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呪術師は勇者になれない  作者: 菱影代理
第20章:外の世界へ
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第356話 妖精の森(3)

 花々が咲き誇る、妖精達の遊ぶ美しい泉の畔で、

「忘れなさい! 忘れなさいっ! 忘れろっ!!」

 少女の怒声が木霊する。

 彼女の名前は蒼真桜ちゃん。我らが白嶺学園の誇る、品行方正、文武両道、誰もが憧れる理想の美少女である。そんな肩書も、僕にとっては今は昔。

 桜ちゃんはそのお美しいお顔を狂気に歪めて、僕へと掴みかかって来ているのであった。

「もう、分かった分かった、さっきのは見なかったことにしておいてあげるから」

「違うと言ってるでしょう! 私は仕方なく、本当に仕方なく、貴方なんぞを救助してあげたというのにぃい!?」

「だからそれも分かったって————僕のこと助けてくれて、ありがとね」

「うううぅ……わぁああああああああああああ!」

 右と左、交互に一発ずつ思いきりビンタを僕へと叩き込んでから、桜ちゃんはショックのあまり泣き出してしまった。

 ねぇ、なんで僕ビンタされてんの? 素直に感謝の気持ちを言葉にして伝えたよねぇ?

「まったく、ちょっと弄っただけでとんでもない目にあったよ」

 ヒリヒリする頬をレムがスリスリしてくれる中で、僕は思わずそうぼやいてしまう。

 情緒不安定で大泣きする桜ちゃんを落ち着くまで待っている時間は完全に無駄なので、その間に荷物と装備の整理をしておいた。

 勿論、偵察用レム鳥部隊も再編制し、この妖精の森へと放っている。

 各自に持たせたテントウレムのお陰で、どの方角にみんながいるかは分かっている。そちらの方にも、レム鳥を向かわせて案内役をしてもらう。

「それにしても、やっぱり古代技術様様だよね————おーい、桜ちゃん、まさかと思うけど、ポーチなくしたりしてないよね?」

「……ちゃんとありますよ」

 涙の跡が残る赤い目で、渋々と言ったように桜ちゃんが返事をくれる。

「薙刀は?」

「そこにあるでしょう。よく見なさい」

 確かに、指さした方向には僕が丹精込めて作り上げた桜ちゃん専用武器である『桜花繚乱』が地面に突き刺さっていた。

 なるほど、あそこに刺した直後に、泉で土座衛門していた僕を助けに飛び込んだといったところか。ありがとね、桜ちゃん。僕を殺さないでくれて。

「それじゃあ、装備も物資も大丈夫だね」

 言いながら、僕は自分の学生鞄を背負い直した。


『学生鞄』:教室からダンジョンへ落とされた時から持っていた、白嶺学園指定の学生鞄。道中ずっと愛用し続けてきたが、古代の遺物で溢れる隠し砦に至って、ついに改良を施すことに成功。杏子が発見した空間魔法技術によって、鞄内の容量は大幅に拡張されている。装備やアイテム、物資は勿論、僕の鞄は内部に宝箱も仕込んであり、薬品関係などの保存性も高めてある。お陰様で、こうして分断されても、各自に与えた空間魔法付きの拡張鞄によって、物資面での心配をする必要はなくなった。


 拡張鞄によって、特に供物などで何かと物資を消費する僕みたいなタイプは、非常に助かっている。欲を言えば、小鳥遊が使っていた『拡張空間』という空間魔法そのものが欲しかったけど。自分自身の魔法になれば、破損や紛失といった心配をせずに済む。

 流石にお手軽にスキルを習得できるような機能やら設備やらまでは、見当たらなかった。リベルタも、当時の古代人がみんなスキルを扱えるワケではなかったと言っているし、やはり魔法や武技などは限られた者にしか使えないのだろう。

