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問題


 俺が考えるに、魂には実体がある。理由は祖霊魂転という技があるという事と、俺たちが転生してきたことが理由だ。転生時に俺の魂がベルたちを越したということからも、実態があると想像がつく。


魔法はイメージの世界だ。実態があろうがなかろうがと想像していくしかない。それに二人の同意も必要だし、一旦この件は持ち越しいでいいか。次に、村の処理とギルドのメンバーだな。


今はもう夜なりかけだし、どれくらい人が集まったか、華たちに聞いておかないとな。それから作戦の変更も伝えなきゃ。


そう思い、俺は寮に戻ろうとした、その時だった。


「アル、今は戻らないほうがいい。厄介なことになっている。」


突然目の前に、兄さんが現れた。あまりに急だったので驚きを隠せなかったが、とりあえず堪えて状況を確認した。


「厄介な事って言うと?」


「何やら自称最強の戦士を名乗る青年が、以前アルと戦い敗れた篠原とやらと交戦中だ。世界最強の剣士を今この場で決めてやる!だとかなんとか、叫んでいるらしいぞ」


「なんてこった」


このタイミングで荒らし行為か?いや、実際に見てみないとわからない。もしかしたら普通に強いだけのやつかもしれないし。


「兄さん、忠告ありがとう。でも、俺一応ギルドのリーダーだしさ。これくらいの問題は解決できないと。だから行くね」


「そうか。成長したな。ならば俺も一緒に行こう。さ、急ぐぞ」


そういうと、俺たちはすぐに寮へと向かった。










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