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連載小説

ゴリラ・ゴリラ・ゴリラとわたしのテニス~ゴリラ呼ばわりが嫌でテニスをやめた天才テニス少女のわたしが、イケメン男子に心惹かれた結果、その恋人である女子テニス部長をボコボコに負かす話~

わたし、藤井ヒビキは全国大会優勝経験もある天才テニス少女、だった。
つい最近までは。

この四月に、高校生になったわたしは、誰も知り合いのいない遠くの高校へ入学し、そしてテニスをやめていた。
その理由は、わたしのプレースタイルからつけられた、呪われたニックネームが嫌だったから。
パワーにあふれたわたしのテニスを見て、誰もがわたしを『ゴリラ』とか『ゴリラ藤井』と呼んだ。
そんなの、女の子につけられるニックネームとしては嫌すぎる!
おまけにわたしは、『ゴリラ』というそのニックネームのせいで、失恋までしていた。

「俺だってやだよ。ゴリラと付き合うだなんて」

なんて言われてたりして、さ。

というわけで、単なる一般生徒として高校生になったわたしは、ある日、わたしの正体を知った女子テニス部に捕まっていた。
女子テニス部の西谷部長はわたしに、テニス部に入れという。

「ウチの部にあなたが来てくれれば、百人力よ。藤井ヒビキさん、あなた、どうしてテニス部に入らないの?」

だけどもう『ゴリラ』なんて呼ばれたくなかったわたしは当然、その申し出を拒否するつもりだった。
しかしそこに、イケメンの男子テニス部の部長、斉木さんが現れて、なんだか西谷部長とわたしは、テニス勝負をすることになってしまう。
人前でテニスをすれば、わたしはまた『ゴリラ』なんて呼ばれてしまう。
だけど斉木さんは、こうも言った。

「テニスのうまい女性は、魅力的だよ」

さあ、一体わたしはどうしたらいい?
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