第一話 【眠れる時の中で】
表現力に欠けるかもしれませんがよろしくお願いいたします
(夢の中)
?:『調子はどうだ…?』
?:『いえ…まだ時間はかかります。』
?:『そうか…いずれにせよ、この星はあともう少しで滅ぶ…』
?:『でも、なぜこのような事を…』
?:『それは私にしてみれば、愚問だ。』
?:『申し訳ありません。』
?:『忘れたわけではあるまい!我ら誇り高き○○○が、この星の奴らにより何百年…いや何千年と封印されてしまったことを…』
一同:『………』
?:『そうは思わぬか?ルシフェルよ?!』
ルシフェル:『そうだな…では、私は今しばらく、下界に奴の体を借り様子を探るとしよう…』
(現実世界)
ユウキ:『ふぁぁ〜…良く寝た。しかし、また変な夢見たな…』
(ユウキとは、この物語の主人公。アカデミーに通う、謎の青年。最近変な夢に悩まされつつ、見た目とは裏腹にこれまでの過去や、出身、両親など一切不明の、謎多き少年)
ユウキ:『とりあえず学校に行きますか。』
?:『おはよー』
ユウキ:『おぉ!おはよー』
?:『顔色悪いなぁ…また例の夢に悩まされてるの?』
ユウキ:『うん…まぁね。』
?:『病院行けば良いじゃん。』
ユウキ:『面倒だから良いよ。ジンはいつもお節介な奴だな。』
ジン:『心配してやってんだから、ありがたく思え。』
ユウキ:『まっ!ありがとよ』
(ジンとは、ユウキの親友であり、ライバルでもある。力や技術ではジンより、遥かに上だがジンは、ユウキの秘めたる力を期待し、いつか戦えることを心待にしていた。)
ユウキ:『俺ってどんなタイプの魔法が合ってんだろ…』
(そんなことを思いながら、ユウキはぼーっと校庭を見つめていると、それは突然起きた…)
ユウキ:(あれ…?あの校庭の真ん中にある紋章はなんだろ…?)
(そして…紋章は突如激しく光出し、次の瞬間…)
『ズドォォォ〜ン!!』
(激しい爆発と共に、周りが眩い光に覆われ、前が見えなくなった。そして、光がようやく薄くなり、目を開けた瞬間ユウキは衝撃の風景を目の当たりにした…)
ユウキ:『なんだ?!あの大きな穴は!!しかも、穴の中に誰かいるぞ?とりあえず見に行ってみよう。』
(校庭に行ってみると、見知らぬ奴が一人、立っていた。そして、いつの間にか、学校の教室のベランダから生徒達の野次馬が数えきれないほどいた。
そして先生もなにか必死に、叫んでいるが何と言っているかはわからなかった)
?:『久しぶりだな…』
ユウキ:『お前…誰だ…?』
続く