再婚と謎
初投稿になります。
下手くそですが面白かったら評価と感想お願いします。
こんな綺麗な空をしているのにどうして?
なんで....お父さんは泣いてるの?
「さあ華月お母さんにお別れを言って」
「お母さんはどうしてここにねてるの?早く帰ろうよ」
この言葉を言った時お父さんは涙をずっと流していた。小学1年生の俺にはこの時何が起こっていたのか、分からなかった。
「お母さんとはお別れなんだ..
だからお別れを言って」
「う....うん。お母さんまた一緒に遊ぼうね」
と俺は言った。
間も無く母さんの入った箱は車に乗り何処かへ行った。
「お父さん遅いなぁ」
と家で無邪気な遊んでいたら
「ただいま華月」
お父さんは帰ってくると手に箱を持っていた。帰って来てからその箱をおばちゃんが持ってきた仏壇に箱を置きそこにお母さんの写真を飾った。
「これから二人で頑張ろうな華月」
「うん!」
..母さんが死んで、もう9年が経とうとしていた。
そんな時父さんが
「華月ちょっといいか?話があるんだ」
「なんだよ父さん珍しい」
珍しいのだ。改まって話がある事自体珍しいのに
「実わな再婚しようと思ってる」
「.....」
無言になってしまった。
少し心中で母さんに喋りかけていた
(父さんが再婚か...この9年間一人で俺を育ててくれた父さん。そろそろ良いよね母さん)
「良いじゃないかな? 父さんにやっと好きな人が出来てくれて俺は嬉しいよ!母さんもきっと許してくれるよ!」
父さんはにっこり笑ってくれた。
こんな笑顔の父さんを見るのは久々だ。
「今日の夜向こうの方と食事に行くんだ。
華月今日はバイト休みだろ?今日は早めに帰ってきてくれないか?」
「ok!わかったよ。それじゃ行ってきます!」
と言って学校に向かった。
高校1年に上がってから直ぐにバイトをって...なんで父さん俺が休みなの知ってんだ? 教えてないはずなんだけどなぁ。
「まぁいっか」
学校
「おっはよう!華月」
「おは絆」
こいつは中学からの俺の友達の宮代絆
見ての通りテンションは毎日高い
ちなみに生徒会の書記である。こう見えて天才のお金もち
「なんか良い事でもあったのか?」
絆なら質問されたので俺は普通に
「父さんが再婚するって今朝聞いたから嬉しくてさ」
「へぇ華月の父さんが再婚かよかったな。あ!そう言えば内の副会長の母親も再婚するって聞いた。
もしかして、華月の父さんが再婚の相手だったりしてな?」
なんかとんでもない事言ってきたこいつ
「流石に出来すぎだろそれは」
華月は絆にさらに質問した。
「他に何か聞いてないのか?」
「もう一つある。確か副会長が再婚相手の息子さんが私の旦那様になるって言ってたような気がする。ほら再婚相手の息子って現状言ったらお前しかいねぇ。」
だからさらっととんでもない事を言うなよ絆
まぁ流石にないと持った華月だった。
そして放課後
下駄箱で靴に履き替え門を出ようとしたところで俺を呼び止める声がした。
「ん? あ、副会長どうかしました?」
「か、華月さん今日の夜って何かされてますか?」
なんか今日は質問される日だなぁ。
「今日は父さんと夜食事に出ますね」
「やっぱり....それじゃ引き止めてごめんなさん。
それじゃまた明日」
今小声でやっぱりって言ってなかったか? 気のせいか。
「また明日」
修正点とか沢山あると思うのでコメントして頂けると助かります!
次回はなるべく早く早めに投稿させて頂きます。