 ともかく、鞄のお陰で再び召喚術で護衛の捨て駒部隊も結成できた。偵察部隊も放って、すでに周辺の情報をレムへと届けてくれている。

「さて、そろそろ出発するとしよう」

「どこへ向かうのですか」

「まずは一番近くにいる仲間の元へ向かうよ。合流が最優先だね」

「まぁ、道理ですね」

 したり顔で頷く桜ちゃんである。さっきまでの失態と痴態はなかったかのような堂々とした振舞いだ。流石に今はこれ以上、突っつくのはやめておこう。

「————しかし、桃川と二人きりとは、何とも不安になりますね」

「全くだよ、桜ちゃんと二人きりだと不安でしょうがない」

 僕と桜ちゃん、二人連れだって森の中を走りながら、そんなやり取りを交わす。

 勿論、走るといっても自分の足ではなく、騎乗しての話である。僕、マラソンとか大嫌いだしね。長距離を走らされるなんて冗談じゃないよ。

 僕が乗っているのは真っ赤な愛車であるアルファ。そして桜ちゃんが跨るのは、安物量産品のラプター、ではない。

 力強く駆けるしなやかな四肢。地を叩く蹄が軽快な音を立てて、木漏れ日の森を華麗に疾走して行く。

 四足歩行の騎乗モンスターは、これまでジャージャとロイロプスだけだったけれど、コイツはそのどちらでもない。

 その姿は端的に言えば馬。否、額に生える見事な一本角からして、ユニコーンと呼ぶべきだろう。


『ニセコーン』:桜ちゃん専用騎乗モンスター。石像のように無機質な灰白色の体に、真っ白いタテガミのサラブレッド体型の馬体。ドリル状の一本角は淡い青に輝き、目は燃えるように赤く光る。ベースは鹿型食肉獣ジャージャだが、桜ちゃんの度重なる要望ワガママに一級屍人形造形師である僕が応えた結果、この立派なユニコーンの姿となって完成された。ユニコーンだけど、特に神秘的な特殊能力などはない。だって元々ただのジャージャだし。ユニコーンと名乗るのもおこがましい、ニセコーンなのだ。


 というワケで、僕のすぐ横には戦乙女もかくやといった実に麗しい姿で、ユニコーンを駆る美少女桜ちゃんがいる。

 艶やかな長い黒髪をなびかせて、颯爽とユニコーンを操る凛々しい横顔を見ていると……なんだろう、こうイライラした気持ちが。人の苦労も知らないで、これが当然みたいなすまし顔で乗り回しやがって。

 実際、桜ちゃんのニセコーンは特別扱いだ。

 念のためにみんなの分の騎乗用モンスターを出せるよう、ラプターの用意だけはしておいたが、これに異を唱えたのが桜ちゃんである。

 曰く、乗馬経験があるので、乗るなら馬が良いとのこと。試しに馬に近い鹿型のジャージャに乗せて見れば、なかなか見事な手綱さばきで操ってみせたので、じゃあこれでいいじゃんと言ったら、もっとちゃんとした馬を寄越せとワガママが始まり————苦労の果てに完成したのがこのニセコーンなのだ。

 でも走行性能と騎乗者の安定性、といった『乗って走る』ことに関しては乗馬経験者である桜ちゃんのアドバイスという名のケチによって、かなりの仕上がりとなっている。モンスタークレーマー級の顧客を相手に、納得させるだけの仕事を果たした僕は、また一つ職人としての腕を上げたような気がする……二度と受けるか、こんなクソ注文。

「桃川、どれくらいで合流できそうなのですか」

「この森、かなりの広さがあるようだから、走っても結構かかりそうだよ」

 偵察に出したレム鳥によって、この妖精の森のおおよその広さは把握できているが、タワーのフロアというより、最早立派なダンジョンのエリアと言っても過言ではない広大さを誇っている。

 メイちゃん含めて他のメンバーは散り散りで、計ったように分散してしまった。ただすでに僕と桜ちゃんのように、合流して二人になれたコンビもいるのが幸いだ。こんな場所で単独行動となっても安心なのは、メイちゃんと天道君だけだし。

「ならば、もう少し飛ばして行きましょう」

「その方がいいね。この先の地形は、やっぱり整地されたように綺麗だから、走りやすくて————」

 と、言いかけた瞬間に、僕は慌てて口を閉じた。

 直後、大きくアルファが躍動————その足元に輝く光弾が炸裂し、土の飛沫を撒き散らした。

「————ちいっ、敵襲だ」

「撃たれたということは、人形兵ですか」

 森の木々に紛れて、ブラスターを携えた魔導人形オートボットが続々と姿を現し始めた。

 レム鳥を飛ばしてはいたものの、やはり森の木々によってかなり視界が遮られる。意図的に身を潜めて動かれれば、森の中なら簡単に見つからずに移動できるだろう。流石に、それくらいの動きは人形でもできるということか。

