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43. アンチマジック

 43. アンチマジック




 補習が終わり、オレはコンビニに寄り夕飯を買ってから帰る。なんか面倒なことになりそう……いやいや咲夜さんが心配だ。


「ただいまー……咲夜さん!?」


 家に帰ると玄関には土下座をしてオレを迎える咲夜さんの姿があった。一体どうしたんだ?


「申し訳ございませんでした!」


「えっ?」


「私の勝手な行動で霧ヶ谷君に迷惑をかけてしまいました!本当にすみません!」


「ちょっ……顔上げてよ。とりあえずリビング行こっか?」


「はい……」


 オレ達はリビングに行きソファーに腰掛ける。


「本当にごめんなさい!」


「いやいいよ。気にしてないし。それにオレはいいけど、咲夜さんは大丈夫なのか?」


「どうしたらいいかしら……まさか誘われると思ってなかったから……うー。」


 なんかめちゃくちゃ可愛いんですけど!いつものクールさからは想像できないほど狼惑している。これはレアすぎるぞ。でも咲夜さんのために何とかしてあげたいしな……。どうするか……。


 その時、オレの中に一つの考えが浮かぶ。しかし……そんなこと言えるわけないしな……。しかし意志疎通がはかれたのか、それとも大天使スカーレット=ナイト様のお導きなのかは分からないが、咲夜さんがオレの考えと同じことを言ってくる。


「そうだわ!私達付き合ってるということにしましょう!」


「はい!?」


「あー違うの!学校で喋らないようにしてたけど、その……そろそろ限界かなって思って。それなら一層彼氏ってことにした方が早いかなって思ってね。だってこのままだとあなたにも迷惑がかかるじゃない。だから私の彼氏ってことにするの」


「いやそれはダメだろ!第一それじゃ咲夜さんのほうに迷惑かかるし……」


「私のことはいいの。私のためを思ってお願い!そうなったら誰も私に絡んでこないじゃない。私は前衛だから攻撃魔法には弱いのよ。アンチマジックよアンチマジック!」


 咲夜さんに絡むことを攻撃魔法だと思ってるんですか……しかもアンチマジックって


 ……。まぁ確かに咲夜さんに絡もうとする奴はいなくなるだろうけど……。


「お願い!この通り!」


 咲夜さんはソファーの上で正座をし頭を深く下げた。その姿勢のまま動こうとはしない。


「咲夜さんは本当にそれでいいのか?」


「正直。私はね誰ともお付き合いするつもりはないから。こんな性格だしね。いちいち断るのは面倒だし。」


 理由はどうあれ、好きな人が困ってるのを見捨てるわけにはいかないよな。たぶん嘘でもオレはボコボコにされるのか……でもそれよりも咲夜さんを助けてあげよう。うん。


「分かった。咲夜さんのためだからな」


「本当に!?ありがとう!」


 満面の笑みを浮かべながら咲夜さんは抱きついてきた。マジでやばい。理性が吹っ飛びそうだ。しかも当たってるし、でもここはグッと我慢する。


「あの咲夜さん……その……」


「あっ。ごめんなさい。私嬉しくて。今まで私のことなんて誰も理解してくれなかったから。一応フリだけど改めてよろしくね霧ヶ谷君」


「ああこちらこそ」


 こうしてオレ達は偽りの恋人となった。これからどうなるんだろうか?不安しかないんだが……。とりあえず明日の件を乗り越えなくては!

『面白い!』

『続きが気になるな』


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