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詩歌集2

ワタシ ハ ダレヨ  リ モ バケモノ  ニ、、、

作者: モトハニンゲンダッタナニカ



強くなりたい。

誰かを護れるくらい、強くなりたい。


強くなりたい。

皆を護れるくらい、強くなりたい。


強くなりたい。

優しい世界を護るためにも、私は強くなりたい。





強くなりたい。

誰になにを言われても、鼻で笑えるくらい。

いや、誰に何も言われないくらい強くなりたい。

強くなって強くなって、誰も私に勝てないくらい。

強く、なりたい。





強く、なりたい。

強くなって、誰かを嘲笑いたい。

自分より弱いものを、徹底的に潰したい。

誰よりも強くなって、この世界を支配したい。






皆を跪かせた。

皆を怯えさせた。

私に絶対勝てないと、皆を恐れ戦かせた。


私は、強くなった。


強くなった。

強くなった……けど。

私は、孤独になった。


誰よりも強くなった。

そして気づいたら、世界に誰もいなくなっていた。


私が全て潰したから。

弱者は不要だからと、全て除去したから。

私は、一人になった。


強くなりたくて。

強くなって。


私以外、誰もいなくなった。


私は、何のために強くなりたかったのだろう?

誰かを護る……ため?


誰を?……私を?


チがウ……

私には、護りたいダレかやナニかがいた……あった。


ソのためにワタシ、ハ、


ツヨクなロうとした。


それナノに……


ワタし、、わ。


手にいれたその強さで、マモリたいものを……


護りたかったモノタチ、、、ヲ、、、


ツブシタ


コワシタ


ケ、、シタ……。、


コノ……テ、デ、、


ソシテ、ワタシハ……


サイキョウノバケモノニ……ナッタ。


コノコドクナセカイデ、、、、、────





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― 新着の感想 ―
[良い点] そうっすね~。 最強とかの価値観て、比較になる自分以外の対象が居るからかな~と。 最強を目指せる内も幸せなことなのかなと。 どんなに良い物語を書いても読者さんが居られないと、寂しい。 …
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