「うっ、これはちょっとまずいかも……」

 下手なボスモンスターをけしかけられるよりも、銃の威力と射程を誇るブラスターで撃たれる方が、この状況ではよろしくない。

 こちらは騎乗して走っている最中だ。速さに任せて振り切るにしても、それなりに数が揃って撃ちかけて来るボット部隊を相手には、流石に被弾は免れない————

「うわぁっ!?」

 思った傍から、ついにアルファが直撃を喰らう。

 ただのブラスターなら一発二発当たったところで、痛覚の存在しない屍人形は何ともないが、流石に足の肉を抉られるほどのダメージを負えば、走行に支障がでる。

 ヤバい、アルファの体勢が崩れたせいで、乗ってた僕の体が放り出される。

 フワっとした嫌な浮遊感を味わい、僕は慌てて次の瞬間に襲い来るだろう衝撃に備えたが、

「————まったく、手間がかかりますね。しっかりしなさい、桃川」

「おお、桜ちゃん」

 僕の体が宙に投げ出されたその瞬間に、並走して来た桜ちゃんがキャッチしてくれたのだ。

 もしかしてこのままリリースされるのでは、と一抹の疑惑が脳裏を過ったが、そのままニセコーンの鞍まで引き上げてくれた。

「助かったよ、ありがとね」

「呑気に言ってる場合ではないでしょう。ほら、手綱を預けますので、しっかり走らせてください」

「えっ、桜ちゃんはどうすんの?」

「迎撃します————はぁ、こんなことになるのなら、もう少し流鏑馬も修めておけば良かったです」

 などと溜息を吐きながら、桜ちゃんはその場で素早く体を反転させ、後ろ向きに鞍へと跨った。一方の僕は手綱を握って、ちょうど今の桜ちゃんとは背中合わせの状態。

 ああ、なるほど。これはアレか、片方が運転手で、もう片方がガンナーをやる、戦闘車両の体勢か。

 僕が彼女の意図を納得すると同時に、桜ちゃんはちょっと久しぶりに見る『聖女の和弓』を構えていた。

「そのまま真っ直ぐ走らせなさい。この程度の攻撃は私の『聖天結界オラクルフィールド』で全て防げます」

「ひゃっほう、コイツぁ無敵のスター状態だぜぇ!」

「全く、すぐ調子に乗るのですから————『光砲ルクスブラスト』っ!」

 そうして光の結界に守られた無敵状態で、桜ちゃんの一方的な反撃が始まった。




「————エアクッションを使え! エアクッションを使うんだっ!!」

「よ、よし、エアクッションだな……」

 鋭い小太郎の叫びに応じて、リライトはすぐさまポーチを漁って目当てのマジックアイテムを取り出した。

 この緑に輝くビー玉のような『エアクッション』を使えば、どんな高さから落下しても無事に着地できるということは、すでに訓練で証明されている。使い方も魔力をほんの少し流し込むだけの簡単仕様。

 すでに半分以上も床が消えかかり、底の見えない奈落が覗いているが、伊達にリライトもピンチの数々を乗り越えてきてはいない。至って冷静に、落ちた後の準備と心構えができたところで、

「————ああっ!?」

 手が滑ったのか、足が滑ったのか、どちらの理由かは些細なこと。

 エアクッションを落とした。

 単純にして致命的なミスをリライトはこの瞬間に冒してしまった。

「あ、あっ……あぁあああああああああああああああ!」

 本気で焦った叫びを上げながら、落ちた拍子に床を転がりゆくエアクッションを追いかけようとした矢先に、すでに消失した床からエアクッションは落下していった。

「お、落とすかぁ!? このタインミングで落とすか普通よぉ!!」

 涙目で叫びながら両手をあわあわさせるが、すでにエアクッションは奈落の底へと落ちてとっくに見失ってしまった。慌てて飛び降りて、回収できる可能性は万に一つも見えなかった。

「どうすんだよコレぇ!?」

 縋るような目で小太郎の方を見やれば、そこにはすでに、頼れる小さな姿はなかった。

 覚悟を決めた表情で、すでに虚空へと身を躍らせている小太郎を見れば、とても助けてくれなどと声をかけられないし、流石の呪術師も仲間のアホな不始末の尻ぬぐいができるとも思えなかった。

「ちっ、ちくしょぉおおおおおおおおおおおおおお!」

 そうして、誰に助けを求めることもできないまま、リライトはいよいよ足元の床が消え去り、宙へと生身一つで放り出された。

 自分は『精霊術士』。小太郎が言うところの純粋な魔術師クラスであり、なんら身体能力のボーナスなど得られない。これで超人的な体力を獲得できる前衛職であれば、最悪生身で地面に叩きつけられても、無事でいられる可能性は十分にある。

 だが自分にはその可能性は全くない。今もバスケ部仕込みの筋トレを欠かさず頑張っているが、それだけで何百メートルあるか分からん自然落下に耐えられる筋肉が得られているとは欠片も思わなかった。

