第1章:5節 変革(A resister)
誤字脱字・意味不明なことがあると思いますがご了承下さい。読んで頂けると幸いです。
5、変革(A resister)
人工進化研究所、まあ、軍部のやつらは、弾薬庫とか
言ってるらしいけど、私たちにとっては・・・
それにしても、あの赤髪、うっとうしいわね。こっちも、この計画に3ヶ月も時間をかけているのんだからもっと早く、ワタシのことを信用しなさいよね。
レイコは、コンソールパネルに向かい、O2の推移データ
に目を向けている。
「レイコ修士殿」眼鏡をかけたアイが声をかけてきた。
びくっ
「どうかしましたか」レイコは、パネルのデータを視界から遮断するかのように立ち上がり、ペコりと頭を下げる。
それに対し簡単な敬礼をした、アイ、
「ユウキ教授殿はどちらにいらっしゃいますか?」
「ユウキ主任なら自室で仮眠されていますが。急な用件ですか。できれば、相当お疲れになられていたようなので、後ほどのほうが良いかと、1800時には起きられますので、伝言があれば伝えておきます。」普段のレイコではありえない、矢継ぎ早の回答。
しまった、自が出てしまった。だけど、今あの赤髪に戻ってこられてはまずいのよ。
「いえ、急ぎではありません故、後ほど伺います。
お忙しい所、失礼いたしました。」気まずそうに答えた
アイは、管理室を後にした。
じゃ、そろそろ仕上げに取り掛かろうかしら、
レイコは、アイが出て行くのを確認した後、管理室の一角にある制御室に向かった。
左手の腕時計をかざす、当然、ユウキ主任から“任せる”
という言葉を頂いているので、扉は退いた。
“信じる者は救われる”司教様は言っていた。この儀は
大儀でなんでしょ。私がボタンを押せば、数時間後
には、人は新しい局面に立つことができるわ。神にあがらう
方法ではなく、もっと違う人類が生きる道。
私が、為すことは、O2の破壊、ひいてはウィザードの破壊
につながる。そのあとは?O2の破壊によって、何が変わるというの?
ダメ、ダメよ、レイコ!!盲信者は救われないわ。
・・・・・・私は“主義者”なのよ。
レイコは、まるで、ピアノの鍵盤をたたくかのように
Enterキーをたたいた。
「ふ〜」腹の底から息をはく。
でも、コンピューターウイルスで、O2を破壊できるの?
何が起こるの???ダメ、ダメよ、レイコ。
“信じる者は救われる”のよ!!
レイコは、おもむろに立ち上がり、管理室の扉を開くと、
そこには、金髪を一つに束ね、銀縁の眼鏡から鋭い眼光
を光らせる軍人が立っていた。
レイコは、ペコりと頭を下げた・・・
次回『認識』:人は、モノは、他より認められ、識られることにより、存在が確定する。
「早く、私のこと信用しなさいよね!!」By レイコ
最後までお読み頂きありがとうございます。
一つ、一つは短いですが、プロットは出来上がっていますのでなるべく早く話しを進めたいと思います。
誤字脱字の指摘、コメントを頂ければなお幸いです。
申し訳ありません、ラブコメあり、ロボットあり、と書いたのですが、もう少し先になりそうです。末永くお付き合い頂ければ幸いです。




