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#14 『謎の声』


  

  日が沈み、鳥達も山へ帰って行く姿が見られ始めた。

  源川の家からには夕食の良い匂いが漂っていた。


  「♪~~♪~~」


  鼻歌を歌いながら源川の父・文和は多種多様な料理を作っていた。


  「きょぉ~~~はぁぁ~~こおぉ~じのぉ~~~大好きなぁぁぁぁ~~カレーライスゥゥゥ~~だっよお~~んっ♪」


  上手いとは程遠い歌声だが文和は、そんな事は気にせず『今日の夕食は何だろな?』(文和作詞・作曲)を歌い続けた。


  

  

  ピンポーーーンッ




  そんな時、突然チャイムが鳴った。

  

  「何だぁ折角、輝二の大好きなカレーの隠し味を入れようとしてたのにい~」


  四十代のオジさんが使うには止めてほしい口調を堂々と使いながら、文和は手を軽く洗い玄関へと向かって行った。


  「はぁーーい!どちら様で・・・・・あれ?」


  玄関を開けたが文和の視界には真っ直ぐに繋がっている一本道しかなく、チャイムを鳴らした人物は何処にも見当たらなかった。


  「おっかしいな・・・・確か、チャイムは鳴った筈・・・?」


  不思議に思いながらも文和は料理の続きをしようと台所へ戻ろうとした。



  だが------


 

  「・・・・・・た・・・・ご・・・・してや・・・」


  「・・・あ?」


  謎の声が聞こえ文和が後ろを振り向いた瞬間、


  


  ドシュッ!




  突如、現れた得体の知れない者に腹を切り裂かれていた。













  「やべっ!?遅くなった!」


  山を登ったり寄り道をしたりしていて思いの外、帰るのに時間が掛かってしまい源川は走るスピードを上げて家路へと足を進めた。


  「親父、怒ってるかな~常時チャランポランな癖に夕食の時間は守らないといけないとか・・・考えが読めないと云うか何と云うか・・・・(汗」


  考えていても、もう直し様が無いのだが源川は何時も常時チャランポランな父親に悩まされている様だ。

  家へと繋がる一本道に入り、あと少しで家に着くと思い始めた時だった。


  「・・・け・・・・・・・・・・・て・・・すと・・・・・・・・・」


  「・・・・え?」


  何処かで聞いた声が聞こえると源川は足を止め、辺りを見渡した。

  だが辺りを見渡しても人影一つも無い。


  (さっきの声・・・・何処かで・・・・・・?)


  謎の声について考え始めた源川。


  其の後ろには、人間の形を辛うじてしている者が立ちはだかっていた。



  其の者の手には真新しい血の色に染まった短刀が・・・・。













お久しぶり過ぎた!!!桜藍です♪

パソコンが故障しておりまして、最近やっと直って小説を更新する事が出来ましたぁぁぁぁ!!!!


久しぶりの所為か駄文が更に駄文に・・・・OTL


更新が亀よりも遅いですが、此れからも宜しくお願いします!


誤字等ありましたら、お願いします♪

 

                桜藍でしたっ(*^ω^)ノシ

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