「やるしか……やるしかねぇ……頼むぞ風の精霊!」

 やはり、最後に頼れるのは精霊の力のみ。

 エアクッションは当たり前だが風属性のマジックアイテムだ。練習で実際に使ったことがあるので、どのような感じで風圧を発生させていたか、おおよその感覚も覚えている。

 ぶっつけ本番。死なない程度に落下速度を減少させることさえ出来ればいい。そう覚悟を決めて、風の精霊の力が宿る魔法武器『烈風カマキリ丸』の柄に手をかけた、その時であった。

「キュェエエエエエエエエエエエエエエエエエ!」

 甲高い鳴き声を響かせて、リライトの頭上から小さな影が迫る。

 そこには、小さいながらも翼を目いっぱいに広げて滑空する、青いドラゴンの姿があった。

「アオイッ!」

 まだまだ小さく幼い、一人で獲物を狩ることもままならない幼竜アオイ。しかしどんなに小さくとも、我こそは天空の覇者たる飛竜と言わんばかりの鋭い急降下でリライトに追いつき、両脚を伸ばし制服の襟首をガッシリと爪を立てて掴んだ。

「キュエッ! キョワァアアアアアアアアアアアアッ!!」

 そうして、今にも千切れそうなほどに、その両翼を必死になって羽ばたかせた。

 儚い抵抗だ。けれど、それでも確かに、リライトにかかっていた重力加速度が緩まる。

「やめろアオイ、無茶すんじゃねぇ! 今のお前に、俺を持ちあげるだけの力はねぇって!」

「キョォオアアアアアアアアッ!!」

 リライトの叫びに反抗するように、アオイは吠える。

 人と竜。たとえ言葉は通じなくとも、その思いが痛いほどに伝わる。

 アオイは今、この自分を、こんな自分を助けるために、無茶を承知で頑張っているのだ。

「ダメなご主人様ですまねぇ……けど、一緒にやるだけやってやるぜっ!」

 そうして僅かながら落下速度が鈍る中で、今度こそリライトは風の剣の柄を握った。




「————痛ってぇ!」

 ドン、と尻から地面に打った衝撃で、リライトはしばし情けないうめき声を上げていた。

「キョワッ、クエェー」

 うんうんと痛みに悶えるご主人様の頭上で、アオイが飛び回っている。

 すでにリライトという限界重量を抱えて飛んだ苦しさは喉元過ぎたようで、元気にパタパタと羽ばたく。

「マジで助かったぜ、ありがとなアオイ」

「キョワァーッ!」

 アオイと風の精霊の頑張りによって、命綱のマジックアイテムを落とす、という大失態をどうにかフォローできたリライトである。

「あっ、そういえばベニヲとコユキはっ!?」

「ナァーン」

「ワォオーン!」

 呑気な子猫の鳴き声が、すぐ傍の樹上から。犬の鳴き声が茂みの向こうから響いてくる。

 どうやら、高いところから落っこちてあたふたしていたのは、脆弱な人間のご主人様だけだったようだ。

「良かった、みんな無事だな」

 しかしながら、クラスメイトとははぐれてしまったことに、すぐにリライトも気づく。

「落とされたら、また森の中かよ」

 この異世界へやって来た時とまるで同じ状況だ。

 もっとも、今回はどこぞへ飛ばされたワケではなく、ただ上から落ちて来ただけのことであるが。そして何より、頼れる仲間が今の自分にはいる。


 ギギギギ……ギチギチギチ……


 と、その瞬間に怖気を掻き立てる不吉な音が響く。

 どこか無機質な音は鳴き声なのか。あるいは、硬質な物がすり合う音か。

 キシキシ、ギシギシ、と音を立てながら大きな影が、茂みを踏みつぶし、木々を押し退ける様にしてリライトの前へと姿を現す。

 それは、巨大なサソリ。

「も、もしかしてコイツ……」

 黒々とした金属質な甲殻に、毒々しい紫色の文様が走る。しなる長い尾の先にあるのは、鮮血に濡れたような大きく鋭い真紅の毒針。威嚇するように、巨大な両の鋏をガキンと嚙み合わせながら、リライトへとにじり寄る。

「デスストーカーってヤツか!?」

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― 新着の感想 ―
ニセコーン()、桜ちゃん単なる白馬じゃダメだったんですか? こうどつき漫才が面白いとヒロインかよと錯覚してしまうから困る。
[良い点] いや1行目と2行目でもう笑うしかないw 良いコンビ過ぎて、悠斗が委員長並みに脳破壊されそう…w [気になる点] 薙刀にニセコーンと無茶振りが多いのは、割と真っ当な気はしますね。 命を預ける…
[一言]  『ニセコーン』!!?――ちょっと笑った。
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