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呪術師は勇者になれない  作者: 菱影代理
第6章:食人鬼
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第61話 先客

「――ここの洞窟、随分、長いわね」

 委員長が、どこかうんざりしたような口調で言う。

 ダブルカマキリとの勝負を終えてから、僕らは虫の洞窟と石壁のダンジョン、両方を行ったり来たりしながら進み続けている。洞窟での戦いもかなり慣れてきたけれど……今、僕らが進んでいる洞窟は、委員長の言う通り、これまでにないほど長い。

「これ、もしかしたらボスが来るかもしれない」

「そうね……大きな蜘蛛、『ルーク・スパイダー』だったかしら」

 何故かチェスの駒の名前を冠している、洞窟の虫モンスターシリーズ。蟻は『ポーン・アント』、カマキリは『ナイト』、そして、蜘蛛の魔物は『ルーク』であると、魔法陣情報ですでにお知らせされている。まだ『ビショップ』『クイーン』『キング』のモンスターがいるのは確定だけど……できれば、全部相手にはしたくない。情報もないし、このダンジョンには生息していないことを願う。

「――うわっ、蜘蛛の巣だ! 涼子ちゃん、これ絶対、蜘蛛いるよーっ!」

 先行していた夏川さんが、嫌な予感の的中を教えてくれる。覚悟を決めて夏川さんに追いつくと、そこには、確かに巨大な蜘蛛の巣が見えた。

 如何にもボス部屋に相応しい、広大な空間。蟻が掘った地下空間であることに変わりはないのだろうが、吹き抜けになっているように、天井が見えないくらい高い。飛び交う光妖精の輝きだけでは、とても全体を照らし出せないほど、広さと高さがあるようだ。

 そんな巨大な縦穴に、大きな蜘蛛の巣が何重にもなって張ってあるのが見えた。まず間違いなく、巣の大きさに見合った馬鹿でかい蜘蛛が潜んでいることは明白だ。

「委員長」

「分かってるわ、桃川君。みんな、『ルーク・スパイダー』がボスだった場合の作戦は、前に話した通りよ」

 といっても、あまり大袈裟なモノではないけど。

 有効そうなのは、粘着力の強いだろう蜘蛛の糸を切り裂ける、炎の武器。剣崎さんと夏川さんは、それぞれ『レッドサーベル』と『レッドナイフ』を持っているから、対処はできるだろう。メイちゃんだけ火属性武器はないけど、蒼真桜の『光の守り手ホーリーエンチャント』があれば、十分に代用できる。

 城、戦車を表すルークの名を持つ以上、蜘蛛はナイトのカマキリよりも大型の魔物だと予想される。カマキリの時点で、魔法の矢は致命傷にならなかった。さらに分厚い外殻を誇るだろう蜘蛛に、あまり攻撃魔法の威力は頼れない。

 基本的には三人の前衛を総動員で蜘蛛を叩き、中衛はとにかく前衛を守り、アシストすることに集中する、というのが作戦だ。取り巻きのように蟻が現れれば、ある程度までは後衛組みは自分達だけで凌ぎ、前衛の手を煩わせないようにする。

 蜘蛛が予想以上に固く、増援でカマキリまで出現するようなら、即時撤退だ。

「それじゃあ、みんな、行くわよ。桜、お願い」

「はい――『光妖精ルクスエレメンタル召喚』」

 蒼真桜はこれまで灯りにつかっていたものよりも、さらに煌々と激しい光を放つ光妖精を照明弾のように縦穴へと放つ。

 かなりの範囲をバスケットボールサイズの大きな光球と化した光妖精が照らし出し、ひとまず地面には何もいないことを確認してから、僕らは意を決して縦穴へ突入した。

「蜘蛛はきっと、巣が張ってある上から来るわよ、気を付けて――」

 と、委員長が注意を呼びかけたその時だ。

 ドズンっ! と重苦しい衝撃音が響きわたる。

「うわっ、いきなり降ってきたっ!?」

 それは、一発でコイツこそ『ルーク・スパイダー』なのだと理解できる、巨大な蜘蛛の魔物であった。灰色がかった外殻は鎧熊のように刺々しい。八本の足と大きな腹には、真っ赤な毛が生えていて、毒々しいカラーリングだ。実際、あの毛そのものに麻痺毒とか仕込まれていそう。

 人間など頭から丸飲みにできそうなほどに大きく、凶悪なアギトを備え、不気味な赤い八つ目が僕らを射抜き――って、何だコイツ、目に輝きがない。

 虫の眼なんてそんなもんだろうけど、ポーン・アントもナイト・マンティスも、目はギラギラと輝いていた。暗闇でもはっきり光って見えるほどに。でも、コイツにはそれがない。

「……死んでるのか」

 落ち着いてみれば、それは一目瞭然だった。ルーク・スパイダーはぐったりと八本の足を投げ出し、完全に体が地面についてしまっている。足先も顎も、ピクリとも動かない。

 コイツは僕らを捕食するために、上から飛び出して来たんじゃないのか。どうして死んでるんだ。

 いや、誰が殺したんだ?

