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40. 爆炎魔法エクスプロージョン

 40. 爆炎魔法エクスプロージョン




 夕飯を食べ、オレはリビングでテレビを見ていると咲夜さんがやってくる。


「霧ヶ谷君。夕飯何食べたの?」


「あー今日は面倒だったからカップ焼きそば食べたよ」


「カップ焼きそばか……私もそうしようかしら毎日自炊するのも面倒だものね。確かこの前買ってあったのが……」


 学校のクール系美少女がカップ焼きそばか……。でもこういう一面があるだけで少し親近感がわいていいかもな。


「ん?どうかした?」


「いやなんでもないよ」


 そしてしばらくテレビを見ていると、後ろから大きな音が聞こえる。咲夜さんがテーブルを叩いたようだ。今回は熱くないよな?カップ焼きそばだし……。


「どうした咲夜さん?」


「くぅ~……き……霧ヶ谷君……ポーションを!早く!」


「えっ!?どゆこと!?」


 オレは急いで冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し咲夜さんに渡すと、それを一気に飲み干す。


「ふぅ……危なかったわ……」


「大丈夫か咲夜さん?」


「えぇありがとう霧ヶ谷君……」


 なんだろう……。オレがふとカップ焼きそばのパッケージを見ると『超激辛のソース』という文字があった。おそらくそのせいであんな風になったんだろうけど……。よりによってなぜ超激辛なのか。


「くっ……ここまでとは……さすが爆炎魔法エクスプロージョン……私じゃなきゃ死んでたわ……」


 爆炎魔法エクスプロージョンは大袈裟だなぁ。涙目で訴える咲夜さん。ちょっと可愛いと思ってしまった。


「とりあえず。まだオレのカップ焼きそばが何個か余ってるからそっち食べるか?」


「でも……これもったいないし……」


 ……そんな顔しないでくれよ咲夜さん。反則すぎるだろ!でもこれ以上咲夜さんに無理して食べさせるわけにはいかないし。仕方ない男になるか!


「……それはオレが食べるよ」


「えっでも……」


「オレと咲夜さんは仲間だろ?気にするなよ」


 それに、咲夜さんのこんな表情見たくないしな。


「うん……わかったわ。それならお言葉に甘えることにするわ。ごめんなさい霧ヶ谷君」


 こうしてオレは泣きながら超激辛のカップ焼きそばを食べることになった。恐るべし爆炎魔法エクスプロージョン……。

『面白い!』

『続きが気になるな』


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