詩 ラブレターを書くのは得意
掲載日:2026/05/01
ラブレターを書くことにした。
書きものは得意なので、彼のために愛情をこめて書いていく。
すらすら、すらすら。
ペンの進み具合に、鼻歌が出る。
書く内容は内緒。
でも、彼のことが好きだってことは、ちゃんと伝える。
「彼、喜ぶかな?」
可愛いピンクの便箋に、可愛い文字。
どんな顔して受け取ってくれるか想像して「きゃあ!」と声をあげる。
「大事にとっておいてくれるといいな」
ペンを止め、頬に手を当てて考える。
「皆、どうやって書いているんだろう?」
友達の顔を思い浮かべ、微笑む。
仲の良い友達。何でも相談できる仲。
双子のような存在だった。
「早くしなよ」
言われそうで、ペンを持ち直す。
彼の嬉しそうな顔を思い浮かべ、思わずにんまりする。
私の気持ち、ずっと好きだからね!!