「――ぶふぅー、なんだぁ、眩しいぞオイ」

 声が聞こえた。蜘蛛が発する威嚇音などではなく、間違いなく、日本語の男の声。というか、僕にはその声に聞き覚えがあった。

「ま、まさか……横道君」

「ぶふっ、何だよ、とうとうクラスメイトのご登場ってかぁ!」

 モゾモゾと蜘蛛の背中の上で人影が蠢いた。ソレは勢いよく飛び出し、そのまま僕らの目の前で重い音を立てて降り立った。

 その男は、紛れもなく横道一であった。

「ひっ!?」

 と、生理的嫌悪感を覚えたような悲鳴を上げたのは、僕の後ろに立つ小鳥遊さん。でも、きっと気弱な彼女でなくても、蒼真桜や委員長も、似たような反応だろう。

 二年七組で『キモ豚』と仇名されて忌み嫌われる……無論、僕も揉めた経験があるから嫌いだ、その、誰もが避けるキモオタ系問題児、横道一が現れた。それだけで、女子なら悲鳴を上げるには十分だ。

 まして、今のコイツの格好は、僕と同じ学ランこそ着込んでいるものの、お前絶対、石鹸の実で一度も洗濯してねーだろと突っ込まざるを得ないほどに、汚らしい。相当量の返り血を浴びながら、ずっとそのままだったのだろう。

 つーか、臭い。

「お、おっ、うぉおおおおおおおおおおおっ!? マジかよ、凄ぇ! 蒼真桜に、剣崎、委員長……おいおい、我らが七組の美少女勢ぞろいじゃねぇかっ!」

 何がおかしいのか、横道は下品な笑い声を盛大にあげる。指を差して、ゲラゲラ笑ってる。

 怖い。

 素直に、そう思った。誰も、何も、言えない。リーダーの委員長だって、馬鹿笑いの横道を前に凍りついた表情だし、僕だってサブリーダーとして何かしらのアクションができないくらい、体が硬直してしまっている。

 こんなことなら、そのままルーク・スパイダーと一戦交えた方が、まだ精神的に楽だった。

 全く予想していなかった異常事態を前に、僕らはただ、固まることしかできないでいた。

「凄ぇ、マジ凄ぇよコレ、運命だろ! ぶふふっ、ロリ巨乳の小鳥遊小鳥にぃ、元気っ子の夏川美波――って、ちょっ、おい、その女は誰だよ!? 胸デカっ! 爆乳ってレベルじゃねぇぞぉ!?」

 いつかのように、僕を盾にして震える小鳥遊さんを、今度こそ責められない。夏川さんも、明らかにブルブル震えているのが分かる。

 けれど、まざまざと不躾な横道の視線を一心に受けながらも、静かにハルバードを構えたメイちゃんは、あまりに男前だった。

 臨戦態勢に入ったメイちゃんの背中を見て、僕も少しだけ落ち着きを取り戻す。

 そうだ、相手はあの横道一だが……それでも、同じクラスメイトだ。いきなり殺し合いをするよりかは、まずは話をするべきだろう。

 硬直するメンバーをそのままに、僕はみんなの前に出た。

「あ、あの、横道君、もしかして、一人でこの蜘蛛を倒したの?」

「ああっ!? テメぇは桃川かよ、にわかオタの桃川! かぁーっ、男はいらねーだろ、常識的に考えて。マジで男の娘枠とかそういうの俺いらないから!」

 くそっ、コイツが何を言っているのか大体分かってしまう自分が腹立たしい。

「横道君、ちょっと、落ち着いて、話がしたいんだけど」

「話ぃ? お前らさぁ、普段は俺のことシカトしといてよぉ、こーいう時だけ話したいだなんて、それはちょっとムシが良すぎるんじゃねーのかファッキン!」

 クラスから総シカト状態なのは自業自得だろ、とは言えない。

「でも、今は本当に非常事態なワケだし、みんなで協力して――」

「ぶははっ! 非常事態の大ピンチなのは、桃川、お前がただのモブキャラだからだろ」

「……確かに、僕は大した力を授かってはいないけど、命の危険があるのはみんな同じだよ」

「あるわけねーだろ! 俺は主人公だ! 主人公になったんだよぉ、人生リアルとかいうクソゲーを辞めて、この異世界で奴隷ハーレム作ってチート能力で無双する最強成り上がりテンプレファンタジーモノみたいな主人公になぁ、俺は、ついになったんだぞぉ!」

