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29. フェイク

 29. フェイク




 次の日。オレと咲夜さんは占い師のところへ向かうために街にでることにする。咲夜さんが言ってたが、今日占ってもらう占い師は巷でも『絶対当たる』と評判らしく、そのせいか予約も結構入っているらしい。


「よく占いの予約取れたな?すごい人気なんだよな?」


「占い?予言でしょ?」


「あー。うん。」


「魔王を倒すためにはこのくらい問題ないわ!いい予言が聞けたらいいわね?」


 ふむ。咲夜さんはやる気満々だな。まぁ確かに予言が当たれば今後の行動指針にもなるしな。そんな話をしながら歩いていくと目的地についたようだ。


「えっと……ここね。『水晶玉館』」


 そういや占いなんて生まれて初めてだからなんか緊張するな……。中に入るとそこにはいかにも占い師といった感じの老婆がいた。


「おや。今日は予約が終わってるんだけどね?」


「え?咲夜さん?予約終わってるって言ってるけど……」


「ん?予約なんかしてないわ。」


 予約はしてくれよ咲夜さん……。こんなアポなしで大丈夫なのかな?


「ふぉっほっほ。予約のない客が来るとは珍しいこともあるもんさね。これも運命じゃな。あんたら運が良いのか悪いのか……。気に入ったよ。とりあえずそこに座ってくれるかい?特別にみてあげようかね」


「ありがとう予言者のおばあさん。これも大天使スカーレット=ナイト様のおかげね!」


 え?マジ?大天使スカーレット=ナイト様ってそんなにすげぇの?とりあえずおばあさんにそう言われてオレ達は席につく。すると早速水晶玉を眺め始めた。


「さて何を占うかね?せっかくだから2人の相性でも調べるかね?」


「相性!?いやオレと咲夜さんはそんな関係じゃ……」


「別にいいじゃない。相性がいい事は悪いことじゃないし、パーティーとしての戦略も広がるわ!」


 たぶんなんですけど咲夜さんの思っているものと違うと思いますよ……。相性ってもっとこう……なんというか……。


「そうだねぇ……。まずはそこの紙に名前と生年月日、血液型を書いておくれ」


 そう言われてオレと咲夜さんは紙に個人情報を書いていく。


「柊咲夜……8月8日生まれ……O型……と」


「え!?」


「ん?どうかした?私なんか間違えたかしら?」


「あれ?咲夜さんって9月30日生まれA型じゃないのか!?」


 おかしい。オレはみんなが言ってたのを聞いたことあったんだけどな。それを聞いた咲夜さんは首を傾げるがすぐに納得いったようで手をポンッと叩いた。


「ああそれは、モブキャラ生徒Aのやつね。みんなが言ってるのは適当に決めちゃったやつなのよ。誕生日とかって面倒だしね?これは嘘じゃないわよ?立派なスキル『フェイク』なんだから!」


 適当に決めちゃった、立派なスキル『フェイク』なんだから!じゃないですよ咲夜さん……。


 平気な顔をしてオレに爆弾発言をしてくる咲夜さん。でもこの真実を知ってるのはオレだけだから別にいいか。とりあえずあとで『咲夜さん攻略本』を書き直しておかないとな。

『面白い!』

『続きが気になるな』


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