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35. 魔王軍の進撃 ~古代言語魔法を操る刺客~

 35. 魔王軍の進撃 ~古代言語魔法を操る刺客~




 来るべき魔王軍の進撃の日。オレと咲夜さんは迎え撃つために教室のいつもの席に陣取る。


 そしてテスト開始10分前。オレのスマホに咲夜さんからメッセージが届く。ん?どうかしたのか?


『最初の刺客は古代言語魔法を操る刺客。前衛の私には分が悪いけど何とか頑張るわ。霧ヶ谷君も頑張って』


 ふむ、どうやら咲夜さんは古文も苦手らしいな。確かに現代語ならまだしも古文となると苦手な人も多いかもな。


 まあ、オレとしては咲夜さんがそんなにも苦手だとわかっただけでも収穫だ。今度英語の時みたいに勉強教えてあげようかな……。


 そして時間がきて、テストが配られた。先生の合図でテストが開始される。


「はい、じゃあはじめ」


 先生の声とともに一斉にペンを走らせ始める。さて、古文か……正直あまり得意じゃないんだよなぁ。でもまあ、なんとかなるだろう! そう思いながら問題を解き始める。


 うーん、結構難しいな。


 それから20分ほど経った頃だろうか。ちょうど半分くらいまで来たところで少しだけ集中力が切れてきた気がする。まあ、まだまだ全然解けてるし大丈夫だけど。


 そんなことを考えていると、オレの左側からまったく音がしなくなる。あれ?咲夜さんもう終わったのか?と思い、そちらを見てみるとそこには机に突っ伏している咲夜さんの姿があった。


 えっ!?まさか寝ちゃってるの?マジですか……。


 結局そのままテスト終了時間になり、先生が回収していく。すると隣の咲夜さんが勢いよく起き上がり、オレにメッセージを送ってくる。


『ごめん霧ヶ谷君。体力を半分持ってかれたわ……さすがに前衛の私では魔法をすべて捌くのは出来なかったわ。恐るべし古代言語魔法を操る刺客……。』


 ……つまり分からなかったってことね。しかも体力を半分持ってかれたって半分も分からないってことだよな……。うーん。咲夜さん大丈夫か?オレは他のテストが心配になるのだった。

『面白い!』

『続きが気になるな』


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