 二度目だが、コイツの言ってることが何となく分かって悔しい。

 他のメンバーは道のど真ん中で奇声をあげる手遅れな薬物中毒者を見るような目で、絶叫する横道を見ていた。

 落ち着け。支離滅裂で意味不明な内容を叫んでいるとしか思えない横道の話を解読できるのは、この場では同じオタ知識を持つ僕だけだ。頑張って翻訳して、もう少し、会話を続ける、もとい、ヤツの情報を集めなければ。

「えーっと、横道君は、そんなに強い天職の力を授かった、ってこと?」

 まさか、ただ異世界に放り出されただけでチート能力を授かった難易度ベリーイージーな異世界英雄譚ができる、と思うほどおめでたい思考はしていないだろう。横道のこの異様なまでの強気とハイテンションは、満足のいく力を本当に手に入れたからに他ならない。

 まぁ、僕だってメイちゃん並みの戦闘能力が最初っから手に入って鎧熊をパイルバンカーのワンパンKOできていたら、確実に「異世界チート始まった!」と思うだろう。

「ぶふっ、ぶふふふっ! 桃川ぁ、それ聞いちゃう? お前、それ聞いちゃうのぉーっ!?」

 やけに嬉しそうに身をよじる横道。薄汚れたキモオタのデブがクネクネする様は、男の僕でも生理的嫌悪感を覚えずにはいられないほどキモい。洞窟の虫たちが聖なる生き物に見えるレベルだよ。

「なぁ、桃川、お前さぁ『最強』って、何だと思う?」

 どこか悟ったような表情で、横道が聞いてくる。

「最強の力、ってこと? それなら……軽く宇宙を創造したり破壊したりできる、神様、みたいなヤツのことかな」

「お、いいな、中々いいじゃん。神様かぁ、そういうのもアリだよなぁ」

 うんうん、と頷きながら、勝手に何かを納得している。

「でもさぁ、お前、宇宙創造とか、ぶふっ、幾らなんでも高望みだろソレぇ。いきなり神様チートはねーよ」

「うん、天職の力じゃ、そういうのはどんなに極めても無理だと思うよ」

「まっ、無理だよな、お前らモブの雑魚どもじゃ。でも、俺は……ぶふふっ、できるかもしれねーんだな、これが」

 いや、無理だろ、どう考えても。

「俺はさぁ、最強ってのは『可能性』だと思うんだよ」

「可能性? 何でもできるってこと?」

「そうだよ! いわゆる一つの成長チートってやつ? できないことが、できるようになる。俺ができないことは、できるヤツから奪えばいい――」

 ニヤリ、と己のコレクションを自慢でもするかのような、いやらしい笑みが横道のキモメンいっぱいに浮かんだ。

「まさかっ!」

「『スキルイーター』とでも呼んでくれよ。俺は、食った奴の能力スキルを奪えるんだよ――こんな風になぁ!」

 横道がデカい口を開いた、と思った次の瞬間、白いモノがブワっと勢いよくぶっ放される。

「ぶわっ、こ、これっ……ルーク・スパイダーの蜘蛛糸!?」

 大量の蜘蛛の糸が束となって、僕の体を拘束していた。槍を持った手と、両足、それと腹のあたりにグルグルと白い粘着性の糸がまとわりついている。

「コイツの肉、淡泊な味だけど結構、美味かったぜい。糸もいい感じだし、アタリだったなぁ、この蜘蛛は」

「小太郎くん!」

「待って、メイちゃん!」

 蜘蛛糸に巻かれた僕を指差して、ゲラゲラと笑い声を上げる横道へ、怒り心頭でハルバードを叩き込もうと動き始めたメイちゃんを制止。

 まだだ。まだ、戦いを避けられるかもしれない。戦いたくない。

 クラスメイト、だからではない。コイツが、他人のスキルを奪う能力者だからだ。

「す、凄い能力だね、横道君」

「だろぉ?」

 動きを封じた僕に、背負った大剣と思しき武器を抜いて斬りかかってこなかったところを見て、横道的にはこの程度、軽い冗談か、自分の力を示すデモンストレーションのようなものだったのだろう。

