待てよ? 性奴隷だと?
性奴隷というと あの ご主人様にしたがって
身体の隅まで ぺろりろ 乳繰り合うやつか?
「ま まさか⁈ この娘と!?」
おかしいな 鼻から赤い水が…
あ 湧き水か アーメン。
そして この娘 服はどうしたの?
え 何 この密着感 肌と肌が…え?
この子 服はどうしたの?
僕 服はどうしたの?
そして キリがマンジャロなのだった。
どうにかして ここから逃げ
「おにぃひゃん? どうしたの?」
「あぁ おはよう これはどういう事かな?
服はどうしたのかな?」
すると 幼女はきょろきょろ挙動不審になり
顔は 赤く湯立って 呟いた。
「契約したではないか わらわと世界を変えようです 性義のヒーローになるのじゃ。」
あぁ カオス。
後から聞いたここは幻想の手間だという。