事故
その後、楽しい出来事が、多かった。でも…いや。暗いことは忘れることにした。
「ハアハア…ハアッハアッ。舞、舞…」
はぁ、僕って最低だ。私はティッシュを取りながらそう言った。
高1の夏休み。
はぁ、ライブに行きたい。私はそう思った。あの歌手のライブに行けたら絶対楽しいなあと。
舞とかと誘って行けたらええんやけどなあ。そもそもライブがあるのが東京だしなあ、ここ田舎出しなあ。そんなことを考えていた。
現実なんてものは非情で、遊びに行くことすら出来なかった。そもそも誘えなかったんですよ。DTにはきついねん。
まあ、やっすーとか、そこら辺と海行ったり、カラオケ、ボーリング行けたのでそこそこ充実した夏休みだった。
夏休みが明けた。それはあるソフトボールの授業の時にそれは起こった。
「じゃあ、キャッチボール。」
教科担任はそう言った。
「やっすー行くでー。」
俺はそう言ってボールを投げる。いつも通りだった。
そして、ゲームをやっている最中。
自分は守備をやっていた。
「おい!横!イフ!!」
え?その刹那。強い衝撃。そっか。隣でもゲームやってたんだ。全然気をつけてなかった…
最初の現在のイフのやつ前書きにしてもいいんだけど、前書きでしこってるとか、やばそうだからやめている。まぁ、変わらないんですけどね。