 まぁ、普通だったら、こんなキモい野郎から気持ち悪い糸を吐きかけられた時点で、敵意ありとみなされるだろうけど。

「良かったら、その凄い力でみんなを守ってもらえると助かるんだけど」

「ぶへへっ、おう、守る、守ってやるよぉ、だって俺、主人公だし?」

 敵意はない、と見ていいのだろうか。

 思うに、横道一はラノベ的な主人公、みんなに、特に可愛い女の子に言い寄られてはチヤホヤされる立場というものに、強烈な憧れを抱いているように思える。現実と空想の区別がつかない馬鹿だろ、と思うかもしれないが、この男は僕と同じ二年七組の一員。故に、毎日見ているのだ。

 そう、あの蒼真悠斗という完璧な存在を。

 身の程を弁えている僕だって、たまに羨んでしまうくらいだ。横道は樋口とはまた違った意味で、我が強い。クラスでシカトされて明らかに疎まれていると理解はしていても、常に上から目線で、他者を見下す。僕のことを何かにつけて「にわかオタ」と呼んで馬鹿にしようとするのは、そのスタンスの現れだ。

 ともかく、他人にとっては恐ろしく不愉快な人物だが、ここで味方になってくれるというのなら、それも悪い選択ではないはず。いや、こういうヤツに敵対されてネチネチと付け狙われるより、多少の我慢をしながら味方でいてもらったほうが、マシなはずだ。

「それなら、良かった。僕らは天送門だけじゃなくて、みんなで脱出できる方法も探ってるんだ。協力してくれるクラスメイトは、一人でも多い方が良い」

「うーん、そうだなぁ、正直、他の男とかいらねぇんだけどなぁ……でも、俺の最強ハーレムを見せ付けてやるのもいいかもな! とりあえず桃川、お前はエロゲでいう友人枠として置いといてやってもいいぞ」

「そりゃどうも」

「あと、樋口は殺す」

「それは喜んで、僕も協力させてもらう」

「お、いいじゃん、話が分かるな、桃川」

 好感触、といっていいのか。横道一を、ひとまずは引き込めそうな気がする。

 ただ、問題はただでさえ女子に蛇蝎の如く嫌われている上に、スキルイーターという夢の力を得てハイになってる横道が、自分の欲望だだ漏れな下品発言をこの短い間に何連発もかましていることだろう。僕だってこんな男、仲間になんてしたくはない。

 したくないが、背に腹は代えられない。コイツがどれだけのスキルを喰らってきたか分からない。いや、すでに単独でルーク・スパイダーを倒して捕食していたのだから、もしかすれば、一人で僕ら全員分に匹敵する戦闘能力を獲得してしまっているかもしれない。

 だとすれば、敵対は正に自殺行為。殺し合いをするというなら、せめて、蒼真悠斗と天道龍一の二人が揃ってからにして欲しい。この二人がいれば、まず間違いなく、治安は保たれるはずだから。

「それじゃあ、ひとまず僕らに協力してくれるってことで、いいのかな?」

「おいおい、俺の力で守って欲しいって頼むのはお前らの方だろぉ? なら、みんなちゃーんと頭を下げて、お願いして欲しいもんだなぁ」

 チラリ、と後ろ振り返って、まずはリーダーの委員長にお伺いをたてる。

 固唾を飲んで僕と横道の交渉を見守っていた委員長は、どことなく青ざめた顔をしているが……それでも、やはり状況は正確に理解してくれているようで、渋々ながらも、僕に頷いて見せた。

 一方の蒼真桜は、おぞましいモノを見るような目で横道を睨んでいる。警戒心MAXだ。まぁ、それは女性としては当然の反応だろうし、メイちゃんや剣崎さんも同じようなものだ。あきらかに怯えた表情の夏川さんが、何とも女の子らしくて一番可愛らしく見える。

 そういえば、一番ビビっていそうな小鳥遊さんはといえば――

「い、嫌! イヤぁああああああああああああああっ!」

 僕が小鳥遊さんを見た瞬間、彼女は涙を浮かべて、そう叫んだ。

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― 新着の感想 ―
>「俺はさぁ、最強ってのは『可能性』だと思うんだよ」 こんな重要なキーワードを、連載のこの序盤で、しかも横道の口から言わせているというのが、作者様のとてつもない構成力、筆力の一端を表していると思いま…
つまみ感覚で食われそうで同行するのもそれはそれで怖い。
[良い点] 小太郎に偏見を持っているハーレム勢とって、横道一が良い反面教師だと思いました。 [一言] ハーレム勢が、気弱で話の通じる小太郎を散々貶していたことに対して、本当にヤバい奴にあたる横道一には…
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