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超人

翌日学校に着くと


ひそひそしている。

確かに昨日あんな事があったとはいえこの騒ぎ具合はおかしい


俺は疑問を胸に抱きつつ学校に入る


すると


「飛来くん!あの、あの人たちが飛来君を呼んでるよ」


視線の先を見ると昨日の二人に続き仲間と思われる奴が30人くらいいた


「おう、お前か?俺の手下をいじめた奴は?」


リーダー格と思われる特攻服を着た奴が言う


「ああ、俺だが。それで?」


俺は昨日本を読んでいたせいで寝不足だったので欠伸をしながら応える


「落とし前つけろや」


そういい此方に向かってくる


「おら!行くぞ!!」


30人位が俺に鉄の棒やらナイフやらで襲ってきた


俺は先ず警察に電話をした


「もう本当めんどくさいから外でして」


そういい俺は学校を出る


廃工場に行きチンピラを待つ


「あ、来たか」


チンピラやら生徒やらが混ざっていたが気にせず続ける


一人のチンピラナイフを俺に向かい振るってきたので人差し指と中指で白羽鳥をする


「刺す気ならもっと強くしろ」


俺はチンピラを殴りかたずける


仲間がやられて怒ったチンピラは全員で向かってくる


「いけ!」


チンピラを一人一人確実にしとめていく


「な、何だ!?」


リーダー格だけになたのでリーダー格は慌てる


周りはこの戦いを観て言葉が出ないのか誰も喋っていない


「くそっ!死ね!!」


リーダー格は服から44MAGUNUMを取り出す

周りからは悲鳴が飛ぶ


俺はとっさに近くのナイフを取り構える


「は?、、、、」


周りからの声もない


俺がリーダー格が撃った弾をナイフで切ったからだ


俺はリーダー格まで歩いていく


「此処で死ぬか警察に連れて行かれるどっちが良い?」


悪魔のような選択を言うとリーダー格は下半身から水分を出しながら気絶した


「「、、、、、、」」


周りは俺が何かしたのか分らず目を白黒させている


程なくして警察が来た


「君!何があったんだ」


警察に聞かれたので俺は「襲われた。それだけだ」とだけ返しておく


俺は学校に戻り教室に入る


「優斗、昨日はありがとう」


ルーシーがお礼を言ってくる


「ああ、次からは危をつけろよ」


先生が教室に入ってきて俺の名を呼ぶ


「飛来、後で相談室に来い」


それだけ言うと教卓に着きHRを始めた


「今日は先ず学力テストをする、これは学内ランキングに載るので皆心してやれ」


テストの解答用紙と問題養子が配られる


「先生、これは成績に入りますか?」


誰かがそんなことを聞いた


「いや、入らんが手を抜くのは許さない」


何か意図があるのかと思い問題用紙に目を向ける


始めは基礎中の基礎が出てきた


中盤になると応用でも難しい部類に入る奴が出てきた


終盤は大学でも出るのか分らない問題が多く出てきた


俺はそんなことは判らないので全部解いてしまった


「終了、どうだった?」


「「難しすぎます!!」」


あちこちからそんな声が出てくる


「明日にランキングに乗せるので皆確認するように」


そういい残し出て行った


一時間目は体育で体力テストと言われる者をする予定らしい


「行こうぜ!優斗!」


愁が声をかけてくれる


「ああ、ちょっと待ってってくれ」


相談室に行き手短に済むようにと願いながら入る


「失礼します、」


相談室には警察やら校長やらが一杯いた


「用件とはなんでしょうか?」


俺は問う


「今日の朝にここらじゃ有名な暴走族が壊滅したのはしてるね?」


そりゃおれが犯人だからな


「はい」


「調べているとそいつら全員が一人の少年にやられたといっていたんだ」


正当防衛だろ


「はい、それがどうしました?」


「いや、君がそうじゃないかと思ってね」


「はい、僕ですね」


隠しても観てる人がいたので時間の問題だろう


「どうやってやったんだ」


ちょっと強めの口調で聴いて来た


「拳とナイフです」


実際拳とナイフだけでした


「不可能だ!!相手は銃を持っていたんだぞ!」


それを聴いた教師陣は顔を蒼白にする


「ナイフで切りました」


そう言うと警察は


「嘘をつくな!!」


めんどくさいので


「それなら調べたら良いじゃないですか」


それだけ言いへやを出た


===================================



「すまない遅れてしまった」


愁に謝り更衣室に行く


「話って何だったんだ」


愁が聞いてきたので


「いや、大事な事じゃないさ」


愁も納得したのかそれ以上は何も聞いてこなかった


更衣室に着き体操着に着替える


「優斗、お前、細マッチョなんだな」


「生まれつきだ」


実際は昔師匠に凄く鍛えられたからだが


「って、傷だらけじゃねーか」


俺の体は戦いの時ついた古傷が多い


「昔、事故にあったんだよ」


明らかに違うが愁はそれ以上聴かないでくれた


グラウンドに出るとマッチョが


「今日は体力テストだ!手を抜いたら承知しねーぞ!!」


始めは100m走だった


俺はクラウチングスタートで走る


大体14秒くらいだった


俺はスタートと共に脚の回転をフルにして走る

3回ほど加速してついた


「、、10秒フラット、、」


マッチョは目を丸くして驚く


「お前名前は?」


「飛来です」


「陸上部に入らないか・」


「いえ、結構です」


部活には入るつもりはない


俺は戻ると愁が声をかけてきた


「優斗めちゃめちゃはえーじゃねーか」


他のクラスメイトもそれに賛同する


「偶々だろ」


それだけ言っておく


次は握力測定だった


「列に並んで順番に測っていけ」


女性教師が説明をしながら促す


握力のクラス平均は大抵40~43だった


俺はちょっとずつ力を入れる


40、50、60と上がっていき最終は92というとてつもない数字になった


またさっきみたいにクラスと教師が目を丸くして驚いている


デジャヴだ


次はシャトルラン


これもダントツの200だった(最高)


次はハンドボール投げ


これもダントツの78


などなどいろいろぶっちぎりの1位で終わった


無事学校が終わり帰路に着く


「ルーシー一緒に帰るか?」


一応ルーシーにも声をかけておく


「え?いいの」


なんか今日のルーシーはいろいろ遠慮している気がする


「気にするな」


一緒に教室を出る


「優斗今日スゴッかったんだね」


クラス中でも噂になってたから知ってっても可笑しくはない


「まあ、ありがとう」


俺も俺らしくないな


「イケメンだったらもっと良かったんだがな」


そう言うと


「優斗はもう十分イケメンだと思うんですけど!?」


嘘つけ、


「俺はイケメンじゃないと言われてきたんだぞ、」


そう言うと


「いやだってイケメンランキング1位だよ!」


ランキング?何だそれ


「ランキングなんてあるのか?」


「うん、でも怖そうランキング3位だけどね」


酷いな

何気に傷つく


「それじゃあ私こっちだから、また明日ね」


「気をつけろよ」


それだけ言い家に帰る


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