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プロローグ



そこにある樽はなんだって?いや、これは

人間です。えっ?知ってる?その樽みたいな女はなんだってことか。その答えはただひとつ!

……俺の彼女である。



いわゆる俺の彼女 、神童凛乃花は簡潔に言うなれば太っている。いや太ってしまったの間違いか、あの時の凛乃花は可愛くてスタイルも良くて高校のアイドル的存在だったのに……



現在、俺神谷航平21歳、高校卒業後は大学に行かず、すぐ就職した。この時代に高卒は辛くないかとよく 言われるが働く上ではあまりまだ感じたことはないし、むしろ大学行ってる人よりも今は働いてる分お金もある。とは言ってもこれからどうなるかはわから

ないけども……


一方の彼女、神童凛乃花20歳、俺の1個下で

こちらも高校卒業後は社会人となるはずだった。

いやなるにはなったのだ。2ヶ月間だけだが……

俺たちは、俺が高校3年生の時から付き合っていた

こと、親同士が仲良くなったこと、社会人であることを理由に凛乃花の卒業と同時に同棲を始めていた。

今思えば、この同棲こそが今の現状を招いてしまったと言ってても過言ではないかもしれない。


まあ、ともかく現在同棲2年目、彼女はみるみるうちに成長してしまったのである。

どれくらい成長したのかって?元の高校時代は身長158センチ、42キロ。現在身長変わらず65キロ、実に20キロ以上の増量である。


お前は太った彼女をもう好きじゃないのか?

いや、好きだ。ただ、外に出て、働いて、

そして少し痩せてくれさえすればいいのだ……



これは元高校時代のアイドル的存在のニートの彼女と、俺、神谷航平の物語である。




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