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#11 『源川争奪戦(?)』

 


  キーーンコーーンカーーンコーーン・・・



  「其れではHRを終わりにします。湯川(ゆかわ)さん、号令を」


  「はいっ!起立、礼!」


  「「「さようならっ!!」」」


  HRが終わると、皆は其々の時間を過ごし始めた。


  「あ`~~疲れたぁ・・・」


  一番後ろに座っている若干可哀想な主人公、源川は今日何度目か分からない溜め息をついた。


  「(初日からこんなに疲れるなんて・・・。先が思いやられる(汗)・・よし帰ろう」


  相当疲れたのか、源川は荷物を纏めると席から立ち帰ろうとした。

  其の時、


  「「「待ったぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」


  数人の生徒達に囲まれてしまった。


  「・・・・・・えっ?何、一体?」


  「何?っじゃ、ねーし!!お前、部活は如何するんだよっ!」


  「・・あ」


  (そっか、部活か・・・・・。如何しようかな・・)


  『部活』と云う単語を聞いた源川は、本当の目的を忘れ部活の事を考え始めてしまった。


  「(えっと、確かコイツは・・・)己高(みたか)だよな?」


  暁がくれたクラスのプロフィール表を見ながら、源川は尋ねた。

  

  「そうそうっ!!でさ源川、前の学校では何部に入ってたんだ?」


  数人の生徒の一人・己高和(みたかかず)は源川の顔に近づき、興味心身に聞いてきた。


  「(なっ顔近っ!?)・・・りっ陸上b「オレのHoneyに近づくんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!」


  源川の言葉を遮り、神野は己高のおでこにデコピンを繰り出した。


  「痛っっっ!!?何すんだよ、神野!!」


  「ふん、オレは当然の事をしただけだ。輝二はオレの物d「黙れっっっっ!!!(怒」


  ドカッッッ!!!!!


  神野の暴走を源川は、神野の溝に一発殴っただけで黙らした。

  周りにいた人達は、


  「「「・・・・・・・・・・・怖ぇぇ(汗」」」


  恐るべし源川。


  「手前、俺の事をHoneyって読んでんじゃねーーーよっ!!つか、俺は列記とした男だお・と・こっっ!!?!」


  意識を失っている人物に怒鳴っても意味無いが、取り敢えず云いたい事を云った源川は肩を上下に動かし、息を整えていた。


  「・・・・・ぇ・・・と、云いたい事は云ったか源川(汗」


  「(前髪をピンで止めてる人物・・えっと)あぁ・・大丈夫だ、留階導(るかいどう)


  源川は暁がくれた(以下略)を見ながら留階導宇宙(るかいそうそら)に返答をした。


  「んじゃお疲れの所を悪いが、早速バレーボール部に入部してくれ(・・・・・・)♪」


  「・・・・・・・・・・・・はっ?」


  留階導の言葉に疑問を抱く源川。

  

  「ちょっ!?ズリィぞ留階導っ!!源川は我が書道部に入部すんだよ(・・・・・・)!」


  「はあぁぁっっ!!?」


  其の言葉に反論をする己高の言葉にも疑問を抱いた源川。


  「何ゆうとんねんっ?ミーナはウチがいる茶道部に入部って決まっとる(・・・・・)んや!」


  「いやいやいやっ!?何云ってるのっ!!てか『ミーナ』って誰だよっ!!?」

 

  (コイツは確か、九須賀(くすが)か・・)

 

  訳が分からなくなって頭がショートしてしまったのか、源川は取り敢えず九須賀聖呼(くすがしょうこ)に突っ込みしまくっていた。


  「『ミーナ』は源川のニックネームや!よう覚えときっ♪」


  「何故に女らしいニックネームをつけてるんだよっ?!」


  (てか、俺が決めて良い権利は無いのか・・・・(泣)


  最もな意見を云った源川だが、九須賀達には聞こえてる訳が無かった。


  「・・・・・帰ろう、うん」


  源川は討論を繰り広げているのを尻目に、バレない様に教室から出て行った。








  

長らく放置してました!お久しぶりです、桜藍ですっ!!

私が放置をしていた間(放置するな)東北・長野等では大変な被害に遭われました。

被災された皆様に心からお祈りを申し上げます。

一日でも早い復興を願いながら、こんな役立たずな私も何かしら役に立てる様に頑張っていきたいと思います。


感想や誤字等がありましたら、お願いします!


             桜藍でしたっ!!

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