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ユイとの任務

〜倉庫〜

「・・・これ、ちょっと重いけどいいな。」


〜事務所〜

「リツ、武器それにしたの?」

ユイの発言により、全員の視線がこちらへ向く。

「重くないの?」

「大丈夫。俺ならなんとか・・・」

「今度戦い方も教えた方がいいな。なぁ団長?」

「そうだねー。素人を前線に立たせるのはちょっとな。」

「いいじゃん!かっこいい〜!」

「ありがと。・・・で、任務行くか。ユイ。」

俺はまだ手に馴染まない鉄パイプを担いで言った。


〜都内某所〜

「ここが加害者家族の事務所だよ。」

「事務所って・・・もしかして、暴力団・・・?」

「そう。人数はそこまで多くないから・・・」

急に不安になってきた。

「ごめんね、巻き込んで。でもリツ戦闘力はかなり高いと思って・・・」

「入団二日目で暴力団潰し、か・・・」

「いや、まずは話し合いかな。いけるとは思わないけど、できるだけ腰を低くして臨むんだよ。」

「なんか嫌だなぁ・・・」


〜暴力団事務所内〜

「なんとか入れてもらったけど、奇跡だろ・・・」

「こっからだよリツ。僕らの存続がかかってる・・・」

「俺にそんな重い責任を負わせないでよ。」


「・・・お前は。」

後ろから声がした。

俺たちが慌てて振り向くとそこには、図体のでかい男が立っていた。

うわぁ・・・反社会的な見た目してる・・・

「うちの息子を、殺ったヤツの一人だな?」

「・・・今日はその件で、謝罪に来ました。」

「謝罪で許されると思ってんのか!!」

「う・・・」

思わず気押される。

だが。

「あなたの息子さんがやったことも、死んで許されることではありません。」

ユイが毅然として言う。

全然腰低くないが。

「・・・舐めんなよ?」

そいつの周りにいた反社も動き出す。

「ユイ、どうする・・・」

「・・・でも!」

ユイは急に床にひれ伏した。


「・・・大変、申し訳ございません。」

俺もつられて額を地面につける。

「僕がやったことは善でも悪でもないと思っておりましたが、あなた方にとっては悪だと、考慮することができませんでした。」

一言の失言で死ぬ。そう感じた。

俺も、何か言わなくては・・・

「・・・許して欲しいとは、言いません。・・・ですが、償いは・・・します。」

俺がなんとか言葉を絞り出した瞬間。


「償うのか?じゃあ。」


「ここで死ねや。」

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