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7. 通信魔法具

 7. 通信魔法具




 放課後。オレが家に帰ると今日は咲夜さんは先に帰っていなかった。夕飯の買い物とかしてるのだろうか。久しぶりの1人だな。特に何かするわけじゃないけど。


 そんなことを考えていると咲夜さんが帰ってくる。


「ただいま」


「おかえり咲夜さん」


「あ、作戦会議室にいたのね。ちょうど良かったわ。そこに座って」


「はい?」


 咲夜さんに促されてリビングにあるテーブルにつく。すると咲夜さんも向かい側に座った。一体なんだろう?


「それじゃあ、始めるわよ」


「何を始めるんだ?」


「いいから黙って聞きなさい。まずは……そうねこれを見て」


 そう言って咲夜さんは箱を取り出した。その箱から新しいスマホを取り出す。それはオレが今使っているものと同じ機種で色違いだった。


「せっかくだからお揃いにしたの。どうかしら?」


「えっと……」


「私とお揃いイヤ?」


「そんなことない!」


 え!?もしかして咲夜さんオレに気があるんじゃないのか!?マジでか!生まれてきて一番嬉しいかもしれないぞ!


「ふふっ。良かった。じゃあ、霧ヶ谷君の通信魔法具の番号を登録しないと、敵が出たとき困るものね」


「通信魔法具?」


「通信魔法具っていうのはね。自分の魔力波を使って離れた場所にいる人と会話ができる機械のことよ」


 ……スマホのことだよな?


「さすがにこれは霧ヶ谷君にはあげれないけれど、私の持っているものと通話できるように設定してあげるわ。霧ヶ谷君の通信魔法具を貸して」


「ああ。ありがとな……」


 そう言うと咲夜さんは自分の持っているスマホ端末を操作し始めた。そしてすぐに終わったようでこちらを見る。


「これでよし。いつでも連絡できるわね。敵が襲ってきたら遠慮なく通信してね?メッセージでもいいから」


「おっおう!」


 理由はどうあれ咲夜さんの連絡先をゲットしたぞ!ヤバイニヤけそうだ……。こんなに幸せなことが世の中にあったんだなぁ。大天使スカーレット=ナイト様のお導きかもしれん!とか浮かれすぎて、訳の分からないことを思い始めるのだった。

『面白い!』

『続きが気になるな』


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